作品紹介・あらすじ
花王プラザ人気連載、14人の人気作家が一日の3つの時間帯(朝、夕暮れ、午後11時)を絶妙に描いたエッセイアンソロジー。贈り物にも最適な一冊。
「朝」のひととき
三浦しをん「目覚めたときが朝」
道尾秀介「こうして背表紙は増えていく」
西加奈子「間違いなく朝は」
角田光代「朝の損得」
重松清「指一本、指二本……」
「夕暮れ」のひととき
川上未映子「夕暮れの、どんな空を見ても」
森絵都「暮れゆく空を仰ぐ」
池澤夏樹「長い夕暮れ、短い夕暮れ」
綿矢りさ「夕暮れの諦め」
「午後11時」のひととき
吉本ばなな「そわそわ、しみじみ」
高橋源一郎「ラジオの時間」
村山由佳「上機嫌なままで」
小川洋子「分かれ道」
浅田次郎「午後十一時という非常」
読書備忘録
「朝」のひととき
クロワキさんにパプリカはわかっちゃいましたね。息子はトウモロコシをトウモコロシと言っていましたっけ。
人は、何かを記憶したときと同じ条件下で、そのことを思い出しやすいらしい。・・・へーそうなんですか。
申請していなくても、お金を払っていなくても、朝は間違いなくやってくる。
「夕暮れ」のひととき
夕暮れ好き。なんか今日も一日無事に終わりそうだなーと・・・
「午後11時」のひととき
ばななさんが目の手術をしてお父様と電車で帰った時のことが書かれていたのを思い出した。
いろいろあったけれど、若い頃と違って、もうこの時間は寝る準備に入っているお年頃。
また明日・・・
イラストがとても素敵!
★★★☆☆