

江戸は深川の古道具屋兼損料屋「出雲屋」には、つくもがみという妖怪と化した古道具がたくさんいる。主夫婦の一人息子、十夜は、幼なじみと一緒に、かれらと遊ぶのが大好き。ある日、新たに絵双六のつくもがみ“そう六”がやってきた。いたずらばかりの十夜たちに、そう六が勝負を挑む。双六に勝った方の望みを叶えるというのだ。やんちゃな子供たちの成長と、次々と起こる謎や怪異を描く、ゆかいで温かなファンタジー。








あらら・・・
こんなにたくさんの付喪神がいたら・・・楽しい!頼もしい!
みなりがいいからといって、心がけまでいいとは限らない。
雛道具達のことを言っているんだけれどね・・・人間も!
お大尽の大久屋の娘がみつかった・・・ってお話がさ!
遺産狙いの親戚たちのあさましいことと言ったら・・・
そのせいで、いずれ捨て子だったと言って聞かせようとしていたのに、偽の子がしゃべっちゃったもんで十夜がちょっぴり可哀そうなことに・・・が、そこには付喪神たちがわんさかいるから、頼もしいわけ。
で・・・
そうだったのか十夜があの時の、稲荷神社の、あのお子であったか!
そして、稲荷神社では新たに百年経った付喪神が生まれていた。
十夜のお家に仲間入りしてめでたしめでたし・・・ってところでしょうか。
気がかりなのは・・・
偽の子なのにかわいがっちゃった大久屋の本当の娘は何処に・・・
続きが楽しみっ!
