先月末27日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本フェザー級戦:
王者丸田 陽七太(森岡)判定3対0(97-91x2、96-92)挑戦者日野 僚(川崎新田)
*6年前の2015年にプロデビューをして以来、常に注目されづけてきた丸田。OPBF(東洋太平洋)王座への挑戦失敗や、敵地比国での引き分けなど苦しい時期もありましたが、今年の2月にようやく日本の頂点に立つことに成功しています。
今回、丸田が迎えた日野は、ランキングは8位と低いものの、14勝の内9つのKO勝利を収めてきた中々危険度の高い日野。王者は3回、5回にダウンを奪うなどして圧倒的に前半を制しました。しかしそこから挑戦者のしぶとさに付き合ってしまった丸田。結局はズルズルと10回を費やしてしまい、判定に結果を委ねる事に。後半戦は少々苦しんだ形となりましたが、明白な判定勝利を収め初防衛に成功しました。
同じ興行では、3度目の日本王座挑戦を目指す阿部 麗也(KG大和)がランキング1位の渡部 大介(ワタナベ)に勝利を収め、丸田への挑戦権をゲット。「丸田対阿部」戦は来春、2年ぶりのチャンピオン・カーニバルの一環として行われる予定です。
下記は2021年12月6日現在の、フェザー級王者たちの顔ぶれとなります。
WBA(スーパー):レオ サンタ クルス(メキシコ/防衛回数3)
WBA(レギュラー):リー ウッド(英/0)
WBC:ゲリー ラッセル(米/5)
IBF:キコ マルティネス(スペイン/0)
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/2)
OPBF(東洋太平洋):清水 聡(大橋/6)
WBOアジア太平洋:清水 聡(大橋/0)
日本:丸田 陽七太(森岡/1)