DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

豊嶋、小原が共に防衛回数を伸ばす(ウェルター級x2)

2021年12月13日 05時56分55秒 | 世界ボクシング

今月4日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)/WBOアジア太平洋ウェルター級戦:
王者豊嶋 亮太(帝拳)判定3対0(117-111、116-112x2)挑戦者坂井 祥紀(横浜光)

*今年の2月にOPBF王座を獲得し、5月にはWBO地域王座も吸収した豊嶋。今回の防衛戦に迎えたのは、昨年夏に逆輸入ボクサーとして日本デビューを果たしている坂井。4月に日本王者小原に挑戦し、判定負けを喫していますが、最後まで小原を苦しめた強豪です。

そんな実力者を相手に豊嶋は、左右の強打で常にリードを保ちながらポイントを広げていきます。曲者坂井も粘りますが、王者のコンビネーションがそれを上回る形に。最終的には明白な判定勝利を収める事に成功した豊嶋。まだまだコロナウィルスが粘る(?)2021年でしたが、王座獲得、統一、そして防衛に成功と大いに飛躍した一年を締めくくっています。

 

先週9日・木曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ウェルター級戦:
王者小原 佳太(三迫)TKO5回2分44秒 挑戦者玉山 将也(帝拳)

*ウェルター級に転向して5年。スーパーライト級に続いて2度目の世界挑戦を目論む小原。初回からダウンを奪うなどして挑戦者を圧倒していきます。タイトル初挑戦の玉山も反撃を試みますが両者の実力差を埋めるのは至らず。結局は王者のパンチによる左目上の傷が悪化したため、レフィリーストップに小原が力量差を見せつけ、昨年2月に獲得した王座の2度目の防衛に成功しました。

 

2021年12月13日現在の、ウェルター級のタイトル保持者たちは下記のようになります。

WBA(スーパー):ヨルデニス ウガス(キューバ/防衛回数1)
WBA(レギュラー):ラジャブ ブタエフ(露/0)
WBC:エロール スペンス(米/0)
IBF:エロール スペンス(米/4)
WBO:テレンス クロフォード(米/5)
OPBF(東洋太平洋):豊嶋 亮太(帝拳/2)
WBOアジア太平洋:豊嶋 亮太(帝拳/1)
日本:小原 佳太(三迫/2)

*豊嶋と小原が抜き出た存在の日本ウェルター級戦線。やはり来年はこの両者による一騎打ちが見てみたいものです。

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