先週末3日・土曜日、エディオンアリーナ大阪で行われた試合結果です。
WBOアジア太平洋フライ級戦(王座決定戦):
加納 陸(大成)判定3対0(116-112、115-113x2)井上 夕雅(真正)
*この春、前タイトル保持者山内 涼太(角海老宝石)が中谷 潤人(MT)の持つ世界王座に挑戦するため、保持していた同王座を返上。減量苦のために同級に転校してきた加納に、早速同級でのタイトル獲得のチャンスが訪れました。
両者の実績と、KO率(加納は40%、井上は約10%)の差から、加納の圧勝が予想されていました。しかし井上が、予想外の粘りを見せ試合は大接戦に。若きベテラン加納が僅差の判定勝利を収め、同タイトルの2階級制覇に成功。戦績を20勝(10KO)4敗(2KO負け)1引き分けにしています。
2022年9月8日現在の、フライ級のタイトル保持者は下記のようになります。
WBA(レギュラー):アルテム ダラキアン(ウクライナ/防衛回数5)
WBC:フリオ セサール マルティネス(メキシコ/3)
WBC(暫定):マクウィリアムス アローヨ(プエルトリコ/0)
IBF:サニー エドワーズ(英/2)
WBO:中谷 潤人(MT/2)
OPBF(東洋太平洋):ジーメル マグラモ(比/0)
WBOアジア太平洋:加納 陸(大成/0)
日本:ユーリ 阿久井 政悟(倉敷守安/3)