



「知り合いから妙なケモノをもらってね」篭の中で何かが身じろぎする気配がした。古道具店の主から風呂敷包みを託された青年が訪れた、奇妙な屋敷。彼はそこで魔に魅入られたのか(表題作)。通夜の後、男たちの酒宴が始まった。やがて先代より預かったという“家宝”を持った女が現われて(「水神」)。闇に蟠るもの、おまえの名は?底知れぬ謎を秘めた古都を舞台に描く、漆黒の作品集。

ぞわぞわ読んだ。不気味・・・なのに先を読まずにいられない。
四つのお話がつながっているようないないような・・・不思議なお話に引き込まれ、途中置いていかれそうになり、えっと~と読み返したりしながら読んだから、ずいぶんとお時間かかりました。
きつねのはなしが、ぞわぞわ感たっぷりで引き込まれた。
琵琶湖疏水ね・・・見てきたばかり・・・ぞっ!
京都だね~・・・

