おはようございます。
山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。
5月29日(火)の山形県酒田市は曇りの天気、気温も平年並みでしょうか。
ここ数年、発酵食品がブームとなっています。
今年は、塩糀がブームとなり、一時店頭から塩糀が消えた時期もありました。
これには理由があります。
糀を作るのには、注文を受けてから4日程時間が必要だからです。
こういったブームは、テレビ報道などが火付け役になることが多く、報道を目にした消費者は、すぐさまスーパーに駆け付けて購入して行きます。
その時点でスーパーが発注しても、当然間に合わないのです。
また、その後の発注も無くなると発注の繰り返しで、なかなか棚に塩糀が並んでいるのを見ることがありませんでした。
塩糀ならまだ4日間で何とかなるのですが、酒粕の場合はそうはいきません。
酒粕は、日本酒を製造する際の副産物です。
日本酒の国内消費は年々落ちているにもかかわらず、発酵食品ブームで酒粕の需要は増しています。
日本酒が作られるのは、寒造りといって寒い冬の間だけです。
需給のバランスが大きく崩れれば、次の造りが始まるまで酒粕が店頭から長期間消えることも考えられます。
テレビを含めたマスコミの皆様には、こういったことも考慮に入れつつ情報提供をして頂きたいものだなと思っています。
漬物王国 山形 漬物の梨屋ホームページ
山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。
5月29日(火)の山形県酒田市は曇りの天気、気温も平年並みでしょうか。
ここ数年、発酵食品がブームとなっています。
今年は、塩糀がブームとなり、一時店頭から塩糀が消えた時期もありました。
これには理由があります。
糀を作るのには、注文を受けてから4日程時間が必要だからです。
こういったブームは、テレビ報道などが火付け役になることが多く、報道を目にした消費者は、すぐさまスーパーに駆け付けて購入して行きます。
その時点でスーパーが発注しても、当然間に合わないのです。
また、その後の発注も無くなると発注の繰り返しで、なかなか棚に塩糀が並んでいるのを見ることがありませんでした。
塩糀ならまだ4日間で何とかなるのですが、酒粕の場合はそうはいきません。
酒粕は、日本酒を製造する際の副産物です。
日本酒の国内消費は年々落ちているにもかかわらず、発酵食品ブームで酒粕の需要は増しています。
日本酒が作られるのは、寒造りといって寒い冬の間だけです。
需給のバランスが大きく崩れれば、次の造りが始まるまで酒粕が店頭から長期間消えることも考えられます。
テレビを含めたマスコミの皆様には、こういったことも考慮に入れつつ情報提供をして頂きたいものだなと思っています。