キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

小鯛を大量に捌く

2022年09月23日 | Weblog
涼しい日が続くようだ。
今朝も起きたらうすら寒くてね、ついこの間まで扇風機をかけて凌いでいた暑さが霧散した。
松原みきの「Cool Cut」を聴いていたが、相変わらず途切れてね、気分のいい寝起きにならなかった。
7時前に台所へ下りて朝飯を作った。
昨日残した伊佐木の刺身、塩鯖、茄子とピーマンのオイル焼、シメジと豆腐と茗荷の味噌汁、胡瓜と茄子と茗荷の糠漬け。

6畳の居間でいい環境で中森明菜の25周年記念バラード・ベストを聴いた。
中学時代の恋人が低温で少しハスキーな声だったのが影響しているのか、そういった声質の女性に弱い。
中森明菜のような人気歌手は、歌い続けているから声帯が肥厚して低くてかすれた声になる。
荒井由実とかカーリー・サイモンも同じようで、若い頃もキンキン声ではなかったが、年を取るにつれて低く掠れた。
カーリー・サイモンの若い頃に興味なかったが、60歳の時の「Moonlight Serenade」には痺れた。

9時半にJA湘南へ出かけ、何時もより早く着いたのに6人並んでいたのは、明日が休みだからかなあ。
胡瓜、茄子、南瓜、パプリカ、無花果を買った。

家に帰って消防署へ提出する書類を作ったりしていて読書が出来なかった。
昼はタンメンを妻が作っていて、何時もは炒めすぎて野菜がグタグタになるのに、今日のはシャキッと良く出来ていたんで驚いた。
見た目が良ければ食べても美味い、大盛りだったことを除けば満足できる出来だった。
長い間、ガタガタ言ったせいでついに炒め物のコツを習得したのだろうか?
食後にイチジクを3個食べた。

プレシネはフランス映画の「Les Quatore Cents Coups」1959年で、母親の連れ子の少年が、父親との確執や両親の共働きの環境で不良化してゆく映画だったが、面白くなかった。
少年の孤独を描いた傑作らしいが、トリフォーとヌーベルヴァーグを過剰に評価してるんじゃないかな。
でも、初めて取り組んだワインがフランスだったから、かれこれ20回ほどフランスに行っていて、古いパリの町並みなどを観ると懐かしくて嬉しかった。

本当は歩かなきゃいけないんだけど、雨が降りそうだったので自転車で国府別館まで行き、宇野重親「自分で始めた人たち」を借りた。
この人、中島岳志の本に出てきて如何にも魅力的に書いてあったので、一番新しい本を借りてみた。
民主主義や保守主義について造詣が深い人らしいが、これは企業の本だった。

早い時間から相撲を観ることが出来た。
優勝候補の力士がみんな負けて、低レベルの争いになりそうな予感がする。
まあこれも横綱・大関がふがいないからだが、世代交代に入ったともいえる、それにしてもモンゴルの横綱の時代が長すぎたから、その後の世代の全盛期の短いこと。

風呂に入って晩飯、また伊佐木の刺身だったので次男に手伝ってもらって食べた。
無花果、胡瓜と茄子と茗荷の糠漬け、小松菜と高野豆腐煮、鰯のつけ揚げでオールフリーを飲んだが、季節が移ろい明らかに消費ペースが下がっていて、今日も定期的に送られてきたが、前のがだいぶ残っていた。

妻は午前中マサに買い物に行き小鯛を20匹以上仕入れてきて、午後ずっと三枚に卸ろして、塩を振り酢に漬けていたので、晩飯を作る意欲が失せていたと思われる。
明日の昼に鯛の押し寿司かちらし寿司を作るつもりだね。
頭と中骨からいい出汁が出ることを知ったので、バカでかい鍋に20数匹分の粗を入れて煮ていたが、すざましいものだった。
あれだけの量があると、潮汁だけではすまないから、鯛めしを作るのだろうか、いや、寿司飯を炊くからそれはあり得ない、何にするんだろう。

イナリヤト食文研のワインとビールはこちらからご覧になれます





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする