キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

狂い咲きの桜

2024年10月01日 | Weblog
午前中に借りたリヒテルの「平均律クラヴエール」を返却して、リヒテルのCD2枚組の作品集を3冊借りた。
昨日は「平均律クラヴエール」をレオンハルトのチェンバロで聴いたが、流石に4時間聴いていると固い音が鼻に付く、いや耳に付くと云うのか、兎に角ピノのほうが長い間聴いていられる。
だが、茂木誠の云うように、好みの松原みきや坂井泉水のように心を揺さぶられることはない。

随分涼しくなったので4時前に家を出たが、果樹園のベンチで運動をしたが、やけに人が多くて吃驚した。
やはり、クソ暑い夏が終わって皆さん公園に出てきているんだろうね。
公園のベンチで目の前の風景を眺めていたが、流石に季節は移っていて緑に衰えがある。
そういえば二三日前に葛川を歩いていたら、桜の並木の葉が落ちて黄色くなっていたが、花が咲いていた。
たった数輪のことではあったが、そこだけ春だった。
狂い咲きだが、これが樹全体に咲いたら、花見をして愛でてやらなきゃいけない。

風呂に入って、みつ豆を食べながらYouTubeでパスタ料理の研究をした。
イタリア人シェフやミシュラン☆のシェフ、イタリアでビストロをやっている日本人シェフなど、同じペペロンチーノでも作り方はかなり違う。
先日、お一人のレシピを真似て茄子のスパゲティを作ってみたが、味は良かったが、茄子の果肉が溶けなかったので、トロっとしたソースになっていなかった。
秋茄子は総じて果肉が柔らかいが、今年は気候のせいでひねくれた茄子が多い。
茄子があるうちに再挑戦してみたい。

晩飯は鯛の昆布締め、ムツ煮、蓮根のきんぴら、ひじき煮、とろろ昆布の汁、胡瓜と茗荷の糠漬けだった。
食後に煎餅を食べていたら次男がやって来たのでバーボンとグレンスタッグを飲みながら話をした。
ハードリカーのストレートが美味い季節になった。

10時前に切り上げ、廊下にやって来てPCのチェックをして、読書の予定だ。
ちなみに音楽は荒井由実の4枚のアルバムを聴いている。





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死人が歩く

2024年10月01日 | Weblog
今日はJA湘南で茄子、栗、甘唐辛子を買った。
ここには胡瓜が無い、また明日「磯っ子」に買いに行くことになるね。
昼はオムライスだった。
残ったご飯が溜まるとこれか炒飯になる。
スープは娘にもらったビートのスープで、独特の土の匂いがして、それが苦手だったが味は良かった。
食後にアップルパイと落花生を食べ、アールグレイを飲んだ。
最近、面倒くさいので珈琲を飲まなくなったが、イナリヤトブレンドが一袋残ったままだ。
幾らパッケージが良くなったとはいえ焙煎からあまり時間が経つと美味くない。

プレシネは初めて観る映画「Dead Man Walking」だったが、死刑囚とその最期を看取るシスターの物語で重苦しい映画だった。
日本では絞首刑が行われているのか電気椅子なのか良く知らないが、アメリカでは薬殺なんだ。
私刑の前にオムツを穿かせて、麻酔、肺の機能を停止させる薬、心臓を停止させる薬代を順番に打つ。
この映画では死刑執行が零時だった。
被害者の家族も立ち会っていたが、車社会のアメリカだからこの時間なんだなあと思いながら観た。
今では混乱した社会のアメリカにキリスト教が浸透しているとは思えないが、受刑者は愛用の聖書をシスターにプレゼントした。

ピューリタンが理想の神の国を作るためにやって来て、最初の年に飢えて死ぬところを助けてくれたインディアンをその恩義を忘れて虐殺し、西へ西へと向かいながら原住民を虐殺した。
労働力が足りなくなったので、アフリカから黒人を連れてきて奴隷として働かせた。
奴隷農場まで作って、白人男子と黒人女性の間で子供を産ませ奴隷を増産した。
西へ向かいベクトルはその後も衰えず、ハワイの王国を亡ぼし、手ごわい日本を飛ばしてフィリピンをスペインから略奪した。
その後、日本、朝鮮、ベトナム、カリブ海の諸国、中近東など民主主義と自由を掲げて侵略を続けた。
これがピューリタンの理想だったのだろうか。
国内の死刑囚の前に考えるべき大きな問題があるような気がするのだが。

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片足立ち

2024年10月01日 | Weblog
昨日、「磯っ子」で野菜を買って来たので、朝飯に茄子の味噌汁とオイル焼、胡瓜の糠漬けが復活した。
茄子は細いか小さいんで頼りないが、秋茄子のトロっとした肉質が美味い。
胡瓜は最盛期の3倍の値段で1本70円もするから、無闇に糠床に放り込まないで計画的に漬けている。
もう少しすれば白菜が出てきてお役御免になるんだけど、まだ白菜まではチョット間がある。
魚は妻が作っている塩鮭とカマスの丸干しを焼いた。
昨夜、妻がレンコンと牛蒡と人参を鶏と煮たのを作ったが、鯛の刺身が大量にあったので箸を付けなかった。
それを温めて食べた。
レンコンと牛蒡は歯応えが好きだが、味が濃かったな。

最近は立ち机でPCを使っているが、最初は脚がだるくていけなかったが、この頃馴れてきて少し長く立っていられるようになった。
片足立ちをするといいらしいので時々試しているが、まだグラグラする。

今朝は坂本冬美「Songs」5枚を聴いている。

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「東京つれづれ日記」はつづく

2024年10月01日 | Weblog
秋は眠くなるものだろうか、昨夜も9時過ぎたら眠くなり、9時半に二階に上がって横になった。
読書のつもりがあったが、もちろんそれは志で直ぐに眠った。
2時半頃目が覚めたのかあ、取り合えずYouTubeをサーフィンして気になった番組を視聴していたが、多分眠ったんだと思う。
次に目が覚めたのが4時で、やはりYouTubeをサーフィンしていたら、効果的な勉強方法と云う番組があり、それを視聴した。
それによると、本に線など引いていても記憶につがらないらしく、悪手だという事だ。
またすぐに読み返すんじゃなく、一晩おいてから読み返す方が記憶に残るらしい。
最近、他のルートから睡眠が記憶に有効だと云うのを聴いたが、同じことなんだろうね。
単純反復のような事柄については、まったく記憶力が弱いが、数字などは割と覚えている。
まあ、若い頃から「水道管の水垢理論」を採用していたから、反復して記憶しようなんてことは思わず、乱読多読して残ったものが重要なんだという考え方で、いわゆる受験勉強などには不向きだったね。
それでも大学受験の折の生物は、子供の頃、図鑑を毎日眺めていたおかげで、受験勉強することもなく出来たから、この理論もあながち駄目って訳でもなさそうだ。

昨夜から川本三郎の「ひとり遊びぞ我はまされる」を読んでいる、「東京つれづれ日記」2018年8月から2021年12月掲載分、「台湾、ローカル線、そして荷風」の続きだから、近鉄(近畿鉄道じゃなく近所の鉄道)でのぶらり旅と駅前食堂でのビール、目的地は映画のロケ地が多い。

この7年毎日のようにプレシネを観たので、延べ1,000本以上を観たので、時に知っている映画の話しもあり興味を惹く。
川本さんは美人女優が好きだが、やはり年齢が一回り近く上なので、好みの女優の年齢層が高い。
それでも若い頃の新玉美千代とか若尾文子については大いに共感する。



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