混沌なるおもちゃ箱

PCネタ時々家電、時折オカルトオーディオ批判?……最近は何でもあり。

えっと、アメリカでヘロインって処方薬として出てくることもあるの?!

2017-09-26 21:38:02 | 世相色々
乱用の蔓延と、其処から来る社会保障費用(児童養護施設の運営コスト増大)ほか諸々で予算捻出が難しいと。

そして、抜本的なプログラムを実施したいけれど@BLOGOS
http://blogos.com/article/248437/


そもそも、両親がオピオイド系薬物中毒の場合、保護された児童のケアや治療に掛かるコストが馬鹿にならず、といってそのために潤沢な予算を他から割り振る余裕が無いと。
具体的な(最低でも州までの全統計を纏めた)統計データベースが無いというのも論外(国民皆保険制度であれば、其方の制度下で構築される巨大dbが出来るのだが)で、具体的な数字を出すのが難しく……ヘロインやフェンタニル(別名、チャイナホワイト)が処方薬として出されていると言うのも開いた口がふさがらない(この種の薬剤、病院で麻酔科の先生によって厳密に使われるんだろうな~……と思っていたら、張り付けるタイプのフェンタニルパッチって有るのね処方は少なそうだけれど)

もう、社会的階層の上(医師の処方箋で合法的に入手するから余計タチが悪い)から下まで満遍なく蔓延し、公共サービスから治安ほか諸々の有りと有らゆるコストを増大させるレベルの薬物乱用というのは洒落になってない(更に、関連したサービスの経済圏が広がっちゃったり目が点になった)


ペンシルベニア州フィラデルフィアの端っこにぶら下がるケンジントン……@BBC
http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-40933097


ふと、読んでいてシャブ中の園(まぁ、シャブって覚醒剤の隠語なので厳密には違うのですが……ヘロイン中毒者のたまり場ですので)という言葉が脳裏に書き出されたレベル。
といって、取り壊すにしろあふれ出した麻薬常用者をどうするかといった問題が付いて回るし、アメリカで摘発されたニュースを目にする無認可の更正施設とか闇が深い。

とはいえ、こうした人々を管理された環境下で~……といった意見を口にする比とも、周囲の反対で身動きが取れなかったりする。


スイスで成功したとされるケース@swissinfo.ch
https://www.swissinfo.ch/jpn/ヘロイン処方の中毒治療add-the-underline-ヘロイン計画がなかったら、とっくに命を落としていた-/37820580


ヘロインを無償で配布しながら、順次減らしてゆくヘロイン中毒治療プロジェクトについて……というもの。
逆説的ですが、こうした違法薬物とされるモノを合法化し、公的なプロジェクトとして計画的に投与することで薬物依存症を社会から抹殺するという姿勢については、ある意味で考慮に値すると思いますね。
アメリカのケースとか、どうなのかなぁ……適用できるかどうか?
コメント
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