DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

左一発、マルティネス

2010年11月23日 04時12分07秒 | 世界ボクシング
先週末20日土曜日、米国ニュージャージー州で行われた試合結果です。
WBCミドル級戦:
王者セルジオ マルティネス(亜)KO2回1分10秒 挑戦者ポール ウィリアムス(米)

ライトヘビー級8回戦:
元WBOライトヘビー、WBCクルーザー級王者ゾルト エルデイ(ハンガリー)判定3対0(80-72x2、79-73)サムソン オンヤンゴ(ケニア)

*これほど見事なワン・パンチKOは久しぶりに見ました。2回、ちょうど1分を過ぎようとした時、マルティネスの左がものの見事にウィリアムスの顎を捕らました。ダウンを奪った瞬間、これで試合は終わりというには誰にでも分ったはずです。

両雄によるちょうど1年ぶりの再戦。ウィリアムスがいつになく好戦的でした。結果論ではありますが、過剰な攻撃姿勢がウィリアムスにとり命取りとなってしまいました。初回、ワイルドなパンチを振るいながら前進して行ったのはウィリアムス。しかしマルティネスのパンチが内側から要所要所に当たっていました。私(Corleone)はこのラウンド、王者のラウンドとしています。

この1年で、さらに評価を上げたマルティネス。暫定王者セバスチャン ズビック(独)を筆頭に、対ドイツ勢対決に臨んでいくのも面白いかもしれません。自身初のKO負けを喫したウィリアムス。この敗戦で評価が急落したわけではないので、今後の再起路線に期待しています。
コメント
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