本・長野まゆみ 「冥途あり」

　内容（「BOOK」データベースより）
川辺の下町、東京・三河島。そこに生まれた父の生涯は、ゆるやかな川の流れのようにつつましくおだやかだった―。そう信じていたが、じつは思わぬ蛇行を繰り返していたのだった。亡くなってから意外な横顔に触れた娘は、あらためて父の生き方に思いを馳せるが…。遠ざかる昭和の原風景とともに描き出すある家族の物語。


　　　　　　　　　　　　　　　

　読書備忘録　

思い出話というか、噂話と言うか・・・たんたんとした語り口、ちょっと読みにくい文章でした。

とりたてて・・・被爆したことを除けば、これだったら家のお父さんのほうが・・・ってお父さんが大勢いそう。

バームクーヘンのユーハイム氏の話に、へぇー・・・

私もお墓は要らないと考えているから、都立霊園の樹林墓地に、あら・・・

やだなぁこの双子と読んでいたら、あちこちの湯屋でお出入り禁止をくらっていた。

日光で ゆば と 水羊羹 を買うっ！

揚巻ゆば



干しゆばこわれ
我が家はサラダにぱらぱらします。

日光湯波　ふじや　
http://www.nikko-fujiyayuba.com/index.html




　大好物っ！　

日光鬼平の水羊羹　
http://www.nikko-shinisekai.com/s_kibira.html

日光に行ったならば必ず買うお品
昨日今日のお店にも美味しいものはあるけれど、老舗のお力は流石です。

アンデルセンの塩パンで塩パンサンド

牛乳を入れて作ったふわふわオムレツを挟んでみた。


　駅で・・・　

後遺症で片麻痺の方がゆっくりゆっくり杖を付いてホームを歩いてきたら、私の隣で電車を待っていた方が声をかけた。お知り合いだったのね。

久しぶりだねー・・・色々とお話して聞こえてきたことに・・・そっかー・・・

出来ることにシフトしていく！って・・・

今まで出来ていたことがほとんど出来なくなって、一時は嘆いたけれど、まだ死ねないみたいだ。
だったら、できることを探してシフトして生きていくしかないんだよね。
ゴルフもテニスもスキーも出来なくなったけれど、散歩ならできる。
将棋だって囲碁だってできるし、いちばんは図書館まで散歩に行って今まで本なんて読まなかったのに読むようになったこと。
年寄りの定番だよ・・・あそこにいくと何だみんなやることねぇんだなーって安心するよ。
ゆっくり勉強して若い頃何度も試験受けたけれど落ちていた資格をとろうと思っている。とったからって仕事が出来るわけじゃないけれどね・・・ま！とれっこないけれどさ！

って・・・

電車が来ちゃった。
私のダンボ耳を見て、うんうんって聞いていたのがバレたようで、ニッコリされた。私は会釈をして電車に乗った。

私もがんばろーかなぁ・・・って思った。
で、何をがんばる　・・・とも思った。
近所のスポーツクラブに通われている、よく見かける方の相変わらずたっぷんたっぷんとしたお姿に、がんばっているのか！ジャーンジャジャーン・ジャーンジャジャーン♪・・・あそこに行くという選択は・・・なんてことも、大きなお世話なのだが、お見かけするたびにあの曲が・・・