DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

「タイソン対ブリッグス」が決定!?(色々:05‐21‐20)

2020年05月21日 22時07分48秒 | 世界ボクシング

最近(2020年5月21日ごろ)のニュースです。

1)元WBOヘビー級王者シャノン ブリッグス(米)によると、マイク タイソン(米)とのエキシビションマッチが正式に決定したとの事。ブリッグスのコメントに、どれだけの信憑性があるかは定かではありません。

2)先週末16日には、あのリカルド ロペス(メキシコ)の好敵手だったロセント アルバレス(ニカラグア)率いるバッファロー・プロモーションが、ニカラグアで先月末に続いて2度目の興行を行う予定でした。しかし結局は何らかの理由で開催されなかったようです。

3)今週末23日、メキシコで予定されていた元IBFスーパーウェルター級王者カルロス モリナ(メキシコ)が行う予定だった無観客興行。どうやら一週間伸び、30日に行われるようです。

4)同日カリブ海に浮かぶドミニカで予定されている2つのWBAラテンアメリカ戦は、現在のところ予定通り行われる見通しです。

5)WBOスーパーバンタム級王者エマニュエル ナバレッテ(メキシコ)が6月6日、メキシコシティーで無冠戦のリングに登場を予定しています。その試合はスーパーバンタム級ではなく、フェザー級、もしくはそれ以上の契約ウェートで行われるようです。対戦相手は現在までに決定していません。

6)来月12日、ポーランドでボクシングの興行が予定されています。世界ヘビー級王座への挑戦経験を持つマリウス ワッフ(ポーランド)が、こちらも世界挑戦の経験を持つケビン ジョンソン(米)と対戦します。ワッフは2012年にウラジミール クリチコ(ウクライナ)に挑戦し大差判定負け。ジョンソンは2009年に、ウラジの実兄ビタリに挑戦し、こちらも大差判定負けを喫しています。

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何を書こうか、「ボクシング10年」の続編には?

2020年05月20日 18時36分32秒 | ボクシングネタ、その他雑談

以前記載していた「ボクシング10年」というものの続編を書き始める予定ですが、何から書き始めようか正直悩んでします。「ボクシング10年」を始めたのは2004年5月。もう16年も前になります。改めて書くこともないでしょうけど、16年って、かなりの年月の事ですよね。

偶然でしょうが、その月には衝撃的な試合が2つありました。まずは8日、当時のフェザー級王者だったファン マヌエル マルケス(メキシコ)に、まだまだ世界的にはビックネームではなかったマニー パッキャオ(比)が挑戦。マルケスが初回に3度ものダウンを喫しましたが、そこから徐々に徐々にと挽回。結果は引き分けというものでした。両者はその後、3度もの死闘を繰り広げ、共にその名をボクシング史に加えています。そしてマルケスはスーパーライト級まで、パッキャオはスーパーウェルター級までの世界王座を獲得。しかもパッキャオはまだ、ウェルター級の世界王者として君臨しています。

「マルケス対パッキャオⅠ」から一週間後の15日、当時超無敵だったロイ ジョーンズ(米)が、アントニオ ターバー(米)にまさかのKO負けを喫し、スーパースターの座から陥落。それと同様ぐらいに驚くべきことは、そのジョーンズが一昨年まで現役選手だった事です。まだジョーンズが正式に引退したというニュースは入っていませんが...。

まあ、先を急ぐことはないので、少しずつ続編を書き始める事にします。

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今日は「ボクシングの日」

2020年05月19日 13時43分07秒 | 日本ボクシング

今日は日本ボクシング史にとって、一番重要な日と言っても差し支えないでしょう。

1952年5月19日、白井 義男(シライ)が世界フライ級王者ダド マリノ(ハワイ)に挑戦し、見事王座奪取に成功。日本人として初の世界チャンピオンの座に就きました。その歴史的偉業から70年近くも経つんですね。

(日本人として初の世界王者白井 義男氏と、白井氏を支えたアルビン カーン博士)

今年はコロナウィルスの影響で、ファン感謝イベント等は行われないでしょうが、来年の今日は是非、今年の分まで盛り上げてもらいたいものです。

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「ボクシング10年」続編へ

2020年05月18日 15時59分23秒 | ボクシングネタ、その他雑談

このブログを始めた当初、短い期間ではありましたが「ボクシング10年」というものを連載していました。

ちょうど2004年の5月18日に下記のような記事を書きました。

「昨年2003年から今年にかけボクシング界では色々な出来事が起こっている。
1)レノックス ルイスのヘビー級王者のままでの引退
2)ロイ ジョーンズのヘビー級制覇、苦戦、そしてKO負け。
3)フロイド メイウェザー、エリック モラレス、アセリノ フレイタス等スター選手の階級転向。
4)圧倒的強さを見せ付けるバーナード ホプキンス、日本の誇り徳山の安定政権
他にも色々と。

ジョー 小泉氏に言わせれば、「新陳代謝の激しいスポーツ」
浜田 剛史氏では、「戦国時代」
そして我がボクシング狂友SPA氏は、「連鎖反応」

たしか自分が初めて見た世界戦はレパード 玉熊の王座転落試合、その次が畑中 清初防衛失敗試合である。
そして初めて購入したボクシング マガジンの見出しは、「タイソン、ラドックを返り討ち 」である。

何をここで言いたいのか?ボクシングを見てきて10数年、この世界は約10年位で大変化、世代交代があるのでは?と言う事だ。
1993ー1994年も現在のような激動の時代だったと思う。

そこで「ボクシング10年」と言うタイトルで階級ごとの変動、中心選手の活躍、交代等をシリーズで追っていきたい。

Corleone」

上記の記事を書いてから16年も経つんですね。そろそろ、その続編的なものを書きだそうかと考えております。

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開催地は何処に?(色々:05‐17‐20)

2020年05月17日 09時33分52秒 | 世界ボクシング

最近(2020年5月17日ごろ)のニュースです。

1)WBC王者タイソン ヒューリー(英)との英国ダービーを目指しているIBF/WBA/WBOの3団体統一ヘビー級王者アンソニー ジョシュア(英)。何だかんだ言って、ジョシュアの次戦は予定通り、IBFの指名挑戦者であるクブラト プーレフ(ブルガリア)との一戦になるのではないでしょうか。問題はこの試合がどこで行われるか。現在のところ、試合地として候補に挙がっているのは、中東諸国のどこか、中国、そして何故だかクロアチアだそうです。

2)昨年6月、大判栗早生でジョシュアを破りヘビー級王座を獲得したアンディ ルイス(米)。予想通りというか、ジョシュアとの即再戦では大差判定負けを喫し、王座から転落しました。世界王者への復帰を目指すルイスはこの度、サウル アルバレス(メキシコ)等を指導しているエディ レイノソ氏に従事するとの事。

3)米国の独立記念日にあたる7月4日に興行を行いたいという意向を示しているオスカー デラホーヤ(米)。世界王者候補のライアン ガルシア(米)をその興行に出場させたいようです。本来ならこのガルシアと今夏に対戦が予定されていたのがホルヘ リナレス(ベネズエラ/帝拳)。しかし現在リナレスは日本にいるため、7月までの渡米は難しいため(ほぼ不可能でしょう)、新たな対戦者を探しているようです。

4)リナレスの同胞で、前日本スーパーフェザー級王者となる末吉 大。現役からの引退を表明しています。

5)2年前、日本人としては初めて、世界戦の計量をクリアできず、世界王座を秤の上で失った比嘉 大吾。これまで所属していた白井・具志堅ジムと袂を分かれ、自身のモチベーションの低下にも嘆いていました。しかしこの度、所属先はまだまだ未定ながらも、世界王座復帰へ向け歩み始める事を宣言しています。

6)今月、プロ復帰第一戦目を行う予定だった元4団体ミニマム級王者高山 勝成(寝屋川石田)。WBA王者ノックアウト CP フレッシュマート(タイ)からの対戦のオファーがあるようです。プロでの実績は抜群で、昨年はアマチュアのリングに登場するなど積極的なリング活動を継続している高山。しかし最後にプロのリングに立ってから4年近く経ちます。現時点での世界挑戦というのは無難な選択ではないでしょう。そしてその前に、その試合を世界戦として許されるべきではないでしょう。

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今週末の試合予定

2020年05月16日 11時14分27秒 | 世界ボクシング

2020年5月第三週末の主な試合予定です。

*確か今週末にはニカラグアで、先月末に続くボクシングの興行が予定されていたと記憶しているのですが。聞きませんよね、その情報って?

とにもかくにも世界各地から、6月、7月、そして8月に行われる予定の興行の詳しい情報が、出回りつつあるようです。

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浪速のジョーも50歳

2020年05月15日 18時23分19秒 | 強いぞジョーさん

暫定王座を含め、WBCバンタム級王座を獲得すること3度。今だ現役復帰を目指す辰吉 丈一郎も今日で半世紀生きた事になります。浪速のジョーが初めて世界王座に就いてから29年もの年月が流れたんですね。

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即対戦はない(色々:05‐14‐20)

2020年05月14日 18時44分59秒 | 世界ボクシング

最近(2020年5月14日ごろ)のニュースです。

1)実現が期待されるヘビー級の一戦、3団体統一王者アンソニー ジョシュア(英)対タイソン ヒューリー(英)の英国ダービー。トップランク社のボブ アラム氏によると、この一番の即実現はないそうです。まずはジョシュアがIBFの指名挑戦者であるクブラト プーレフ(ブルガリア)を退け、ヒューリーがディオンティー ワイルダー(米)との第3戦に勝利することが条件だそうです。

2)フューリーの名前はマイク タイソン(米)から取ったものというのは結構有名な話です。その元祖タイソンは現在53歳になりますが、どうやらリング復帰を目指しているようです。その試合が正式なボクシングの試合になるのか、それともエキシビションになるのかは不明です。どちらになるにしろタイソンがリングに登場すれば、かなりのお金が動きそうです。

3)そのタイソンのリング復帰に感化されてか、イベンダー ホリフィールド(米)やリディック ボウ(米)、そしてジェームス トニー(米)までもがタイソンとの対戦を目指し試合を行う意向があることを表明しています。

4)ホリフィールドによると、タイソンとの第3戦目より、ボウとの第4戦目の方が実現的だとか。意外にオールド グレードたちによるトーナメントが開催されるかもしれませんね。すべての試合が4回戦とかで。

5)もし実現が可能な場合、タイソン、ホリフィールド、ボウ、トニーの他に、元4回戦王のバター ビーン(米)、ビタリとウラジミールのクリチコ兄弟辺りにも声がかかるのではないでしょうか。まあ常に自分を違う位置に置いているレノックス ルイス(英)は参加しないでしょうな。

6)今週末16日からプロのサッカーリーグが再開されるドイツ。同国でのボクシング興行の再開も近いのではないでしょうか。

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強くて、頑丈な顎の持ち主

2020年05月13日 20時44分45秒 | ボクシングネタ、その他雑談

昨日タイソンの記事を書いているとき、気になった選手に遭遇しました。その選手とはホセ リバルタ(キューバ)。タイソンとは、彼が世界王者になる前に対戦し、3度ダウンを奪われながらも10回まで戦った選手です。タイソンはこのリバルタを、「最も強く、そして頑丈な顎の持ち主だった!」と称賛しています。

   

(タイソンと激戦を演じたリバルタ)

キューバ出身のリバルタは、米国のフロリダ州を拠点にプロ活動をした選手。1982年から1999年まで戦った非常に息の長い選手でした。通算戦績は38勝(27KO)17敗(9KO負け)1引き分けと、並みの選手並み。しかしタイソンと対戦した時は、22勝3敗1引き分けと、好戦績の持ち主でした。

若いころにはあのモハメド アリ(米)とスパーをした経験があり、タイソンの他にも、アリに勝利を収めヘビー級王座を獲得したレオン スピンクス(米)、ティム ウィザスプーン(米/元WBC王者)、ブルース セルドン(米/元WBA王者)、フランク ブルーノ(英/元WBC王者)、マイケル ドークス(米/元WBA王者)、ラリー ホームズ(米/元WBC、IBF王者)、トニー タッブス(米/元WBA王者)、ビタリ クリチコ(ウクライナ/元WBO、WBC王者)、クリス バード(米/元WBO、IBF王者)、ドノバン ラドック(カナダ/元無冠の帝王)等、早々たる顔ぶれとの対戦経験があります。

いままで、こんなすごい選手がいる事を知らなかったとは...。恥ずかしいです。現在はフロリダ州でボクシングのジムを経営しています。同州は現在吹き荒れているコロナウィルスの暴風雨の中、積極的にボクシングを含めたスポーツイベントの開催に乗り気な所です。近い将来、リバルタ氏の名前をニュースで頻繁に見かけるようになるかもしれませんね。

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「Best I faced」:マイク タイソン(05‐12‐20)

2020年05月12日 19時36分14秒 | ボクシングネタ、その他雑談

米国のリング誌が不定期的に行っている「Best I faced」というコーナーがあります。これまで自分が対戦した相手で誰が一番強かったか、というインタビュー形式のものです。

イベンダー ホリフィールド(米)、レノックス ルイス(英)とヘビー級の名選手が続きました。今回はその両者と対戦経験のあるマイク タイソン(米)の登場。アイアンマイクの記事は2014年1月に掲載されていました。

果たしてタイソンは、誰をそれぞれの分野のベストと挙げていたのでしょうか。何かワクワクしてきました!!!

(若き日のタイソン。ドン キングも若い!!!)

ジャブの名手(Best Jab):
トニー タッカー(米)。1987年8月に、WBCとWBAのタイトルを保持していたタイソンが、IBF王者タッカーと対戦した王座統一戦。結果はタイソンが大差判定勝利を収めるも、倒しきれず。

防御の技術(Best Defence):
ラリー ホームズ(米)。タイソンが一時代前の名選手と対戦したのは1988年の1月。タイソンは4回で勝利を収めましたが、ホームズにパンチをクリーンヒットさせるのに一苦労も二苦労もしたそうです。

頑丈なアゴ(Best Chin):
ホセ リバルタ(キューバ)。タイソンが世界王者になる2戦前に対戦した選手。タイソンは3度のダウンを奪い、最終的にはTKO勝利を収めましたが、リバルタは10回中盤まで粘りました。

パンチのスピード(Fastest Hands):
トニー タッブス(米)。ホームズとの試合から僅か2ヶ月後に行われた戦い。タッブスのジャブはとても早く、しかもタイソンを恐れることなくコンビネーションでそれが飛んできたそうです。この試合は東京ドームのこけら落とし試合として行われました。

足の速さ(Fastest Feet):
ミッチ グリーン(米)。タイソンが世界王者になる前に対戦。後に両者はストリートファイトをし、世間を驚かせましたが、グリーンは意外にも中々のフットワークの持ち主だったようです。さらに驚くことは、その路上の喧嘩の加害者はタイソンではなくグリーンでした!!!

賢さ(Smartest):
ホームズ。「流石は世界ヘビー級王座に7年間も君臨した名選手だ!!!」とホームズの技量を賞賛しています。

強さ(Strongest):
リバルタ。

パンチ力(Best Puncher):
ホリフィールド。両拳のパンチ力に加え、第3のパンチも威力抜群だったそうです。

技術者(Best Skills):
タッカー。特にジャブとフットワークが優れていたとか。

総合(Overall):
ホリフィールドを挙げています。

*タイソンに初黒星を与えたジェームス ダグラス(米)の名前が挙がらなかったのは意外ですね。ルイス同様、タイソンもホリフィールドを高く評価していますね。

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