DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

プエジョがテーラーの後釜に(WBAスーパーライト級ほか)

2022年09月02日 05時12分44秒 | 世界ボクシング

今月20日、米国カリフォルニア州(上記とは別会場)で行われた試合結果です。
WBAスーパーライト級戦(王座決定戦):
アルベルト プエジョ(ドミニカ)判定2対1(117-111x2、113-115)バティル アフメドフ(ウクライナ)

*つい最近まで同級の4つのベルトを保持していたジョシュ テーラー(英)。戦わずしてあっという間に3つのベルトを手放しています。英国人が保持していたWBA王座に就いたのは、同暫定王座を2度防衛してきたプエジョ。アフメドフより2倍以上あるキャリアを活かし、僅差ながらも明白な判定勝利。自身21戦目にして、念願の正規王座獲得に成功しています。

 

WBCスーパーライト級挑戦者決定戦:
セルゲイ リピネッツ(カザフスタン)TKO8回終了 オマール フィゲロア(米)

*本来ならこの日、元4階級制覇王者エイドリアン ブローナ(米)と対戦する筈だったフィゲロア。しかし試合直前に、ブローナーが不安定な精神面を暴露し出場を辞退。代わって同じ興行に出場を予定していたリピネッツと、WBC王座挑戦への出場権を賭け戦うことになりました。

直前の対戦相手変更の影響からか、2回にダウンを奪われるなどして全く元気のなかったフィゲロア。リピネッツの軍門にあっさりと下ると同時に、試合後、現役からの引退を表明を表明してしまいました。

フィゲロアとは対照的に、一攫千金のチャンスをものにすると同時に、約3年ぶりの勝利を収めた元IBFスーパーライト級王者。今後もベテランの奮闘から目が離せないでしょう。

 

下記は新WBA王者が誕生した、2022年9月2日現在のスーパーライト級の王者たちとなります。

WBA:アルベルト プエジョ(ドミニカ/防衛回数0)
WBC:空位
IBF:空位
WBO:ジョシュ テーラー(英/1)
OPBF(東洋太平洋):近藤 明広(一力/0)
WBOアジア太平洋:平岡 アンディ(大橋/2)
日本:平岡 アンディ(大橋/2)

コメント
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