DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

意見番(2014年/海外編)

2015年01月29日 00時02分53秒 | ボクシングネタ、その他雑談
昨年2014年にもっとも活躍した選手を選んでみました。まずは日本国外の選手5名からになります。

IBF/WBO/WBA(スーパー)ヘビー級王者ウラジミール クリチコ(ウクライナ):

*2014年の戦績は2勝(2KO)。4月にWBOの指名挑戦者アレックス リーパイ(豪)を一蹴。11月にはIBFの指名挑戦者だったクプラト プーレフ(ブルガリア)にKO勝利を収めています。現在のヘビー級で、世界ランカー相手にウラジほど圧倒的な力量差で勝利を収められる選手はいないでしょう。打たれ脆さは質の高い防御でカバー。スタミナの無さは過去の話。今後ジョー ルイス(米)の築いた25連続防衛にどこまで近づけるか?それが唯一の焦点ではないでしょうか。この4月に久しぶりにアメリカのリングに登場することが決定しています。



WBO/IBF/WBA(スーパー)ライトヘビー級王者セルゲイ コバレフ(露):

*コバレフは2年連続での選出となります。3月、8月の防衛戦に楽勝を収め、11月にはバーナード ホプキンス(米)に完封勝利。その勝利によりIBFとWBA王座を吸収しています。現在もっとも波に乗っている世界王者の一人でしょう。年間戦績は3勝2KO。その3戦すべてを米国で行っています。次戦がすでに決まっており、3月にカナダに乗り込み元WBC王者ジャン パスカル(カナダ)の挑戦を受けます。



WBA(スーパー)/WBC(暫定)ミドル級王者ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン):

*ここ数年にも増して勢いがついている感のゴロフキン。7月に元2冠王のダニエル ゲール(豪)を、10月にはWBC暫定王者マルコ アントニオ ルービオ(メキシコ)等実力者を一蹴。年間成績は3戦全勝全KO。世界戦13連続KO中と、上記のコバレフ以上に波に乗っている選手ではないでしょうか。アメリカを横断した2014年。2015年の初戦、2月21日に行われるマーティン マレー(英)戦は、欧州のモナコで開催されます。



WBOライト級王者テレンス クロフォード(米):

*3月にスコットランドに乗り込むリッキー バーンズ(スコットランド)から王座奪取。6月にはユリオルキス ガンボア(キューバ)を4度倒しその実力を証明。11月には曲者レイ ベルトラン(メキシコ)に大差判定勝利を収めています。昨年の戦績は3勝(1KO)。スーパーライト級への転向が囁かれているクロフォード。対戦者は未定ながら、4月18日に次戦を予定しています。



WBAフェザー級暫定王者ヘスス クエジャール(亜):

*ビック ダルチニアン(豪)、ノニト ドネア(比)というビックネームを立て続けに破ったレギュラー王者二コラス ウォータース(ジャマイカ)より、元スーパーバンタム級王者リコ ラモス(米)、元スーパーバンタム、フェザー級王者ファン マヌエル ロペス(プエルトリコ)、ルーベン タマヨ(メキシコ)に勝利を収めているクエジャールの方が対戦者の質が高いと判断し選出。ダルチニアンはスーパーフライ級が上限、ドネアに関してはスーパーバンタム級が上限でしょう。実際、クエジャールがウォータースと対戦すれば好試合が期待できることは間違いなし。両選手によるWBA王座の統一戦を臨みます。クエジャールの年間戦績は3戦全勝2KOとなっています。



あくまで私的独断と偏見による選出になります。選出した選手の順は年毎に軽量、重量級を変えてるため今年は重い方からとなっています。

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