キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

柑橘が好きだ

2019年04月21日 | Weblog
先日イオンで買ってきたべッドカヴァーをようやくベッドに掛けた。
やっぱり新しいシーツは気分がいい、今までのは起毛で温かく冬季には良かったが、これからの爽やかな季節にはサテンの生地がいい。
ベッドの右半分に置いてあった本を除けたが、これが思いのほか大量で70冊ほどあり、置き場所に苦労した。
その甲斐あって、広々と敷いたセミダブルを全面使って寝ることが出来、寝返りが自在で気分のいいこと、再びベッドが本に占領されないようにしたい。

今朝は4時前に目が覚め「戦後日本のジャズ文化 映画・文学・アングラ」を昨夜に続きよんだが、ジャズってのは黒人の差別や貧富の差を無化するような思想を持っているが、基本的にプレーヤーは男ばかりで、リスナーも男を想定しており、自由を掲げたジャズ評論も男女の不平等についての配慮が無いことを指摘している。
ジャズに関わっている男は自由を標榜して演奏しているが、この矛盾についての自覚がない。
最近は女性ヴォーカルが多いので、何となく男の世界とは思っていなかったが、指摘されて初めて気が付いた。

下の息子が6時から起きて騒いでいたので、7時前に起きて風呂に入り朝めしの支度をした。
エノキと油揚げと小松菜の味噌汁、青梗菜とモヤシと豚肉炒め、青梗菜と帆立のクリーム煮、胡瓜の糠漬け、若竹煮で食べた。
昼は清水の筍で筍ご飯の予定。

9時に下の息子と北へ向かい散歩に出かけ、JA湘南で椎茸、蕨、落花生を買う。
ワクワクに周り、柏餅、草餅、原木椎茸、分葱を買う。
秋葉山の西側から登り、娘の家に寄って珈琲を飲むつもりだったが、朝から鎌倉に仕事に出かけていていた。
パートナーが珈琲を淹れてくれ、しばし相模湾を眺めて歓談した。

家に帰り喉が渇いたので、清水から送られた柑橘を食べ比べた。
説明書きと食べた感想
あゆみ
〈説明〉黄金柑と蜜柑の交配種で、神奈川県で育成された品種です。果実はそれほど大きくありませんが、黄色で果皮はなめらかです。爽やかな酸味があり、手で皮がむけます。
〈感想〉芳香があり、酸が綺麗で美味いなあと思った。

めぐみ
〈説明〉キング蜜柑と向かく切舅の交配種。果実は小さめですが種はありません。果汁にも果皮にもβ―クリプトキサンチンなどの機能性成分が多く含まれています。果皮がむきにくいので、カットしてお食べください。
〈感想〉芳香と酸はないが果実味が濃縮していた。


清見
〈説明〉早生蜜柑とオレンジを交配して清水で育成された品種。名前は近くの清見潟に由来しています。果皮がむきにくいのでかっとしてお召し上がりください。
〈感想〉めぐみをやや薄くした感じで果実は大きく食べやすい。


この柑橘を送ってくれた先輩は、千葉大学園芸学部熱川団地農場で檸檬と柑橘の挿し木に関する研究を一緒にやり、僕は発根の栄養推移を先輩は植物ホルモンの消長を調べたが、発根に関する決定的なメカニズムは見いだせなかった。
仮に発見できればノーベル賞も夢でなかった。
なぜなら、クローンが最も簡単な方法で作れるからだ。


まあ、隠居したジジイが大言を吐いてもしょうがないので、この辺で止めるが、柑橘の品種名は最後「み」で終わるのがお決まりなのかなあ。
もしそうなら、まゆみ、ひろみ、いずみってのも作って欲しいなあ、食べるたびに涙ぐみながら昔の女を思い出すのも、この年になると悪くない。

コメント
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