内容紹介
自費出版専門の出版社ユアーズ者の編集者太田恭一は、人生を本にしたい中高年の様々な依頼に応対す日々。ある日、芥川賞作家である漆多香子から母エリナの自伝を出版して欲しいという依頼が来る。その原稿には、娘の担当編集者と性的関係を持ったことなどが赤裸々に描かれており、出版後、にわかに話題になりはじめる。また、死んだ夫の人生を本として残したいとという美しい女性が現れる。美貌も相まって、出後すぐにドラマ化され部数も伸びるが、彼女がAV作品に出ていた過去がネットで騒がれて…。出版をめぐる人々の欲望を鮮やかに描く、朝日新聞連載小説の書籍化。
読書備忘録
400ページ近い分厚い本だけれど、テンポが良いからサクサク読めた。
自費出版ねー・・・そういえば知り合いがしていましたっけ・・・
自分史なんて、書くことないから書こうとも思わないけれど・・・残しておきたい人もいるのです。そんなもんで太田恭一のところで出してもらおうとお客さんがくるのです。って話しかと思っていたら・・・
死んだ夫の人生を本に・・・高橋由貴の話には、んまぁ びっくり!その本を書く事になった高木が話した、アマゾンのジャングルの中にあるオペラハウスに食いつきしらべた。
アマゾナス劇場?だとしたらマナウスとい言う町にあった。
ジャングルの木々の中にボッと現れるものかと思っていたから・・・なぁんだ。
サクサク読めてあっさり終わっちゃった。
読後感・・・ふ~ん。