キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

チーズとワインのマリアージュ

2024年07月31日 | Weblog
昨夜は娘がサンシニアンの白とチーズを4種類持って来たので、うちで冷やしてあったシャトー・スオウのロゼも開けて、久し振りにワインとチーズのマリアージュを楽しんだ。
夏はハードりカーやりキュールに、氷と柑橘とソーダを入れたロングカクテルを飲むことが多いから、ワインとチーズが間遠になりがちだ。
ここの所パンを食べないようにしているので猶更だ。

小麦を食べないと体調が良くなるという説を唱えている人がいて、長男が実践したところ調子が良く、野菜と米主体の食事をしていて10㎏近く痩せ、如何にも精悍な感じだ。
この説を唱えている医者は、戦前の日本の食事には、戦後GHQが持ちこんだ小麦、乳製品、肉が無かったから、戦後、癌やアレルギーが増えているのにこれらの食品が係わっていると考えているわけだ。
妥当な考え方と思うが、食を生業として生きてきて、特にワインにはお世話になったので、この考え方だと元々日本人が呑んでいたアルコールはどぶろくであるから、ワインなんてとんでもないものになってしまう。
当然、ワインによく合うチーズとパンもダメだし、赤に合う肉なんてもってのほかだ。
でもまあ、山鯨と称してイノシシを食し、一羽二羽と数えてウサギも鳥に見立て食していたわけで、しょっちゅう食べていたとは思えないが、人気があった。

僕も食い意地が張っているから、喰ったことが無いものは、どんな味なんだろうと臆せず賞味してみる質だ。
大体、美味いものって脂質や糖質が多く、身体によく無いものが多いが、そういうのって過多になると毒だが少量であれば薬だ。
鮨屋の付け台前に座り、中トロを連続して10貫頼むやつは無粋で嫌われるが、そいつが明日死ぬと分かっていれば、許される。
明日死ぬとなったら、毒でも好きなものをたらふく喰らった方がいい。



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