先週末24日・土曜日、米国・フロリダ州で行われた試合結果です。
WBOフェザー級戦:
王者エマヌエル ナバレッテ(メキシコ)TKO12回2分29秒 挑戦者クリストファー ディアス(プエルトリコ)
*昨年10月に自身2階級目の王座を獲得しているナバレッテ。初防衛戦に迎えたのは、2018年の夏に、伊藤 雅雪(横浜光)と当時空位だったWBOスーパーフェザー級王座を争い、大差判定負けを喫しているディアス。ディアスにとり、フェザー級転向後、2度目の世界挑戦となりました。
階級を上げたナバレッテと、階級を下げてきたディアスの対戦。本来の両者の実力さからでしょうか、メキシカンは4回、8回(2度)、そして最終12回と計4度のダウンを奪う一方的な試合を演じます。しかしプエルトリカンも持ち前の体力を駆使し、試合終了直前まで、自身の陣営がストップを要請するまで、王者に食らいつく大健闘を見せています。
コロナ禍にもかかわらず、定期的に試合をこなしているディアス。戦績を33勝(28KO)1敗に伸ばすと共に、フェザー級王座の初防衛に成功しています。
抜きん出た実力王者が存在がいない混沌としたフェザー級戦線。下記は2021年4月28日現在の、同級王者たちと顔ぶれになります。
WBA(スーパー):レオ サンタ クルス(メキシコ/防衛回数3)
WBA(レギュラー):徐 燦(シュ チャン/中国/2)
WBC:ゲリー ラッセル(米/5)
IBF:空位
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/1)
OPBF(東洋太平洋):清水 聡(大橋/5)
WBOアジア太平洋:森 武蔵(薬師寺/3)
日本:丸田 陽七太(森岡/0)
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