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常に人気を誇っている漬物☆

2015年06月22日 08時03分07秒 | 漬物あれこれ
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

6月22日(月)の山形県酒田市は、曇りの天気となっています。

今日は、24節気のひとつ「夏至」、日中が一年で一番長い日です。

今日は、現在、曇っていますが、日中は晴れ間も見れそうです。

降水確率は終日20%で、大気が不安定な状態は続いているようです。

漬物の定番で、常に人気を誇っている漬物があります。

それは、「福神漬」です。

普段漬物を食べないという人も、なぜかカレーライスの時は、「福神漬」を添えて食べると思います。

この「福神漬」の由来をご存知でしょうか?

「福神漬」の由来には、2説あります。

1つは、出羽国雄勝郡八幡村(現秋田県湯沢市)出身の了翁道覚が、上野の寛永寺に勧学寮を建立した際に、寮生に食事として出した漬物で、大根・茄子・胡瓜などの野菜の切れ端を干して刻んだ漬物を、輪王寺宮がこれを美味として「福神漬」と名付けたとされる説です。

もう1つは、明治の初め、上野の漬物屋酒悦の第15代野田清右衛門が、大根、茄子、蕪、うり、しそ、蓮根、刀豆(なたまめ)の7種類の野菜を使い作った漬物で、7種類の具材を使ったことと、これさえあればご飯が食べられ食費を抑えられることから、家に7福神がやって来た幸福感が味わえると、作家の梅亭金鵞が「福神漬」と名付けたとされる説です。

漬物の梨屋には、この「福神漬」をベースにして作った「福味漬」という漬物がございます。


漬物の梨屋「福味漬」



カレーライスに添えるだけでなく、おにぎりの具としても、炊き込みご飯にしても美味しくお召し上がり頂ける、まさに万能の漬物です。

一度、皆様にもお召し上がり頂きたい漬物のひとつです。



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