室内の温度は28℃止まりだが湿度が70%以上あり酷く蒸し暑い。
昼は妻が自分じゃ嫌いな素麺にしてくれたので嬉しかった。
生姜・冥加・葱の薬味があり、韮の卵焼きと豚シャブと玉葱のマリネがあったので、副菜も食べたら結構腹がくちくなった。
食後は金時豆の羊羹を食べたが、これは甘藷の甘さ控えめなモノだが、結構なボリュームでさらに腹がくちくなった。
煎餅とお茶を持って居間に移動してプレシネを観た。
窓際にイクラがいたが、僕がTVを観始めたら遠慮して8畳へ行ってしまった。
体調が完全でないのだ。
アラン・ドロンが主演で殺し屋を演じ、ナタリー・ドロンがアリバイ作りの愛人役で出てくる「サムライ」というフランス映画だった。
尾行を巻くための地下鉄がもう一つの主役で、色々な駅が出てきて面白い。
2度目だが、この映画の印象的な場面はパリ郊外のガレージで、ドロンが盗んだ車を持ち込みナンバープレートの交換と新しいピストルを用意してくれる。
殺しも実際にピストルをぶっ放す役割が目立つが、色々と下請けが分業として成り立っているんだな。
シマノのロッドを買ったので、ここのところシマノのルアーを買っている。
30年前にリールのバイオマスターを5台くらい買って、随分釣らせてもらい、本当にお世話になったという気持ちが強く、なるべく目についたものを買うようにしている。
ここ数日でジグを3種類とバイブレーションとトラウト用となっているシンペンを買った。
大手のメーカーというのは、独創的な傑作ルアーが無いのかもしれないが、どれも優れた性能を持っているなと感心している。
それにダイワと比べて価格が安いのが好ましい。
基本的に二宮のサーフでしかやらないから、飛距離が一番大切で、バイブレーソンもスペックでは87m、海アメ用のシンペンも80m飛ぶことになっているから、身体のバネが無くなり、キャスティングの技術が未熟でもスペックの70%くらいは飛ぶから、どうにか勝負が出来るところまでは飛ばせるはずだ。
30年前もそうだったけど、ロッドにしろリールにしろ10種類くらい買って使ってみないと気が済まないタイプだから、周りから無駄だと大いに批難されてね。
最終的に使うロッドもリールも1種類に収束するから、仰る通りなんだけど、そこへ行く過程が趣味の愉しみってもんだ。
ルアーも300個くらい買ってみたが、最後に使っていたのは、ショアラインシャイナーR50金黒だった。
30年振りにルアーを投げてみて感じたのは、ロッドもリールも、昔のは使えないってことと、ルアーもフローティングミノーだけで良かったのが、魚の絶対数が少なくなり波裏で釣れないから、シンペンを遠投して広く探らないと釣れなくなっている。
今のところ一番使い勝手がいいのは、シンペンでモンスターショット80㎜30gクリアカラーだ。
最終的にこれが一番いいとなると、同じのを3個ポケットに忍ばせて浜に出かけることになるから、その他のものはお蔵入りってことになる。
でも遠征するときには、その環境にあったルアーが必要になるから、お蔵に入ったのを取り出して持って行くことになる。
チリの南の山の中でトラウトをやったときには、それまでほとんど使った事の無かったシュガーディープ70㎜で、ブラウンやレインボーの60㎝オーバーを何本もあげたから、備えあれば憂い無しってこともある。
ちなみにその時のロッドは、チリ出張の前に札幌の「アメリカ屋漁具店」で買ったリョービの7ftくらいの振出で、60㎝オーバーのリバートラウトが難なく上げられたので驚いた。
リョービは釣り事業から撤退したので、今持っているエンターティナー10ftを時々サーフトローリングに使って懐かしんでいる。