今日も酷い暑さが続いた。
昼に井桁に行き、チラシを食ったが暑さのせいでお客が一組しかいなかった。
考えてみれば、会社から井桁までの道に人通りがなかった。
井桁から馬車道を通って大通りの銀杏並木の木陰を選び、関内駅前のセルテまで歩いたが、厳しい道のりであった。
小学館文庫と新書から、気になる本が出ていたが、中をざっと見て買うのをやめて、河出文庫の吉野弘エッセイ集「くらしとことば」と萩原魚雷「書生の処世」本も雑誌社を購入する。
詩を読むのは濃密過ぎて疲れてしまうが、詩人の散文になると濃度がちょうどよくなり読んでいて楽しい。
吉野弘の詩を読んだことはないが、きっとこのエッセイ集は楽しいだろう。
萩原魚雷はちくま文庫で書評集のようなものを読んだことがあり、優れた文章だった記憶がある。
調べてみると「本と怠け者」という本であった。
近頃、といっても数年前のことだが「自活と活字」という単行本も出しているので、「書生の処世」は同工異曲かもしれない。
対談を明日に控えて「サド侯爵の生涯」が読了出来そうである。
サドに目が行っているが、私の本分はワインであり、そちらのほうの知識も正確にしておかないといけない。
夜、湘南の隠れ家「渚亭」で酒の研究会を開く、肴はいたってシンプルに枝豆と肉団子、〆に冷麦をいただいて終了とする。
ここのところ原酒生酒を飲むことが多いが、ワインでいうところのフィレッシュ&フルーティ、歴史を紐解いてゆくとこの流行は10年から20年で終わり、香りのない、奥行きのある、本格的なワインの時代となる。
酒でいえば、純米生酛造、山廃などが今後主流になって行くのではないか。
この暑さが和らぎ、秋風が吹いてスコッチウイスキーのストレートが美味くなる頃、酒も燗が美味くなる。
次の研究会は燗酒についての比較試飲となるが、果たして酒飲みたちがそこまで集を待つことができるだろうか。
昼に井桁に行き、チラシを食ったが暑さのせいでお客が一組しかいなかった。
考えてみれば、会社から井桁までの道に人通りがなかった。
井桁から馬車道を通って大通りの銀杏並木の木陰を選び、関内駅前のセルテまで歩いたが、厳しい道のりであった。
小学館文庫と新書から、気になる本が出ていたが、中をざっと見て買うのをやめて、河出文庫の吉野弘エッセイ集「くらしとことば」と萩原魚雷「書生の処世」本も雑誌社を購入する。
詩を読むのは濃密過ぎて疲れてしまうが、詩人の散文になると濃度がちょうどよくなり読んでいて楽しい。
吉野弘の詩を読んだことはないが、きっとこのエッセイ集は楽しいだろう。
萩原魚雷はちくま文庫で書評集のようなものを読んだことがあり、優れた文章だった記憶がある。
調べてみると「本と怠け者」という本であった。
近頃、といっても数年前のことだが「自活と活字」という単行本も出しているので、「書生の処世」は同工異曲かもしれない。
対談を明日に控えて「サド侯爵の生涯」が読了出来そうである。
サドに目が行っているが、私の本分はワインであり、そちらのほうの知識も正確にしておかないといけない。
夜、湘南の隠れ家「渚亭」で酒の研究会を開く、肴はいたってシンプルに枝豆と肉団子、〆に冷麦をいただいて終了とする。
ここのところ原酒生酒を飲むことが多いが、ワインでいうところのフィレッシュ&フルーティ、歴史を紐解いてゆくとこの流行は10年から20年で終わり、香りのない、奥行きのある、本格的なワインの時代となる。
酒でいえば、純米生酛造、山廃などが今後主流になって行くのではないか。
この暑さが和らぎ、秋風が吹いてスコッチウイスキーのストレートが美味くなる頃、酒も燗が美味くなる。
次の研究会は燗酒についての比較試飲となるが、果たして酒飲みたちがそこまで集を待つことができるだろうか。