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今年もやってるやってる~

ソーンダース、敵地で大勝(WBOミドル級)

2017年12月24日 00時17分25秒 | 世界ボクシング
今月16日、カナダで行われた試合結果です。
WBOミドル級戦:
王者ビリー ジョー ソーンダース(カナダ)判定3対0(117-111、118-110、120-108)挑戦者デビット レミュー(カナダ)

*同級の3団体統一王者ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)が唯一腰に巻いていないベルトを保持しているのがソーンダース。以前から同級での4団体統一戦を望む声が聞かれていましたが、今のところは実現せず。9月に行われたゴロフキン対サウル アルバレス(メキシコ)戦が引き分けという結果に終わってしまったため、その王座統一戦早期実現の可能性は非常に低くなってしまいました。

気を取り直したのかソーンダース、即ビックマッチへの出場は断念し、まずは敵地で自分の名前を売る方向に転換。2年前のゴロフキンに敗れていながらも、地元では絶大な人気を誇っていたレミューに何もさせずに判定防衛に成功。この試合はソーンダースにとって、26戦目にして初の国外での試合。見事な海外デビューといっていいのではないでしょうか。

今回の3度目の王座防衛成功とともに、自身のブランドを高めることに成功したソーンダース。現在WBOミドル級の1位にはアルバレス、2位に今回の挑戦者だったレミュー。3位には元WBO、WBAレギュラー・スーパーウェルター級王者のデメトリアス アンドラーデ(米)。4位には元WBA同級王者ダニエル ジェイコブス(米)。そして5位にはWBCスーパーウェルター級王座を返上し、同級に進出してきたジャモール チャーロ(米)が位置しています。ゴロフキン、またはアルバレスとの対戦が実現しなくても、対戦者選びには苦労しなさそうですね。

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