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今年もやってるやってる~

チュー2世x2、昇格と対戦相手決定(スーパーウェルター級)

2023年08月04日 05時14分18秒 | 世界ボクシング

*まずは2016年師走にプロデビューを果たしている元統一スーパーライト級王者コンスタンチン チュー(露/豪)の長男ティムから。ティムは今年3月、暫定ながらも念願の世界王座奪取に成功。そして6月にはカルロス オカンポ(メキシコ)を僅か77秒で仕留め初防衛を果たしています。

全勝記録を23(17KO)にまで伸ばしているティム。長らく4団体統一王者ジャーメル チャーロ(米)との対戦を望んでいましたがこれまでに両者による対戦は実現していません。チャーロはすでに、9月30日に2階級上のスーパーミドル級4団体統一王者サウル アルバレス(メキシコ)は挑戦することが決定しています。これに伴いWBOは、ティムを暫定王者から正規王者へ昇格させることを承認しました。

チャーロは来月のカネロ(アルバレスのニックネーム。スペイン語でシナモンという意味で、彼の赤茶の髪の毛の色を表しているそうです)との一戦の際、WBOスーパーウェルター級王者としてリングアナウンスされますが、その時点でWBOスーパーウェルター級王者の地位を失います。そして同時にティムが正規/唯一のWBOスーパーウェルター級王者となります。

もし何かしらの理由で「カネロ対チャーロ」戦が9月30日に行われない場合、まずWBOスーパーウェルター級王座は空位となり、同時にティムが正規/唯一王者に昇格されるということです。

何はともあれ、近い将来でのチャーロとの対戦が無くなったティム。近日中に2度目の防衛戦が発表されるのではないでしょうか。

(ティム(左)とニキタ(右)のチュー兄弟)/ Photo: Fox Sports

*今月23日にプロ7戦目の実戦を予定しているティムの実弟ニキタ(Nikita)。初の8回戦のリングでの対戦相手が決定しました。今回ニキタが対戦するのは、2016年7月に、後楽園ホールでOPBF(東洋太平洋)ウェルター級王座の防衛に成功しているジャック ブルベイカー(豪)。ブルベイカーは2019年師走にプロ15戦目のティムと対戦し、4回TKO負けを喫しています。ティム戦後、1勝1敗の戦績を残しているブルベイカーは、現時点でのニキタの戦力を図る格好の相手と言っていいでしょう。兄が快勝した相手に、弟はどのような試合をするのでしょうか。


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