DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ヘイニー、デービスが共に勝利(世界ライト級x2)

2021年12月09日 05時23分57秒 | 世界ボクシング

先週末4日・土曜日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
WBCライト級戦(王座統一戦):
正規王者デビン ヘイニー(米)判定3対0(117-111x2、116-112)暫定王者ジョセフ ディアス(米)

*WBC内での王座統一戦は、ヘイニーがそのスピードと距離感を活かしディアスに圧勝。緑のベルトを一つにまとめると同時に、4度目の防衛に成功しましたが、パワー不足を露出しています。

 

その翌日5日・日曜日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBAライト級戦(レギュラー王座):
王者ジャルボンテ デービス(米)判定3対0(116-112、115-113x2)挑戦者アイザック クルス(メキシコ)

*デービスの有利が予想されていた一戦ですが、同時にクルスの善戦も期待されていました。結果から見ると、挑戦者の粘りと力強さは予想以上のものとなりました。

試合中に拳を痛めたらしく、アウトボクシングに費やした時間が長かったデービス。それにも増してメキシカンの攻勢は激しく、出された判定には非難が殺到。2017年1月に、デービスが世界王座を初めて獲得して以来ずっと注目してきましたが、彼が苦戦を強いられたのを初めてみました。

苦しみながらも2度目の防衛に成功したデービス。全勝記録を26に伸ばすと同時に、2014年10月以来、自身2度目の判定勝利を経験したことになりました。敗れたとはいえその株を大いに上げる事に成功したクルス。近い将来に再び大舞台登場となるでしょうね。

 

2人の世界王者が防衛記録を伸ばしたライト級戦線。2021年12月9日現在の、同級の王者たちの顔ぶれを確認しておきましょう。

WBA(スーパー):ジョージ カンボソス(豪/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ジャルボンテ デービス(米/2)
WBC:デビン ヘイニー(米/4)
IBF:ジョージ カンボソス(豪/0)
WBO:ジョージ カンボソス(豪/0)
OPBF(東洋太平洋):吉野 修一郎(三迫/1)
WBOアジア太平洋:吉野 修一郎(三迫/1)
日本:吉野 修一郎(三迫/7)


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