研究室での月例コンパでのこと。大学院生のXさんが、昨年の学会発表で仙台を訪れたときのことを話してくれました。仙台へ行って初めて、「さとうむねゆき」の『青葉城恋歌』が仙台を舞台にした歌であることを知ったと言うのです。若いのに、古い歌を知っていますね、Xさん。さらにビックリなのは、トワ?エ?モアの『或る日突然』も知ってるんですって。オヨヨ。
低温研事務室でのこと。私と同年代の事務のAさん、溜め息まじりに、「ああ、もう4時半か、はやいなあ」と。すかさず、私が、「人生もそうやってはやく過ぎるらしいですよ」と。Aさんの溜め息がより一層深くなってしまいました。
ちょっとまずいと思い、すかさず、話題を変えて、「Aさん、サッポロオリンピックの『虹と雪のバラード』って知ってる?」
「知ってますよ!トワ?エ?モアでしょ。一般常識ですよ」とAさん。この一言で、年度末の張りつめた事務室が一瞬にして和みました。
サッポロに生まれ育った人にとって、『虹と雪のバラード』は一般常識なんですね。
しかし、Aさんの向かいに座っている、ずっとずっと若いBさんは、怪訝な顔して、「『虹と雪のバラード』なんて、知らなーい!」と。オヨヨ。
今日の結論。『虹と雪のバラード』は、ある年代以上の北海道人にとっては一般常識だが、若い世代の北海道人たちにとっては『水曜どうでしょう』が一般常識と言うこと。
世代のギャップ、どうしたら埋まるのでしょうか?
と、ここまで書いて、自分のアホさ加減に飽きれてしまいました。たくさんの仕事をこなせるほど器用ではないので、これ以上の仕事が来ないことを祈っています。
あと2週間で3月も終わります。皆さん、何とか、この月、乗り切りましょうね。