今月2日、豪州で行われた試合結果です。
IBFクルーザー級戦:
挑戦者ジェイ オペタイア(豪)判定3対0(116-112x2、115-113)王者マイリス ブリエディス(ラトビア)
*大柄のサウスポー(左構え)のオペタイアが、止まることを知らないフットワークと、左右上下のパンチを近遠距離から放ち続け中盤戦まで確かなリードを保ちました。しかしこれまでに、3度の世界王座を獲得してきたブリエディスも、徐々にその荒っぽいボクシングで挑戦者に迫っていきました。最後は追いつめられる場面もあった豪州人でしたが、クリンチを効果的に交えながら試合終了のゴングを聞くい事に。オペタイアが苦しみながらも世界王座奪取に成功しています。
IBF王座を獲得すると共に、全勝記録を22(17KO)に伸ばしているオペタイアは、ちょうど5年前にOPBF(東洋太平洋)タイトルを獲得しています。その王座は防衛することなく返上していますが、同級のOPBF戦は、その2017年7月以来行われていません。
南太平洋から新王者が誕生した世界クルーザー級。下記は2022年7月13日現在の、同級のタイトル保持者たちとなります。
WBA(スーパー):アルセン グラムイリアン(アルメニア/仏/防衛回数2)
WBA(レギュラー):リャド メルウィー(コートジボワール/ベルギー/1)
WBC:イルンガ マカブ(コンゴ/2)
IBF:ジェイ オペタイア(豪/0)
WBO:ローレンス オコリー(英/2)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:カムシベク クンカバエフ(カザフスタン/0)
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