キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

ヴィニタリー・ジャパン

2006年11月22日 | Weblog
昨日ホテル・ニュー・オータニで華々しくもヴィニタリー・ジャパンが開催され、私のサプライヤーであるシチリアのファッジオというメーカーのリリーちゃんが参加しておりましたので、のこのこ会いに出かけて来ました。リリーちゃんは37歳で三児の母、巻き舌の英語を話すやり手の営業ウーマンです。

午前中シチリア・ワインセミナーというのがありお勉強のため参加いたしました。林茂さんが試飲のコメンテイターでイタリアの関係者のおっさんが二名話をされましたが、とっても詰まらないセミナーでした。でもその中でびっくりした事がありました。試飲ワインの中に我が愛するファッジオのワインがあったのですが、メーカー説明で林先生がここは今年のヴィニタリーで3000のイタリアワインメーカーの頂点に立つ”特別ヴィニタリー賞2006”を受賞した素晴らしいワイナリーですとご紹介なさったのです。初耳でした。そんな凄い賞を取ったのなら言ってくれればいいのにねーリリーちゃん。

リリーちゃんのご主人はトラパーニ市の市長です。トラパーニはシチリアの西北、早稲田みたいな所に位置する海から取れる自然塩でも有名な所です。5年ほど前このあたりの商工会議所に働きかけて、私をトラパーニまで招待してくれました。海沿いのコンクリートで出来たカマクラのようなバンガローに一週間泊まり、乾燥トマトの工場、アンチョビの工場、オリーブ畑、アーモンド畑などを見学いたしました。私がワイン業者だって事を完全に忘れられておりました。

5月だったせいで地中海マグロのシーズン、刺身、ステーキ、カルパッチョと存分に楽しみました。彼の友人の家でいただいた庭の窯で焼いたピッザは思いのほか不味く、食後に出された庭になっていたイチジクが素晴らしく美味、三十個も食い続けて呆れられた事が昨日のように思い起こされます。

そんなリリーちゃんのご主人来年4月に選挙だそうです。見事再選を果たし、また成田ーシチリアの航空券送ってくれないかなー、ビジネスなんて言いません、エコノミーで結構です。また地中海マグロたらふく食べてみたい、イチジクも食べたいなー。忘れておりましたがファッジオのワイン、それはそれは美味なワインです。

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