キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

下曽我で観梅

2021年02月08日 | Weblog
天気も良く暖かくなる予報だったので、恒例の観梅に次男と出かけた。
朝飯は昨日の残りの天婦羅で天とじ丼にして食べ、梅むすびを4つ作っておいた。
9時半過ぎに鶏モモの塩焼き、玉子焼きを作り、ミニトマトとスティックブロッコリー、炒めた豚肉をタッパーに詰め、酒を温めポットに入れ、お湯とお茶のティーパック、紙皿、割り箸を持ち、湯呑を濡らしたタオルで包んで持った。
国府津までは東海道線で行き、そこから1時間歩いた。
道中の梅は満開で強い日差しに輝いていた。
駅から何人かの人がリュックを背負い下曽我に向かっていたから、我々同様中止になった梅祭りに関わらず季節が来れば観梅をするんだね。
例年だと餅や沢庵、梅干し、小田原漆器を売っているが、閑散としていた。
そんな事とは関係なく梅は綺麗に咲いていて、箱根の外輪山を望む土手に陣取り弁当を広げ先ずはおかずを肴に花を愛で酒を呑んだ。
ことに梅むすびが美味かったな。

帰りに国府津のcafeで地ビールを飲んが、柑橘の風味がある美味いビールだった。
聞けば5年前から営業していると言う、中々いい店だった。

3時半に家に着いて11:12に配達された山口紗弥加「Romanstic」1999年パイオニLDCをKenwoodで早々に聴くが、酔いが回っていて眠ってしまった。
汗が冷たくて起き、風呂に入って、二階で本格的に眠り、気が付いたら薄暗く、妻に晩飯だと呼ばれた。
焼き鳥、鰯の丸干し、菜花の芥子和えで飯を食べた。

9時から名門校を訪問する番組で小田原高校をやったので観た。
昔とは随分違ってるなあと観ていたが、勉強もクラブ活動もせず、城址公園辺りで無為な時間を過ごし、小腹が減ると仲見世にあった拉麺屋でラーメンを喰い、時にはお堀端通りにあった蕎麦屋でカレー蕎麦を喰った記憶しかなく、勉強するでもなく遊ぶでもなく中途半端な悔いばかり残る時代だった。
それでもそのおかげで、大学では思い切り酒と麻雀と女にうつつを抜かしたから、長い助走だったのかも知れない。
10時から「カンパニー」を観た、黒木瞳は顔を若く見せようとしているが厳しいね、老いた美しさに至るのは難しい。

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時代

2021年02月07日 | Weblog
実はこの3か月どうも腹の具合が悪くてスッキリしないが、いよいよ本格的に悪くなってきたので、医者に行かなきゃ駄目かな。
42℃の風呂にじっくり浸かっているが、それだけじゃ駄目みたいだ。
スッキリとした食欲はないが、食欲は相変わらずで、朝は椎茸とシメジ、豆腐、三つ葉の味噌汁、白菜漬け、鰺フライ、焼売、納豆をたべた。

JA湘南で、菜花、スティックブロコリー、白菜を買った。
午前と午後に母の居間のKenwoodで青木カレンとカレン・ソーサのアルバムを3枚ずつ聴いてみたら、ソーサのほうが断然音が良かったので驚いた。
音源の差に加え、SONY、JBⅬ、Panasonicと4種類のスピーカーがあり、それぞれ出力も違うが音質も違うので面白いもんだね。
本は大竹伸朗を読んでるが、感心したところがあったが、すでに何であったか忘れてる。
情けないけど年を取るとそんなもんだよ。

昼飯は昨日から妻が意気込んでいた天婦羅だった。
芽キャベツの天婦羅が美味いと言ったので、これ幸いと蕗の薹、海老、烏賊のかき揚げをやったのだ。
きちんと出汁を取って蕎麦も茹でてあったので上出来だったが、芽キャベツを生のまま揚げたので喰えなかった。
あれほど火を入れてから揚げろと言ったのに、僕の云うことは聴いてない。
葱と三つ葉を入れて天婦羅蕎麦にしたが美味かった。
特に蕗の薹はいかにも春だったね。

4時半に葛川を東に歩き、風呂に入って、晩飯。
鰯の丸干し、白菜豚肉炒め、白菜漬け、スティックブロコリー、ほうれん草、スモークチーズ、おかきを肴に「菊正宗生酛純米」を燗にして4合、ティーチャーズ湯割りを2杯飲んだ。

9時からチューリップの1997年再結成日本武道館コンサートを観た。
1973年の「こころの旅」を知っていて、74年の「青春の影」の楽譜を持っていた、そんな程度なんだけどね。
この40年、世間のことに本当に疎い。
生きた時代の実感も無いなんて、何をやって来たんだか。

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金曜日はTV中毒

2021年02月06日 | Weblog
快晴で、しかも暖かい日だった。
最近、朝風呂に入らなくなったが、年のせいか面倒くさい。
7時半に起きて、朝起きるのも遅くなっている、椎茸とシメジと豆腐の味噌汁、白菜漬け、納豆、目鰺の刺身、焼売、大根と豚ひき肉煮、菜花の山葵和えを食べた。
9時40分にJA湘南へ出かけ、八朔、蕗の薹、ほうれん草を買った。
午前中は大竹伸朗「見えない音、聴こえない絵」を読み、福島邦子を聴いた。

12時を回っても妻がマサから帰って来なかったので、東華軒の弁当だなと思ったら、案の定鯛めし弁当だった。
とろろ昆布の汁を作り、鰺フライ、白菜漬けで食べた。
食後にサーターアンダーギーと甘納豆を食べた。

プレシネは1965年のイタリア映画「For A Few Dollars More」クリント・イーストウッドとクラレンス・リー・ヴァン・クリーフの共演、セルジオ・レオーネ監督。
2度目か3度目だと思って観始めたが、初めての映画だった。
大ヒットした映画らしいが、面白かった。
マカロニ(スパゲティ)ウエスタンの巨匠と言われるセルジオ・レオーネだが、この映画で名声を確立したらしい、クラレンス・リー・ヴァン・クリーフもこの映画でスターになった。
人生にはこう言った契機が誰にでもあるが、それを掴み取れるやつは少ない。

2階のベッドで日向ぼっこをしながら昼寝をし、4時半に月京方面へ散歩に出た。
帰ると頼んでおいたカレン・ソーサ「HOTEL SOUZA」「ESSENTIALS」「ESSENTIAL Ⅱ」が着いていたので、直ぐにPCに取り込んだ。
5枚出しているアルバムの最初の3枚のセットで「THE COMPLETE COECTION 」となっていて、シンプルな紙のパッケージで、デザインも安易で既存のアルバムからの転用で歌詞カードも無い、でも非常に廉いのが最大の魅力だ。
何処で作ったのかと思ったらMade in MEXCOだった、スペイン語圏の誼なのかな。
黒髪を金髪に染め、若い頃は色っぽかったが、最近はアルゼンチン女の逞しさが感じられる。
スモーキーなセクシーヴォイスで、3年ほど前に海外の女性ジャズシンガーをYouTubeで100人位視聴して、3人好みのシンガーを見つけたが、その一人、他はヘイリー・ロレンとダイアナ・クラールで共通点があるね。

晩飯は、烏賊の刺身、ほうれん草の山葵和えで「菊正純米生酛」の燗、鰺フライ、チーズ、おかきでティーチャーズ湯割りを飲んだ。

エチオピアの塩のキャラバンの番組を観たが、こんな事今もやっているのだろうか、車に変らなきゃいいが、砂漠の民の貧しく厳しい生活だが実に豊かだなと感銘した。
「美の壺」レコード、持っているレコードが少ないが、レコードプレーヤーを買おうか迷っていたが、レコードの魅力をこう見せられるとね。
「新日本風土記」北前船、高山彦九郎を調べた時に江戸期の人の交流が全国に及んでいたのに驚いたが、小樽から大阪までの繋がりにも心動かされた。
「ドリームチーム」山口紗弥加を初めて観てるんだけど、中年の女の匂いが感じられうっとりしちゃう。
今まで全く知らなかったけど若い頃歌手だった様で、動画を観ると可愛いけどぶりっ子じゃなくひょうきんで面白い。
1998年から2001年にかけてシングル6枚、1枚のアルバム「Romantic」を1999年に出していて、つい魅力に負けてアルバムを買っちゃった。
「ドッキュメンタり―72時間」海ほたるは、航空無線を傍受しているオジサンが良かった、管制塔と着陸機の交信を実際に観ながら聴いて、緊迫感に感動してるんだけど昼から夜までずっといたな。
「養老先生、ときどきまる」まるはクリスマスを待たずに死んじゃった。
ちょっと前に姿を消したことがあり探しだしたが、余計なことをしたと反省してた。
死に時を奪ったね。

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春一番吹く

2021年02月05日 | Weblog
快晴だったが強い南風が吹き、春一番だなと思っていたら、記録を取り出してから一蕃早い春一番とのこと。
JA湘南で菜花、芽キャベツを買った。
家に帰り柿の剪定を行った。
去年やらなかったからボサボサでかなり切り込んでスッキリとした。
問題は鳥がやって来なくなるんだよ。
下の物置の屋根に柿が落ちて干乾びて酷く汚れていたので掃除をし、樋に一杯になった腐葉土のようなのを穿り出していたら12時になっていた。
切り落とした枝を妻が細かく切ってゴミ袋に始末してくれるので有り難い。
何となく枝の処理と草むしりは妻の役割になっている。

昼は昨日妻が叉焼を焼いていたので、叉焼麺だと思っていたが、その通りになった。
毎朝味噌汁に使っている水出しの昆布と煮干しの出汁に、大蒜を漬け込んだ醤油と叉焼を焼いた時に出た汁でスープにしたが美味かった。

プレシネは「Random Harvest」1942年のアメリア映画、2度目だった。
ロナルド・コールマンとグリア・ガースンによる、第一次世界大戦と記憶喪失が絡むメロドラマ。
コールマンは泣き顔の渋い俳優で口髭はコールマン髭と呼ばれ一世を風靡した。
ガースンは大柄な知的美人。

午前中の剪定で疲れていて、映画も半分居眠りしていたが、横になって昼寝をし、どうにか4時半に起きて月京まで散歩した。

風呂に入って晩酌、目鰺と蛸の刺身、菜花の山葵和え、白菜漬け、ほうれん草胡麻和え、山葵漬けを肴に「菊正宗生酛純米」の燗。
豆菓子とおかきでティーチャーズの湯割り少々、磯辺巻き。

YouTubeをサ―フィンしてたら鈴木重子が秋田ジャズフェスティバルに出た古い映像があり、背が高くてスラッとしていてかっこ良かった。
東大出で絶対音階をもち酷くゆっくりと話す人で、歌も静かでゆったりっしていて一気に引き込まれることも無いから、持っている2枚アルバムをじっくりと聴いた事も無かった。
だが、この今まで知らないタイプの女性に触れてみれば、新しい境地に入れるかも知れないと閃き、ネットで2枚アルバムをオーダーした。

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昔の名前で出ています

2021年02月04日 | Weblog
今日は朝から快晴で光だけなら完全に春だ。
昨日が節分だったから今日は暦の上でも立春、東風凍を解くだ。
日当たりのいい梅は満開、庭の梅も二分咲きになり、観梅に行かなくちゃ。

JA湘南で、ほうれん草、紫菜花、椎茸を買った。
荷物を置いて大磯落語茶屋へ自転車で行き、直ちゃんに借りた中島みゆきのアルバムを返し珈琲を飲んだ。
大磯のFMに出るので、その話を聞いた、星槎学園がやっているFM局で4年前からあるらしい。
道中の梅を眺めた。

昼前に帰り、植木雅俊を引き続き読もうと思って探したが見つからなかった。
折角長い時間をかけて整理してもこれじゃあね。
「法華経とは何か」を読んでいて、植木先生抹香臭い人かなあと思ったら、面白いとこあるんだよね。
久遠実成を小林旭の「昔の名前で出ています」星野哲郎作詞 叶玄大作曲を引き合いに出して、京都にいるときは忍と呼ばれ、神戸じゃ渚、浜の酒場では昔の名前で出ていたが、色々なところに出現した仏も、実は釈尊が名前を変えていただけで、永遠性と諸仏を統一したのだと説明した。

昼飯は鰊蕎麦だった。
正月前後に300円もした三つ葉が100円になって馬鹿にしてると、妻が纏め買いをしていて、たっぷりと入っていた。
蕎麦には茸と三つ葉と鰊が実に良く合う。

プレシネは「Rear Window」1954年アメリカ映画で、火曜日にはヒッチコック監督の作品をやるようだ。
たいして面白くなかったが、グレース・ケリーが凄く綺麗だった。

2階のベッドで横になって休んだ。
YouTubeで貴闘力の相撲界の暴露番組を観たが、僕が嫌いな尾車が牛耳っているらしい、日本的な古い体質の組織とは思っていたが予想以上に酷い。
頭の悪い志の低いやつが権力に取りつかれるとこうなるが、世の中こういったやつが圧倒的に多いから、そこから抜け出すのは困難だ。

6時過ぎに飯が出来ていて風呂に入れなかった。
イベリコ豚のカツレツ、ほうれん草胡麻和え、紫菜花、もつ煮込みを昨日残した赤ワインで食べた。
シルクロード2部のシリアのキャラバンを観た。

2階に上がり松原みきを聴き、多分この子を死ぬまで聴くんだろうな、本は好みの吉田健一の「酒肴酒」を読んだが、これも死ぬまで何度も読むんだろうなあ。

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リトアニア歌の祭典

2021年02月03日 | Weblog
朝は雨が残ったが暖かく、昼前から日が出て物凄くいい天気になった。
JA湘南で、菜花と白菜を買った。
午前中は母の居間で日向ぼっこをしながらソファーに座って読書をすることが多いので、国語辞典、漢和辞典、古語辞典、日本史辞典、世界史辞典、地図など、書斎と同じのを置いてある。
アナログ世代は場所をとるんだよねえ、でも良い所もある、辞書類は時代遅れだからただ同然で懐が痛まない。
今日も「法華経とは何か―その思想と背景ー」 中公新書をゆっくりと愉しみながら読んだ。
浅学非才ゆえ調べることが多く、書き込みなどしてるから常人の3倍位時間が掛かる。
音楽は石黒ケイ、ZARD、ダイアナ・クロール。

昼は妻が節分だーと言ってマサ製の恵方巻を買って来た。
去年までは作ってたのに家族が3人にまで減ってしまって、その気力がなくなったんだな。
大手のSMとは違って、ヤオマサのインストアで作るものは、そこそこに美味い。
何故か副菜に豚ロースの味噌漬けを焼いた、本当に料理のセンスが無いなあ。

プレシネは1981年アメリカ映画「ESCAPE TO VICTORY」ナチの捕虜収容所にいる連合軍とドイツ軍がパリでサッカーで対決するんだだけど、集団脱走を忘れて試合に真剣になっちゃってね、面白かった。

「法華経とは何か―その思想と背景ー」を読了して大磯方面へ散歩に出た。
白鷺2羽と小鷺を観た。
富士はグレイブルーのシルエットで、雲が這い上がっていた。

カナダの歌姫ダイアナ・クロールを聴いていたが、同じ頃良く聴いたの誰っだったけなと思い、調べたらアルゼンチンの歌姫カレン・ソーサだった、この子のアルバムも買って上げなくちゃ片手落ちだと思いネット通販で買ってしまった。
YouTubeで無料で聴いているだけじゃアーティストの実入りにならないから、良く聴く人のは余裕があれば買って上げないと。

風呂に入ろうと思ったら、妻に、ご飯が出来たよーと出端を挫かれ、飯にした。
オシツケの刺身、菜花の山葵和え、もつ煮込み、栄螺壺焼き、まるで酒の肴だ。
だが、昨夜のマカロニグラタンもどきが大量に残っていたので、夕方ディエゴの赤ワイン「鳥」を開けて置いたのだ。
パンもあったので、チーズとベーコンを載せて焼いた。
ディエゴとは和食に合う赤ワインをコンセプトに作ったから、塩味のもつ煮こみ、酢味噌で食べるオシツケ、栄螺の肝にも違和感なく合い、気が付いたらボトル半分以上飲んでた。
母の居間でTVを観ていた妻が急にやって来て、豆まきだと騒ぐので、飲んでるのに面倒だったが、台所のドアから、鬼は外福は内とやった。
ここ鬼門にたるから効果あるんじゃないかな。

TVでリトアニアの5年に一度の歌の祭典を観た。
ロシアの支配下にあり、ナチがやって来て、またソ連支配になってと小国の悲哀を舐め続けて来ただけに、独立は長い間の悲願だった。
苦難を支えたのが歌と踊りだったから、そりゃあ歌に魂が籠るよ、素晴らしかった。
地の利があった日本じゃ男と女の愛を歌っていられたが、彼の地じゃ歌うのは祖国に対する愛だ。

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月曜は映画2本

2021年02月02日 | Weblog
元カノとおぼしき女性は4人いたが、誕生日を覚えているのは初恋の相手一人だけだ。
初恋に良くあるように7年も思っていたのに肉体関係は無く、淡い関係だったのにねえ、やっぱり男にとっては一番重要な女性なのかも知れない。
子供に対する愛情は均一に掛けているつもりでも、写真の枚数は違っているもので、うちの場合は下になるほど少ない、それによって関りの濃淡が分かるが、それと同じことなのかも知れない。

JA湘南で青島、スティクブロッコリー、椎茸を買い、カリフラワーのスープが残っていたので、昼はパンだなあと思い、山下へ行ったら開店直後なのに10人も並んでいてスルー。
郵便局で2月3月分の生活費を下して帰って来た。
現職の頃は妻から小遣いをもらっていたが、年金を自分の口座に振り込むようにしたのだ。

昼まで、石黒ケイ、福島邦子、松原みきをKenwoodで聴きながら、法華経の解説書を読んだ。
佐伯啓思を読んでいてチョット間を置いたので、専門用語や固有名詞をすっかり忘れてた。
小心で繊細なくせに細かいところを閑居して、大掴みに理解するずぼらな読み方をして来たが、もうこの年になるとその性癖は改まらない。
それでも法華経について何にも知らなかったから、凄く分かったつもりになって、思い上がっているのは何時もの事だ。

昼は、妻が病院へ行った帰りに芦の屋でパンを買ったので、自家製ハムとリーフレタスのサンドイッチとカリフラワースープ、アールグレイになった。
プレシネはゾンビだったので観るつもり無かったのに、妻に勧められて観てしまった。
ショッピングセンターの中に生活の拠点を置き、その外にゾンビを追いやって暮らすんだけど、生活に必要なものは日常品から高級品まで何でもあるけど、外に出られない。
これって、欲しいものは何でもあるが監獄に閉じ込められているような、今の世の中の縮図を描いたんだな。
1978年アメリカ/イタリア「Dawn of The Dead」

映画の途中に棟梁が請求書を持って来たので、終わってから中南信金で振り込みをし、そのまま北へ向かい西友で歯ブラシを買った。
道中、葛川へ流れ込む支流で白鷺を観た、ご同輩と思われるカメラマンが写真を撮っていた。
定年後カメラを趣味にする人は多いが、コロナで見かけ無くなっていたから、白鷺より珍しい。

早めに風呂に入り、音楽を聴いた。
晩飯は、鰯丸干し、モヤシ炒め、ジャガイモとアアンチョビと葱のグラタン、板わさだったので、ワインにするか酒か一瞬迷ったが酒にして、鰯と板わさを肴にした。
去年漬けた甘酢ラッキョウと昨日炒った落花生を肴に加え、もう一本つけた。
最後はJBLで松原みきを肴にティーチャーズをウォーターバックで飲んだ。
ストーヴがあると酒がすすむ、燗によし、肴を焙ったり炒ったり出来て、何しろ暖かくて火を眺めているのが心地よい。

9時からプレシネを母の居間で観た。
イタリアのジュ―が、ナチスの収容所へ入れられる話だったが、コメディなのに主人公は最後射殺されてしまう。
射殺される場所へ歩かされる時に、息子が隠れたゴミ箱の前を、お道化た歩き方で気を惹きながら行くのだが、実際そんな時でもそうありたい。
1998年イタリア「La Vita é Bella」

シゃトーボーロンVSOPを啜りながら観て、2階に上がり坂井泉水を聴き、シャトーボーロンNPを啜ったので酷く酔っていい気持ちだった。

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時代を変える少女

2021年02月01日 | Weblog
今日も一日ぼんやりと過ごしてしまった。
朝から快晴の素晴らしい冬の日だったのに惜しいことをした。
昨日やっぱり呑み過ぎで、午前中はベッドで横になって、手持ちの女性ジャズヴォ―カルをリストにして139曲10.3時間をランダムに聴いた。
日が当たってぽかぽかで大分居眠りをしたが、,起きている時は佐伯啓思を読んた。
昼頃妻が来客だとやってきて、出てみるとご近所の役をやっている人達で、3年前にもやって来て、何かしら手伝ってくれないかとの依頼をうけたが、そろそろ地域のお役に立たなきゃいけない年齢なので、4月から欠員が出る宮世話人を引き受けることにした。
内容は良く分からないが、二宮神社のお札を配ったり、祭りの準備や手伝いをするんじゃないかな。

昼は海老蛸烏賊のトマトソースのスパゲティだった。
烏賊の皮を剥かないので、その匂いが嫌いで好きになれないが、妻はこれがやけに好きで作りたがる、信じられない。
食後にアールグレイとかりんとう。

午後も朝の続きでうつらうつらしながらも、佐伯啓思「20世紀とは何だったのか」を読了した。
3時に散歩に出て1時間歩いた。
6時に風呂に入るまで福島邦子を聴いたが、実にいいねえ。

晩飯は、鰯を煮て焼いたの2尾、大根と豚肉煮、白菜漬物、菜花山葵和で「菊正宗生酛純米」を2合徳利で燗にして呑んだ。
菊乃井の吉田料理長が福井の高校生に和食を指導する番組を観て涙を流した。
フランスでやっているように、自国の誇る料理を一流の料理人に作らせて子供たちに食べさせたり、若い料理人志望者に料理を教えることをもっと積極的にやるべきだ。
1時間松原みきを聴き目を休め、バレーカンパニーのドラマを観て、the Coversで「MajiでKoiする5秒前」の広末涼子の16歳の映像を観て、これなら一世を風靡するなあと思った。
時々時代を変えちゃう少女が出現するが、今年は待ち望まれる。

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