DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

和毅、勅使河原、明暗くっきり(スーパーバンタム級x2)

2021年12月21日 05時24分57秒 | 世界ボクシング

今月11日、メキシコで行われた試合結果です。
WBAスーパーバンタム級挑戦者決定戦:
亀田 和毅(3150)判定3対0(118-110、117-111、116-112)ヨンフレス パレホ(ベネズエラ)

*2016年10月以来、5年ぶりに地元(?)メキシコのリングに帰ってきた和毅。試合中に右こぶしを痛めてしまい、左一本でフルラウンドを戦い抜いたとか。そんな状態で、暫定とは言え元世界王者に大差判定勝利を収めてしまうとは、大したものです。

 

同日(同じ時間帯)、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
IBFスーパーバンタム級挑戦者決定戦:
元WBOバンタム級王者マーロン タパレス(比)TKO2回6秒
 OPBF(東洋太平洋)スーパーバンタム級王者勅使河原 弘晶(三迫)

*これまで行ってきた26戦全てを後楽園ホールで行ってきた勅使河原。後楽園ホール、及び日本国外初の試合で思わぬKO負けを喫してしまいました。

出だしはそれほど悪くないように見えた勅使河原でしたが初回終盤、タパレスの強打に捕まってしまい2度のダウン。試合継続は許されたものの、2回開始早々に強打を被弾してしまいそこでゲームセット。あまりにも苦い海外での初陣戦となってしまいました。

 

ほぼ同時刻に日本のスーパーバンタム級を代表する選手2人が、世界王座挑戦権を賭けた試合に臨みました。しかし両者の明暗がくっきりとなってしまいました。

今回の勝利により、WBA王座への挑戦権を獲得した和毅とIBF王座への挑戦権を獲得したタパレス。両者の標的となるのは、その2つのベルトを保持しているムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン)。このアフマダリエフを含めた2021年12月21日現在の、スーパーバンタム級の王者たちの顔ぶれは下記のようになります。

WBA(スーパー):ムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン/防衛回数2)
WBC:スティーブン フルトン(米/0)
IBF:ムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン/2)
WBO:スティーブン フルトン(米/1)
OPBF(東洋太平洋):勅使河原 弘晶(三迫/4)
WBOアジア太平洋:井上 拓真(大橋/0)
日本:古橋 岳也(川崎新田/1)

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田中、強豪石田に競り勝つ(スーパーフライ級強)

2021年12月20日 05時02分52秒 | 世界ボクシング

今月11日、名古屋国際会議場で行われた試合結果です。
スーパーフライ級強10回戦:
田中 恒成(畑中)判定2対1(96-94、96-95、94-96)石田 匠(井岡)

*昨年の大晦日にWBOスーパーフライ級王者井岡 一翔(志成)に挑戦するも、自身初の黒星を喫し4階級制覇の夢を絶たれた田中。1年ぶりのリング復帰戦には、同級での世界挑戦を持ち、一時はバンタム級も視野に入れていた大柄な実力者石田を選びました。

世界再挑戦を目指す両者にとり、共に負けられない一戦。試合は石田がその体格を生かしたアウトボクシングでリードしていきます。しかしそこは世界3階級王の田中。ズルズルと石田にペースを持っていかれることなく、強引な攻撃で主導権を完全には譲らず。攻め込む田中と迎え撃つ石田の激しい戦闘が最後まで続くことに。

判定決着となったこの戦い。石田が完全に打ち負ける事はありませんでしたが、最終的には田中の攻勢が若干上回った結果となっています。

僅差とはいえ、強豪相手に勝ち取った白星。田中が4階級制覇に向け再出発をきることに成功しています。

 

下記は2021年12月20日時点での、田中、石田が活躍するスーパーフライ級王者たちの顔ぶれとなります。

WBA(スーパー):ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ジョシュア フランコ(米/2)
WBC:ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/3)
IBF:ジェルウィン アンカハス(比/9)
WBO:井岡 一翔(志成/3)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:福永 亮次(角海老宝石/3)
日本:福永 亮次(角海老宝石/2)

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一翔、福永との防衛戦が決定(WBOスーパーフライ級)

2021年12月19日 05時39分17秒 | 世界ボクシング

大晦日に東京都大田区総合体育館で予定される試合です。
WBOスーパーフライ級戦:
王者井岡 一翔(志成)対 挑戦者福永 亮次(角海老宝石)

*一翔はこの日、IBF王者ジェルウィン アンカハス(比)との王座統一戦を予定していました。しかし先月末にコロナウィルスの変異株が発見され、そのため日本北内への水際対策の強化が決行。外国人選手の来日がしばらく見送られる形となってしまいました。

注目の王座統一戦の中止が発表されたと同時に、一翔が日本人選手との防衛戦を行う可能性があると報道されていましたが今回、その試合が正式に発表されています。一翔の4度目の防衛戦の相手を務めるのは、10月に当時保持していた日本、OPBF(東洋太平洋)、WBOアジア太平洋王座の防衛に成功したばかりの福永。「小型パッキャオ」の異名を持ち、これまで重ねてきた15の勝利の内、14の試合をKO/TKO終えてきた強打者です。世界ランカーとしては申し分ない実力、実績の持ち主です。

アンカハスとの一戦が中止になったのは残念ですが、今回の「一翔対福原」の一戦も、かなりの好試合が期待できるでしょう。

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今週末の試合予定

2021年12月18日 05時25分19秒 | 世界ボクシング

2021年12月第三週末の主な試合予定です(2021年12月18日から12月24日まで)。

18日 土曜日
英国
ヘビー級12回戦:
ジョセフ パーカー(ニュージーランド)対 デリック チソラ(英)

米国ミネソタ州
WBAスーパーミドル級戦(レギュラー王座):
王者デビット モレル(キューバ)対 挑戦者アランテス フォックス(米)

米国テキサス州
WBAライトヘビー級挑戦者決定戦:
ヒルベルト ラミレス(メキシコ)対 ジュニエスキ ゴンサレス(キューバ)

 

19日 日曜日
大阪市立住吉区民センター
WBOアジア太平洋バンタム級戦:
王者西田 凌佑(六島)対 挑戦者大橋 哲朗(真正)

 

21日 火曜日
ドミニカ
WBAミニマム級戦(レギュラー王座):
王者ビック サルダール(比)対 挑戦者/前暫定王者エリック ロサ(ドミニカ)

*今年も残り2週間を切りましたが、まだまだ多くのボクシングの興行が予定されています。

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ロイ ジョーンズとジェームス トニーが揃って殿堂入り(色々:12‐17‐21)

2021年12月17日 05時03分22秒 | 世界ボクシング

最近(2021年12月17日ごろ)のニュースです。

1)1980年代後半からつい最近まで活躍したロイ ジョーンズ(米)とジェームス トニー(米)がこの度、来年のボクシング殿堂入りが決定したと発表されています。ロイが最後に試合を行ったのは2018年2月でトニーのそれは2017年5月。両者とも約30年間戦い続けたんですね。両者からの口から現役を退いたという声は聞かれていませんが...。

(ロイとトニーが拳を交えたのは、1994年11月までさかのぼります。)

ロイはミドル、スーパーミドル、ライトヘビー、そしてヘビー級王座まで獲得。トニーはミドル、スーパーミドル、クルーザー級で世界王座を奪取。ヘビー級王座の獲得にも成功しましたが、その試合は後に無効試合となっています。

ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)やサウル アルバレス(メキシコ)が全盛期の両者と対戦した場合、二人とも先輩たちに上手くあしらわれてしまうのでしょうな。

2)偉人2人と同時に、こちらも4階級で世界王座を獲得したミゲル コット(プエルトリコ)の殿堂入りも決定。コットも偉大な選手でしたが、ロイ、トニーと比べると少々輝きが欠けてしまいます。と言うか、キャラの濃さと言った方が良いかもしれませんね。

3)ロイ、トニーと同世代のフィラト アルスラン(独)。元WBAクルーザー級王者は既に51歳となっています。この半世紀生きた男が今月4日、今年3試合目を行っています。コロンビアのアレハンドロ バリオスと対戦した大ベテランは、南米のライバルを4回でKO。7月に獲得したWBAインターナショナル王座の初防衛に成功しています。現在WBAクルーザー級の5位にランキングされているアルスラン。来年2022年に再び世界戦のリングに立つことが出来るのでしょうか?

4)2015年3月にWBCフェザー級王座を獲得して以来、毎年一試合のみ行ってきたゲリー ラッセル(米)。今年はとうとうその記録を破り、試合なしで2021年を終わってしまう事になりました。しかしこのラッセルは来月22日に約2年ぶりの試合が決定。指名挑戦者マーク マグサヨ(比)を相手に保持する王座の6度目の防衛戦を行います。

5)WBCはヘビー級の正規王者タイソン フューリー(英)と暫定王者ディリアン ホワイト(英)に対し、速やかに王座統一戦を行うよう正式に通達しています。

6)WBAヘビー級レギュラー王者トレバー ブライアン(米)と休養王者マヌエル チャー(独)が対戦に向け交渉を開始しそうな様子です。

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ビボル、二桁防衛に到達(WBAライトヘビー級)

2021年12月16日 05時06分43秒 | 世界ボクシング

先週末11日、ロシアで行われた試合結果です。
WBAライトヘビー級戦:
王者ドミトリー ビボル(キルギスタン)判定3対0(119-109、118-109、118-110)挑戦者ウマール サラモフ(露)。サラモフは下位にランキングされる

*2017年2月以来となるロシアでの戦いに臨んだビボル。今回迎えたサラモフは、下位ランキングされる選手でしたが、その実力は折り紙付き。しかしそんな強豪を相手に安定したボクシングを見せ大差判定防衛に成功しました。

この勝利により、2016年5月にまずは暫定王座として獲得した王座の10度目の防衛に成功したビボル。スーパーミドル級統一王者サウル アルバレス(メキシコ)や、IBFとWBC同級王者アルツロ ベテルビエフ(露)との対戦を熱望しています。またビボルは、WBO王者ジョー スミス(米)とはすでに2019年3月に対戦し、大差判定を収めています。

 

ビボルを含めたライトヘビー級王者たちの顔ぶれは、下記のようになります(2021年12月16日付)。

WBA(スーパー):ドミトリー ビボル(キルギスタン/防衛回数10)
WBC:アルツロ ベテルビエフ(露/1)
IBF:アルツロ ベテルビエフ(露/4)
WBO:ジョー スミス(米/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:空位

*最新のWBAランキングを見てみると、1位には元暫定王者ドミニク ボーセル(独)、2位にWBAインターナショナル王者で15戦全勝(13KO)のジョシュア ブアッツィ(英)、3位は前WBAスーパーミドル級王者カラム スミス(英)、4位は42戦全勝の元WBOスーパーミドル級王者ヒルベルト ラミレス(メキシコ)と対戦者探しには苦労しなさそうなビボル。来年2022年は忙しくなりそうです。

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2つの世界戦が中止に(WBAクルーザー級:スーパー王座)など

2021年12月15日 05時34分38秒 | 世界ボクシング

先週10日・金曜日、ロシアで予定されていた試合です。
WBAクルーザー級戦(スーパー王座):
王者アルセン グラムイリアン(アルメニア)対 挑戦者アレクセイ エゴロフ(露)

*2年ぶりの試合に臨む予定だったグラムイリアンですが、まだまだ強力な感染力を保っているコロナウィルスに敗北。試合直前にキャンセルの宣告を受けています。グラムイリアン、エゴロフ揃って前日計量を無事に終了していたのですが。しょうがないと言えばそれまでなのですが...、残念。

 

翌11日、アラブ首長国連邦で予定されていた試合です。
WBOバンタム級戦:
王者ジョン リエル カシメロ(比)対 挑戦者ポール バトラー(英)

*将来的には井上 尚弥(大橋)との対戦が期待されていたカシメロ。肝心の前日計量に姿を現さず。後日胃腸炎のため病院送りになっていたことが判明。WBOはカシメロ陣営に対し、医師の診断書と医療記録の提出を求めています。それらの書類如何で、カシメロの王座が剥奪される可能性があるとの事。昨年4月には井上と、今年8月にノニト ドネア(比)との対戦が決まりながらキャンセルを余儀なくされたカシメロ。このままビックファイトに出場せず消えてしまうにはもったいない存在だと思います。

またバトラーはこの日、元IBF王者ジョセフ アグベコ(ガーナ)と暫定王座決定戦を行うという話も出ましたが、出場を辞退しています。ちなみに現在のWBOバンタム級1位はバトラーで、2位はラウシー ウォーレン(米)、3位はジェイソン マロニー(豪)となっています。

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左ボディー炸裂!ドネア!(WBCバンタム級)

2021年12月14日 05時59分55秒 | 世界ボクシング

先週末11日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBCバンタム級戦(王座統一戦):
正規王者ノニト ドネア(比)KO9回2分59秒 暫定王者レイマート カバリョ(比)

*WBC内での王者同士の対戦でしたが、ドネアが横綱相撲を披露し圧勝。5月に獲得した王座の初防衛に成功すると同時に、緑のベルトの統一にも成功しました。

3年前にバンタム級に再降格してきた頃からでしょうか、以前より無駄な動きが無くなった感のあるドネア。一昨年に井上 尚弥(大橋)に惜敗しましたが、試合毎にシャープさが増しているようにも思われます。

今回ドネアが対戦したのは、14歳も若い同胞のカバリョ。24勝の内20ものKO/TKO勝利がある強打者です。そんな若者のパンチに恐れることなく、逆に飲み込む形で試合を進めていったドネア。最後は左ボディーでカバリョをKO。圧倒的な強さを見せつけ、井上との再戦に向け大きく前進しています。

 

日本時間の今日、井上が防衛戦を予定していますが、その前に2021年12月14日現在のバンタム級王者たちを確認しておきます。

WBA(スーパー/唯一):井上 尚弥(大橋/防衛回数4)
WBC:ノニト ドネア(比/1)
IBF:井上 尚弥(大橋/3)
WBO:ジョン リエル カシメロ(比/4)
OPBF(東洋太平洋):栗原 慶太(一力/0)
WBOアジア太平洋:西田 凌佑(六島/0)
日本:空位

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豊嶋、小原が共に防衛回数を伸ばす(ウェルター級x2)

2021年12月13日 05時56分55秒 | 世界ボクシング

今月4日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)/WBOアジア太平洋ウェルター級戦:
王者豊嶋 亮太(帝拳)判定3対0(117-111、116-112x2)挑戦者坂井 祥紀(横浜光)

*今年の2月にOPBF王座を獲得し、5月にはWBO地域王座も吸収した豊嶋。今回の防衛戦に迎えたのは、昨年夏に逆輸入ボクサーとして日本デビューを果たしている坂井。4月に日本王者小原に挑戦し、判定負けを喫していますが、最後まで小原を苦しめた強豪です。

そんな実力者を相手に豊嶋は、左右の強打で常にリードを保ちながらポイントを広げていきます。曲者坂井も粘りますが、王者のコンビネーションがそれを上回る形に。最終的には明白な判定勝利を収める事に成功した豊嶋。まだまだコロナウィルスが粘る(?)2021年でしたが、王座獲得、統一、そして防衛に成功と大いに飛躍した一年を締めくくっています。

 

先週9日・木曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ウェルター級戦:
王者小原 佳太(三迫)TKO5回2分44秒 挑戦者玉山 将也(帝拳)

*ウェルター級に転向して5年。スーパーライト級に続いて2度目の世界挑戦を目論む小原。初回からダウンを奪うなどして挑戦者を圧倒していきます。タイトル初挑戦の玉山も反撃を試みますが両者の実力差を埋めるのは至らず。結局は王者のパンチによる左目上の傷が悪化したため、レフィリーストップに小原が力量差を見せつけ、昨年2月に獲得した王座の2度目の防衛に成功しました。

 

2021年12月13日現在の、ウェルター級のタイトル保持者たちは下記のようになります。

WBA(スーパー):ヨルデニス ウガス(キューバ/防衛回数1)
WBA(レギュラー):ラジャブ ブタエフ(露/0)
WBC:エロール スペンス(米/0)
IBF:エロール スペンス(米/4)
WBO:テレンス クロフォード(米/5)
OPBF(東洋太平洋):豊嶋 亮太(帝拳/2)
WBOアジア太平洋:豊嶋 亮太(帝拳/1)
日本:小原 佳太(三迫/2)

*豊嶋と小原が抜き出た存在の日本ウェルター級戦線。やはり来年はこの両者による一騎打ちが見てみたいものです。

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ボブ アラム氏、あと10年で100歳に!(色々:12‐12‐21)

2021年12月12日 05時25分19秒 | 世界ボクシング

最近(2021年12月12日ごろ)のニュースです。

1)ボクシング史にその名を残す名プロモーターであるボブ アラム氏。先日8日に90歳の誕生日を迎えています。その手腕はさることながら90歳にしてバリバリの現役とは。凄いものです。

(90歳にして現役バリバリのアラム氏)

2)来春に次の試合を予定しているIBF/WBA/WBOヘビー級王者オレクサンデル ウシク(ウクライナ)。当初の予定では、アンソニー ジョシュア(英)との再戦を予定していましたが、ここにきてWBC王者タイソン フューリー(英)がそこに割り込もうとしているようです。

3)先日WBAライト級レギュラー王座の防衛に成功したジャルボンテ デービス(米)。それまでライト級王座と同時に保持していたWBAスーパーライト級レギュラー王座を返上。今後、しばらくはライト級を主戦場にしていくようです。

4)ホルヘ リナレス(ベネズエラ/帝拳)が来年2月、ロシアのリングで世界ランカー ザウル アブドゥラエフ(露)と対戦する可能性があるそうです。

5)それまで保持していたOPBF(東洋太平洋)スーパーフェザー級王座を返上し、無敗のままライト級に転向してきた三代 大訓(ワタナベ)が今月2日後楽園ホールのリングに登場。元日本ライト級王者西谷 和宏(VADY)を6回で仕留め、同級転向2連勝を飾っています。昨年12月以来の実戦登場となった三好ですが、1年前の試合では、元WBOスーパーフェザー級王者伊藤 雅雪(横浜光)に判定勝利を収めています。

6)呪われたイメージのある最近の日本バンタム級王座。来年2月5日に澤田 京介(JBスポーツ)と大嶋 剣心(帝拳)が現在空位の王座を争います。今度こそ無事新王者が誕生してほしいものです。

(伝説のマービン ハグラー(左)とトーマス ハーンズ(右)の一戦を実現させたアラム氏(中央))

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