キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

僕の女じゃないのにねえ

2022年09月21日 | Weblog
台風一過、というより本格的な嵐の様子もなく過ぎ去ったので、やや強い風と時折降る雨が名残を留めた。
彼岸の入りで墓参に行くべきなんだが、妻と次男が通院のため車を使い、花の用意が無いので明日に伸ばした。
三日ぶりにJA湘南へ行き、花が出ていたので、市場の花じゃなく農家の花を3束買った。
無花果、胡瓜、茄子、栗を買った。

午前中は昨日の楽天説明会の後処理をしたあと、中島岳志「大衆の反逆 オルテガ」NHK100分de名著を読んだ。
オルテガは西部邁によって知ったスペインの保守思想家だが、それまでは全然知らなかった。
まだ半分しか読んでないが、死者を生きるという考え方、過去の英知の集積という大切な宝物を大切にするってことが書いてあるが、西部邁が良く言っていたことだ。

昼飯は簡単なものと思い、冷凍うどんを水出しの出汁に椎茸とシメジ、とろろ昆布で旨味を加えて、シラスと葱の卵焼きで食べたが、思ったほど美味くなかったな。
食後に無花果を食べた。

プレシネはコッポラの「地獄の黙示録」ファイナルカットを3時間観たが、面白くなかったので半分以上は眠っていた。
大磯方面へ散歩に出て、5時前からTVで相撲観戦をした。
上位力士の具合が良くないが、下位力士や若手が良い相撲を取っているので面白い。
若隆景の4日目からの連勝が7になり、実に強いなあと感じた。

伊藤貫・日下公人「自主防衛を急げ!」李白社が来ていた。
北海道から送られてきたので少し日数がかかったが、待ち望んでいた。
伊藤貫の発言を何時も気にしているが、書籍は少ない、この本は2011年4月に出ていたのを、ずっと見逃していた。
状態がひじょうに良いという評価の本だったが、書き込みがあったのが少し残念だった、これって処女を貴ぶ心情に似ているのかな、もっとも既に色々と書き込んじゃった。
伊藤貫は西部邁の番組に出ているのを視聴して、優れた政治評論家だと思い機会があるたびに発言に注目していたが、NHK、朝日新聞、日教組などのリベラル左派と親米保守の両方について同じようなもんだと批判していて、自主防衛なき国家は、自立した国家ではなく、何れ滅ぶとの立場を取っている。
ワシントンに住み、彼の地の政治家や評論家などと交流していると、日本が良く見えるんだろうなあ、傾聴するに値する発言が多い。
夕方少し読み、2時に目が覚めて7時まで、中森明菜を聴きながら読み続けた。
書き込みをしながら精読をしていて、時々中森明菜に聴き惚れているので思ったほど捗らない。
読書も音楽も愉しみだから、捗らないほうが楽しみが大きく、長続きもしていいんだよね。

7時に起きて、豆腐の赤出汁、塩鯖、茄子のオイル焼、胡瓜と茗荷の糠漬け、とろろ芋で朝飯を食べて、中森明菜の1989年のライブを聴きながら、PCの前で少しお仕事をした。
中森明菜のアルバムはストリーミングに30枚以上あり、全部を聴くのに3日くらいかかりそうな感じがするけど、聴いているうちに好みがはっきりして来るもので、主に5枚くらいを聴いている。

先日女友達二人から、中森明菜は綺麗だし歌が上手いからいいねって言われ、僕の女じゃないのにチョット誇らしかった、それと色っぽいのに女性が嫌わないんだなあと思った。

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