書道家Syuunの忘れ物

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北朝鮮融和・米国に対する唯一の対応策は何か

2008-06-27 11:52:34 | 日記

今回の北朝鮮のテロ支援国家指定解除は、米国のブッシュ政権があと半年を残し、極東政策に幕引きをすると言うこと。
要するに、成果を残すというのはブッシュ政権にとって必要だと言うことだろう。そして、そのスタッフは、その成果・結果をもって実績とする。
早い話、おんぶにだっこの日本はお荷物だと言うことだ。しかし、実際のところ米国は日本ら金融の方面で依存しいてるのを全く忘れたようだ。
この点、日本の役人はセクショナリズムだから非常に都合がよいと言うところだ。だから「江戸・長崎論」が外交で通用しない。
さて、北朝鮮が完全に核放棄しないしないと言うことは、日本は核武装の必要を迫られると言うことに等しい。
もし、ここで日本は核武装して北朝鮮に対抗すると発表したら、中国は慌てて北朝鮮に圧力を掛けるはずだ。
中国にとって、近隣に核武装をした強力な軍隊を持つ経済大国が出現するなど「悪夢」に違いない。
一方、日本は米国の「核の傘」から外れると言うことで、日本の駐留米軍など必要なくなる。
今の若い世代から考えて、なぜ日本の各地に米軍基地が、そして首都に近い場所に治外法権の米軍基地があるのか不思議ではないか。
これは、「核の傘」という欺瞞と膨大な駐留費を払って事実上役に立たない疑似傭兵の米軍食わせているにすぎない。
「核の傘」が必要なくなれば、駐留米軍は必要なくなり米軍はそれを維持することは不可能になる。

将来的には必ず必要になることなのではないか。
現状「核」を持つというのは現実的ではないが、核の検討をすると言う発言だけで影響力がある。
政治、特に外交では、ハッタリや脅しが有効で、単に融和を述べているのは間違いであることは歴史が証明している。
それは、ナチスドイツが他国を侵攻しているとき、英国が融和策をとって2次大戦をまねいてしまった例がある。

同じく、湾岸戦争で米国の代表部の女史がHusseinにKuwait(クゥエート)に侵攻しても米国は無視するという言質を与えてしまい戦争を招いたと言われる。
(その女史は、CIAに嵌められたと主張するが、無視されて政治から葬り去られた。Pearl Harborの責任をとせされた将軍のように)
朝日新聞は、6月27日の社説で「日本の安全のために、何としても北朝鮮に核を放棄させる。その過程で、拉致というむごい犯罪に解決の道を開く。この原点を見失わずに、前に進むことだ。 」と結論づけている。
これが絵に描いた餅であることは、国民はわかりきっているのだが、そうとでも言わない限り「核」が出で来る。
朝日論調では、手詰まりなのは既にわかりきったことだ。

北朝鮮が「核」という金のなる木を放棄しないのは、韓国、日本から無限に金が取れると思っているからだ。
米国がもし本気ならあのLibyaのQaddafi大佐の様にピンポイントで爆撃をする。
Qaddafiは、爆死確実にあと1日と迫ったとき核の放棄をした。
そして、北朝鮮の「上手いやり方」を見て、ああすれば良かったと、後悔したという。

それにしても、テロ支援国家解除のガンであった「よど号」乗っ取り犯人の引渡を模索し、不思議なことにそれを日本側が米国に言い出すというのは、日本側への「裏工作」を感じさせる。

日本に早くスパイ防止法を設置すべきだろう。
人権擁護法案に熱心な人達は、必ず反対すると思うのは、こういう人達に対する攻撃だからだ。