先週末18日、サウジアラビアで行われた試合結果です。
IBFクルーザー級戦(王座決定戦):
ジェイ オペタイア(豪)判定3対0(117-111、116-112x2)マイリス ブリエディス(ラトビア)
*2022年7月に、オペタイアの地元豪州で対戦している両雄。その時は挑戦者だったオペタイアが、顎を骨折するなど満身創痍の末判定勝利。ブリエディスから王座を奪っています。今回の王座決定戦となった経緯は、オペタイア陣営と指名試合を科したIBFの間での微妙な行き違いから。そのためオペタイアは昨年末に王座を返上するも、即王座決定戦出場が認められました。
ブリエディスの負傷のため、延期となっていた両者の再戦は、豪州人が前半戦を大きくリードする形で進んでいきます。終盤戦にラトビア人も強打でオペタイアを脅しますが、反撃にはすでに遅く。IBFのベルトは数ヶ月して再び南太平洋に渡る結果となっています。
下記は2024年5月23日現在の、クルーザー級のタイトル保持者たちとなります。
WBA:ヒルベルト ラミレス(メキシコ/防衛回数0)
WBC:ノエル ゲボール(アルメニア/0)
IBF:ジェイ オペタイア(豪/0)
WBO:クリス ビラン スミス(英/1)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:カムシベク クンカバエフ(カザフスタン/0)
IBFスーパーフェザー級戦:
挑戦者アンソニー カカーチェ(英)TKO8回39秒 王者ジョー コルディナ(英)
*王者が有利と思われていた一戦でしたが、蓋を開けて見ると挑戦者が3階にダウンを奪うなど主導権を握っていく形に。中盤戦にカカーチェがストップ勝利を呼び込み、それまで保持していたマイナー団体IBOタイトルに加え、IBFのベルトも手にしています。
実力拮抗者たちが世界王者に君臨している現在のスーパーフェザー級。下記は2024年4月23日現在の、同級の王者たちとなります。
WBA:ラモント ローチ(米/防衛回数0)
WBC:オシャキー フォースター(米/2)
IBF:アンソニー カカーチェ(英/0)
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/2)
WBO(暫定):オスカル バルデス(メキシコ/0)
OPBF(東洋太平洋):坂 晃典(仲里/0)
WBOアジア太平洋:力石 政法(緑/0)
日本:奈良井 翼(RK蒲田/0)
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