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今年もやってるやってる~

意見番(2020年/日本国内編)

2021年01月21日 05時27分10秒 | ボクシングネタ、その他雑談

昨年2020年にその活躍が顕著だった選手を5名選んでみました。2019年編は海外組が先だったため、2020年編は日本国内の選手5名を最初に紹介していきます。

日本ライトフライ級王者矢吹 正道(緑)/ 2020年の年間戦績は2勝(1KO)。試合とも日本王座戦。

*7月に王座決定戦に出場し、現在保持している王座を獲得。師走には自身初となる判定勝利を経験すると共に、王座の初防衛に成功。現在日本国内同級戦線には、WBAスーパー王者として京口 紘人(ワタナベ)が、そしてWBC王者には寺地 拳四郎(BMB)が存在しています。今年も引き続きコロナウィルスの影響で、海外選手の招聘が難しい状況が予想されます。強打の日本王者矢吹には、意外に早い段階で世界王座挑戦の機会が訪れるかもしれません。

 

WBOフライ級王者中谷 潤人(M.T)/ 1勝(1KO)。

*春、夏と世界戦が決まりながらもコロナウィルスの影響で延期に。秋にようやく初の世界戦が実現し、見事な試合ぶりを見せ王座奪取に成功。将来のスター候補生がようやくスタートラインに立ちました。どうでしょうかね、2021年の中谷は。現状だと、他団体の世界王者との統一戦実現はまだまだ難しいでしょうし、世界ランキングを見渡しても、当然の事ですが、海外の選手が名前を連ねています。試合枯れにならなければいいのですが...。

ちなみに中谷は上記の矢吹とは2016年に4回戦時代に対戦し、判定勝利を収めています。

 

WBOスーパーフライ級王者井岡 一翔(Ambition)/ 1勝(1KO)。

*ご存じの通り、まだまだ半月前になる昨年の大晦日、3階級制覇王田中 恒成(畑中)を相手に会心のボクシングを見せ王座の防衛に成功。今後は他団体王者との統一戦が望まれます。3月にはWBA王者ローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)とWBC王者ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ)がお互いの王座を賭け拳を交える事が決定しています。また、既にIBF王座を8度防衛しているジェルウィン アンカハス(比)が一翔との王座統一戦を熱望しているようです。

一翔クラスになると、矢吹や中谷とは違い、試合数よりどれだけ大きな興行に出場出来るかが望まれてきますね。

(体のたるみが少々気になります)

 

WBAスーパー/IBFバンタム級王者井上 尚弥(大橋)/ 1勝(1KO)。

*念願の3団体王座統一戦は流れてしまいましたが、実力は世界王者クラスのジェイソン マロニー(豪)をラスベガスのリングで圧倒。世界的評価をまた高める事に成功しています。

(今年は保持する王座の数を増やせるのでしょうか?)

 

日本/OPBF(東洋太平洋)/WBOアジア太平洋ライト級王者吉野 修一郎(三迫)/ 2勝(1KO)。

*気がつけば、日本王座の6度の防衛に成功。日本同級の第一人者である中谷 正義(帝拳)との対戦を実現させてほしいものです。

 

選出した選手たちの順番は、昨年は軽いクラスからの順だったので、今年は重いクラスからの順となります。昨年選出した選手は、WBOアジア太平洋ミニマム級王者重岡 銀次郎(ワタナベ)、井上、スーパーバンタム級王者勅使河原 弘晶(輪島)、IBFスーパーバンタム級暫定王者岩佐 亮佑(セレス)、そして吉野。来年も2019年、2020年組の顔が見れそうな予感がします。


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