日本はもしかしたら西側から仲間外れにされているのでしょうか。何と、台湾とインド・アメリカとのサイバー防衛部会に入れてもらえなかったようです。
宮崎さんが取り上げてくれています。まさかとは思いますが、世界からバカにされているのかも。今の日本を見ているとそんなこともあるのかも。
「宮崎正弘の国際情勢解題」 令和五年(2023)12月26日(火曜日)
通巻第8067号
台湾がインド、米国とサイバー攻撃防御で作業部会
なぜ日本が呼ばれていないのか???
台湾のファンドリーTSMCは半導体技術で米国を超えて世界一である。
台湾はつねに中国のサイバー攻撃に悩まされている関係上、サイバー防衛技術も格段の進歩を成し遂げている。
このためサイバー防衛に関して台湾は米国、インドと共有し、中国のサイバー攻撃に対して防衛戦略策定のモデルを追求する。
インドの台北経済文化センター(事実上のインド大使館)、ニューデリーの米国大使館、ニューデリーに本拠を置くシンクタンク「インド統合サービス協会」は12月11日、インドの首都でサイバーセキュリティに関する世界協力・訓練枠組みを目的とする作業部会を開催した。
インドとしても中国との軍事的な緊張が高まり、ハッカー攻撃に晒されている。台湾の先進的なサイバーセキュリティ対策が極めて重要になっている。ボイス・ オブ・アメリカ(VOA)は中国のサイバー攻撃に対抗するために米国と台湾と協力することはインドにとって「珍しい行動」であるとし、当該作業部会は「サ イバーセキュリティにおける重要な対応」と評価した。
具体的な討議内容は明らかにされていないが、三ケ国は脅威に対処するための資源を蓄積し、情報の共有により、一貫したサイバーセキュリティ基準を確立し、侵略的なサイバー活動に対する戦略的抑止力として機能させることなどであろう。
さてこの報道で不思議なことがある。お気づきだろうけれど、サイバー攻撃の脅威にさらされている日本が参加していないという事実!
どこの国も、日本のような何を考えているか解らない平和ボケの国なんか信用されないのかも。それとも、他に理由があるのでしょうか。