DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

今週末の試合予定

2021年12月11日 05時29分33秒 | 世界ボクシング

2021年12月第二週末の主な試合予定です(2021年12月11日から12月17日まで)。

11日 土曜日
名古屋国際会議場
スーパーフライ級戦:
田中 恒成(畑中)対 石田 匠(井岡)

ロシア
WBAライトヘビー級戦:
王者ドミトリー ビボル(キルギスタン)対 挑戦者ウマール サラモフ(露)

アラブ首長国連邦
WBOバンタム級戦:
王者ジョン リエル カシメロ(比)対 挑戦者ポール バトラー(英)

IBFフライ級戦:
王者サニー エドワーズ(英)対 挑戦者ジェイソン ママ(比)

米国ニューヨーク州
ライト級戦:
ワシル ロマチェンコ(ウクライナ)対 リチャード コミー(ガーナ)

米国カリフォルニア州
WBCバンタム級戦(王座統一戦):
正規王者ノニト ドネア(比)対 暫定王者レイマート カバリョ(比)

メキシコ
WBAスーパーバンタム級挑戦者決定戦:
亀田 和毅(3150)対 ヨンフレス パレホ(ベネズエラ)

 

14日 火曜日
東京両国国技館
2団体バンタム級戦:
王者井上 尚弥(大橋)対 挑戦者アラン ディパエン(タイ)

WBOミニマム級戦:
王者ウィルフレド メンデス(プエルトリコ)対 挑戦者谷口 将隆(ワタナベ)

後楽園ホール
OPBFスーパーライト級戦:
王者内藤 律樹(E&Jカシアス)対 挑戦者麻生 興一(三迫)

OPBFスーパーフェザー級戦(王座決定戦):
坂 晃典(仲里)対 木村 吉光(志成)

タイ
WBAミニマム級戦(スーパー王座):
王者ノックアウト CP フレッシュマート(タイ)対 挑戦者ロベルト パラデロ(比)

 

17日 金曜日
カナダ
2団体ライトヘビー級戦:
王者アルツロ ベテルビエフ(露)対 挑戦者マーカス ブラウン(米)

*この期間、上記に挙げた試合以外にも、とんでもない数の興行が世界各地で行われる予定です。

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このまま中止?(2団体スーパーフライ級)

2021年12月10日 05時42分20秒 | 世界ボクシング

今年の大晦日、東京都大田区総合体育館で予定されていた試合です。
2団スーパーフライ級戦(王座統一戦):
IBF王者ジェルウィン アンカハス(比)対 WBO王者井岡 一翔(志成)

*先月末に発見されたコロナウィルスの変異株の影響で水際対策の強化が決行されてしまいました。しばらくは外国人選手の招聘は難しいでしょう。それに伴い、大晦日に予定されていた注目の一戦は中止に。しかし一翔が同日、日本人選手と防衛戦を行う可能性は残されているようです。その試合は是非実現してほしいですね。

すでにアンカハスは来月に、別の相手との防衛戦を予定しており、この一戦が今後再スケジュールされるかは不透明な状態。今後の動向が気になるところです。

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ヘイニー、デービスが共に勝利(世界ライト級x2)

2021年12月09日 05時23分57秒 | 世界ボクシング

先週末4日・土曜日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
WBCライト級戦(王座統一戦):
正規王者デビン ヘイニー(米)判定3対0(117-111x2、116-112)暫定王者ジョセフ ディアス(米)

*WBC内での王座統一戦は、ヘイニーがそのスピードと距離感を活かしディアスに圧勝。緑のベルトを一つにまとめると同時に、4度目の防衛に成功しましたが、パワー不足を露出しています。

 

その翌日5日・日曜日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBAライト級戦(レギュラー王座):
王者ジャルボンテ デービス(米)判定3対0(116-112、115-113x2)挑戦者アイザック クルス(メキシコ)

*デービスの有利が予想されていた一戦ですが、同時にクルスの善戦も期待されていました。結果から見ると、挑戦者の粘りと力強さは予想以上のものとなりました。

試合中に拳を痛めたらしく、アウトボクシングに費やした時間が長かったデービス。それにも増してメキシカンの攻勢は激しく、出された判定には非難が殺到。2017年1月に、デービスが世界王座を初めて獲得して以来ずっと注目してきましたが、彼が苦戦を強いられたのを初めてみました。

苦しみながらも2度目の防衛に成功したデービス。全勝記録を26に伸ばすと同時に、2014年10月以来、自身2度目の判定勝利を経験したことになりました。敗れたとはいえその株を大いに上げる事に成功したクルス。近い将来に再び大舞台登場となるでしょうね。

 

2人の世界王者が防衛記録を伸ばしたライト級戦線。2021年12月9日現在の、同級の王者たちの顔ぶれを確認しておきましょう。

WBA(スーパー):ジョージ カンボソス(豪/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ジャルボンテ デービス(米/2)
WBC:デビン ヘイニー(米/4)
IBF:ジョージ カンボソス(豪/0)
WBO:ジョージ カンボソス(豪/0)
OPBF(東洋太平洋):吉野 修一郎(三迫/1)
WBOアジア太平洋:吉野 修一郎(三迫/1)
日本:吉野 修一郎(三迫/7)

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フルトン、フィゲロアに競り勝つ(2団体スーパーバンタム級)

2021年12月08日 05時41分39秒 | 世界ボクシング

先月27日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
2団体スーパーバンタム級王座統一戦:
WBO王者スティーブン フルトン(米)判定2対0(116-112x2、114-114)WBC王者ブランドン フィゲロア(米)

*2021年最終週末には3つの世界戦が行われました。一つはテオフィモ ロペス(米)とジョージ カンボソス(豪)による3団体ライト級戦。もう一つは尾川 堅一(帝拳)とアジンガ フジレ(南ア)によるIBFスーパーフェザー級王座決定戦。そしてフルトンとフィゲロアによるスーパーバンタム級王座統一戦です。そのすべての試合が、ファンやボクシング関係者から絶賛される試合となりました。

フィゲロアがコロナウィルスに感染したため、当初の予定より少し遅れて開催された2団体スーパーバンタム級王座統一戦。長身のフィゲロアがその手数で攻め続け、それを技巧派フルトンが的確なパンチで迎え撃つ。そんな打ち合いが36分間続き、勝敗は判定にゆだねる形に。出された結果は、下がりながらもより有効なパンチを当てていたフルトンに軍配が上がっています。

試合後、判定に対し抗議/非難めいたものは聞かれていませんが、激戦かつ好試合だったため、両者による再戦を望む声が多く聞かれます。しかしWBCとWBOは勝者フルトンに対し、両団体で1位にランキングされている前IBF/WBA王者ダニエル ローマン(米)との防衛戦を行うよう指令を出しています。

 

下記は新2冠王フルトンを含めた、2021年12月8日現在の、スーパーバンタム級の王者達となります。

WBA(スーパー):ムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン/防衛回数2)
WBC:スティーブン フルトン(米/0)
IBF:ムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン/2)
WBO:スティーブン フルトン(米/1)
OPBF(東洋太平洋):勅使河原 弘晶(三迫/4)
WBOアジア太平洋:井上 拓真(大橋/0)
日本:古橋 岳也(川崎新田/1)

*「フルトン対フィゲロア2」もいいのですが、アフマダリエフとの4冠王座統一戦というのも見てみたいですね。

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意見番(12‐07‐21)

2021年12月07日 05時04分26秒 | ボクシングネタ、その他雑談

*両試合とも、1ヶ月後には結果が出ていると思っていたのですが、残念です。

今はただ、バンタム級戦が無事に行われる事を祈っております。

   

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丸田、倒しきれず(日本フェザー級)

2021年12月06日 05時51分37秒 | 日本ボクシング

先月末27日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本フェザー級戦:
王者丸田 陽七太(森岡)判定3対0(97-91x2、96-92)挑戦者日野 僚(川崎新田)

*6年前の2015年にプロデビューをして以来、常に注目されづけてきた丸田。OPBF(東洋太平洋)王座への挑戦失敗や、敵地比国での引き分けなど苦しい時期もありましたが、今年の2月にようやく日本の頂点に立つことに成功しています。

今回、丸田が迎えた日野は、ランキングは8位と低いものの、14勝の内9つのKO勝利を収めてきた中々危険度の高い日野。王者は3回、5回にダウンを奪うなどして圧倒的に前半を制しました。しかしそこから挑戦者のしぶとさに付き合ってしまった丸田。結局はズルズルと10回を費やしてしまい、判定に結果を委ねる事に。後半戦は少々苦しんだ形となりましたが、明白な判定勝利を収め初防衛に成功しました。

同じ興行では、3度目の日本王座挑戦を目指す阿部 麗也(KG大和)がランキング1位の渡部 大介(ワタナベ)に勝利を収め、丸田への挑戦権をゲット。「丸田対阿部」戦は来春、2年ぶりのチャンピオン・カーニバルの一環として行われる予定です。

 

下記は2021年12月6日現在の、フェザー級王者たちの顔ぶれとなります。

WBA(スーパー):レオ サンタ クルス(メキシコ/防衛回数3)
WBA(レギュラー):リー ウッド(英/0)
WBC:ゲリー ラッセル(米/5)
IBF:キコ マルティネス(スペイン/0)
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/2)
OPBF(東洋太平洋):清水 聡(大橋/6)
WBOアジア太平洋:清水 聡(大橋/0)
日本:丸田 陽七太(森岡/1)

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やはり延期か...(統一ミドル級ほか)

2021年12月05日 05時23分57秒 | 世界ボクシング

12月29日、さいたまスーパーアリーナで予定されていた試合です。
2団体ミドル級戦(王座統一戦):
IBF王者ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)対 WBA王者村田 諒太(帝拳)

WBOフライ級戦:
王者中谷 潤人(MT)対 挑戦者クリスチャン ゴンザレス(メキシコ)

OPBF(東洋太平洋)/WBOアジア太平洋ライト級戦:
王者吉野 修一郎(三迫)対 挑戦者/元WBOスーパーフェザー級王者伊藤 雅雪(横浜光)

*10日ほど前からまたわけのわからない新たなコロナウィルスが発見され、それに伴い、対抗処置である水際対策の強化が決行された日本国。ボクサーを含めた外国人の日本への入国はしばらくなさそうです。致し方ないと言えばそれまでですが、日本のリングでゴロフキンの雄姿を見たかった。

しかしこの興行、特にミドル級戦は、今からでも試合を予定していた日に米国で開催できそうな気もしますが。

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今週末の試合予定

2021年12月04日 05時48分00秒 | 世界ボクシング

2021年12月第一週末の主な試合予定です(2021年12月4日から12月10日まで)。

4日 土曜日
後楽園ホール
OPBF(東洋太平洋)/WBOアジア太平洋ウェルター級戦:
王者豊嶋 亮太(帝拳)対 挑戦者坂井 祥紀(横浜光)

米国ネバダ州
WBCライト級戦(王座統一戦):
正規王者デビン ヘイニー(米)対 暫定王者ジョセフ ディアス(米)

 

5日 日曜日
米国カリフォルニア州
WBAライト級戦(レギュラー王座):
王者ジャルボンテ デービス(米)対 挑戦者アイザック クルス(メキシコ)

 

9日 木曜日
後楽園ホール
日本ウェルター級戦:
王者小原 佳太(三迫)対 挑戦者玉山 将也(帝拳)

 

10日 金曜日
ロシア
WBAクルーザー級戦(スーパー王座):
王者アルセン グラムイリアン(アルメニア)対 挑戦者アレクセイ エゴロフ(露) 

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カネロ戦への布石試合?(色々:12‐03‐21)

2021年12月03日 05時44分37秒 | 世界ボクシング

最近(2021年12月3日ごろ)のニュースです。

1)WBCクルーザー級王者イルンガ マカブ(コンゴ)が来月29日、指名挑戦者タビソ ムクヌ(南ア)を相手に、保持する王座の2度目の防衛戦を行います。この試合には、マカブとの対戦を望んでいるサウル アルバレス(メキシコ)がリングサイドに招待されるそうです。

2)WBOライトヘビー級王者ジョー スミス(英)が来月15日、カラム ジョンソン(英)を相手に今年の4月に獲得した王座の初防衛戦を行います。

3)日本スーパーウェルター級王者松永 宏信(横浜光)が先月末26日、後楽園ホールのリングに登場。元日本ウェルター級王者矢田 良太(グリーンツダ)と無冠戦8回戦で対戦。強打のライバルを6回で退けています。松永は8月に、メキシコのリングで無冠戦のリングに登場し、初回KO勝利を収めています。4月には日本王座の3度目の防衛に成功している松永。ノンタイトル戦が2試合続いたとはいえ、今年はいい間隔で実戦が行えたようです。

4)スーパーライト級の日本とWBOアジア太平洋の2つのベルトを保持する平岡 アンディ(大橋)。来年2月28日、後楽園ホールで青木 クリスチャーノ(角海老宝石)を迎え、10月に獲得した2つの王座の初防衛戦を行います。

5)同じ興行では、橋詰 将義(角海老宝石)と古谷 昭男(六島)による空位のOPBF(東洋太平洋)スーパーフライ級王座決定戦が予定されています。

6)今月予定されていたミドル級注目の英国人対決、クリス ユーバンク対リーアン ウィリアムス戦は、ウィリアムスの負傷のため1月29日に延期となっています。

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カンボソス、テオフィモ ロペスを下す!(3団体ライト級)

2021年12月02日 05時32分32秒 | 世界ボクシング

先週末27日、米国ニューヨーク州で行われた試合結果です。
3団体ライト級戦:
挑戦者ジョージ カンボソス(豪)判定2対1(115-111、115-112、113-114)テオフィモ ロペス(米)

*昨年10月にロペスがワシル ロマチェンコ(ウクライナ)に番狂わせの判定勝利を収め統一王座獲得に成功。同月、カンボソスがリー シェルビー(英)に勝利を収め、IBF王座への挑戦権を獲得。その時点から両者の対戦話が進んでいました。その後一年余り、10回ほど試合決定、延期を繰り返しましたがようやく今回実現しました。まったくもってやれやれです。

試合の方は、年間最高試合の候補に挙がってもおかしくない素晴らしいものでした。この数ヵ月、罵り合いを続けた両者ですが、実際の試合でも開始ゴング直後から強打のロペスが攻めこみ、それを巧者のカンボソスが恐れることなく受け止める。そんな火の出るような打ち合いが終始展開されました。

試合が動いたのは初回間際。挑戦者の右クロスで王者がダウン。試合前の掛け率ではロペスが大きくリードしていただけに、波乱含みの幕開けとなりました。一進一退の攻防が続く中、左ジャブを起点に試合巧者ぶりを発揮した豪州人がポイントをリードしていきます。しかし9回、ロペスがその強打で挑戦者の動きを止めると、続く10回に右でカンボソスからダウンを奪う事に成功。残り2ラウンドを残し、試合がどう転がっていくかは全く分からなくなりました。

10回にダウンを奪い、このままロペスが逆転するかと思いきや、カンボソスが見事に蘇生。11回、12回と王者を突き放しゲームセット。出された判定は分かれましたが、豪州人が明白な勝利を収め3つのベルトを南半球に持ち帰る事に成功しています。

両者の今後ですが、カンボソスは初防衛戦を地元豪州で行う事を希望。以前からスーパーライト級への転向を口にしていたロペスは、2月か3月に転級第一戦を行い、その後は統一王者ジョシュ テーラー(英)への挑戦を目指していく方針のようです。

 

新たな3冠王が誕生したライト級。下記が2021年12月2日現在の同級の王者たちの顔ぶれとなります。

WBA(スーパー):ジョージ カンボソス(豪/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ジャルボンテ デービス(米/1)
WBC:デビン ヘイニー(米/3)
WBC(暫定):ジョセフ ディアス(米/0)
IBF:ジョージ カンボソス(豪/0)
WBO:ジョージ カンボソス(豪/0)
OPBF(東洋太平洋):吉野 修一郎(三迫/1)
WBOアジア太平洋:吉野 修一郎(三迫/1)
日本:吉野 修一郎(三迫/7)

*今週末4日にヘイニーとディアスがWBCの王座統一戦を行い、その翌日にデービスが防衛戦を予定。そして現在は無冠ながらも、まだまだ同級最強の呼び声高いロマチェンコが来週末11日に登場。そして年末には吉野も防衛戦を控えています。今年も残り一ヵ月を切りましたが、最後まで話題の尽きない階級ですね!

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