DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ロペス、ジョンソン

2010年11月11日 03時58分19秒 | 世界ボクシング
先週末6日土曜日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
WBOフェザー級戦:
王者ファン マヌエル ロペス(プエルトリコ)TKO8回終了 挑戦者ラファエル マルケス(メキシコ)

*注目の一戦は、若さ、体格差で上回るロペスに軍配が上がっています。

体が固いロペスですが、全体的にばねがあります。ただ、この強引に行くボクシングが通じるのはここまで。3階級制覇や王座統一戦を目指す場合、そこをつかれるでしょう。

接近戦で放つパンチの角度、的中率はさすがのものを見せたマルケス弟ですが、完成度は兄のファン マヌエルに遠く及ばない事を暴露してしまいました。最終的に自身の肩の負傷を訴えての棄権ですが、続けていても判定を聞かずして敗れていてでしょう。スーパーバンタムが限界ではないでしょうか。

8回終了までの採点は3対0(77-74、78-73、77-73)で3人のジャッジともロペスを支持。私(Corleone)も1人のジャッジと同様、77対74でロペスを支持しています。


スーパーミドル級12回戦:
グレン ジョンソン TKO8回38秒 アラン グリーン(共に米)

*「スーパーシックス」途中参加組みによる生き残り戦を制したのはライトヘビー級から降りてきた元世界王者のジョンソン。
試合の方はジョンソンがガードを固め、上体を振りながら前進。それをグリーンが迎え撃つという一進一退の攻防が続きました。そして最終回となった8回、ジョンソンのオーバーハンドの右が2発当たりそこでレフェリー・ストップ。激戦に終止符を打っています。7回までの採点は2対1(67-66x2、65-68)で敗者となったグリーンが若干リードしていました。

体重を落としても特に変化が見られなかったジョンソン。アンドレ ワード(米)との準決勝戦に駒を進めています。

シャープな左ジャブ、コンビネーション等いいものを持っているグリーンですが、如何せんもろすぎます。その辺りを克服しなければ、世界奪取は無理でしょう。
コメント
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