キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

鱚釣りの快楽

2024年06月27日 | Weblog
9時半に家を出て、勝負前公園で少し運動をしてからJA湘南へ向かったら、オバサンたちが7人ほど並んでいた。
運動を少しやり過ぎたが、目指すトマト、枝豆、茄子、胡瓜が買えて、筍と獅子唐も買えた。
駅を渡って南口に出て海岸へ下りた。
鱚釣りの人がいたので声をかけ、釣況について聞いた。
6時から8時までの2時間で鱚を5尾上げたが、それっきり駄目だとのことだが、見せていただいたら1尾はかなり良いサイズで、30年近く前の僕の釣果とあまり変わらない立派なものだった。
この浜でも3年前に爆釣があったらしく、その時はいい思いをしたがそれっきり鳴かず飛ばずとのことだ。
百合丘かやらって来ているが、5月までは歩いてきたらしい、それなら相当に良い運動になっている。
共通の釣友がいて、彼について話たら、チョット前まで左のほうでやっていたが引き上げたらしい。
波が静かで澄んでいて鱚釣りにはうってつけの日だが、引き潮になってから潮が動いていないらしい。

目の前の大島に向かって思いっきりキャストして、サビキながら待っているとツンツンと明確な当たりが出るのが鱚釣りの醍醐味で、さらに波から上がったときに砂浜に横たわるパールホワイトの姿が何とも美しい。

それで夜の約束を断って、早寝をして早朝から海岸に立つわけだから、私と鱚とどっちが大事?などと云われることになる。
鱚のほうがよっぽどいいのだから、言い訳を繕っても色に出てしどろもどろになる。
人類の雌との争いならば未だプライドも保たれるが、相手が砂浜の女王だから彼女の矜持はズタズタ、けちょんけちょんに言われ、何より人類の雄とは見ていない蔑んだ眼差しに、日本男子の矜持 は粉々となる。
まあ、昔のお話です。



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