



ついえてゆく愛、さざなみたつ心―。とめどなく寄せては返す想いに目をこらし、愛の蜜から毒までをあまさず舐めつくしたうつろいの日々の物語。

それはそれは時間のかかる本でした。時間をかけて咀嚼した・・・つもりが、しきれずにもう一度読んでみる。
楕円
厚葉君が代欄「あんまりりっぱな名まえで、いちどで覚えた。」
うず
すごくいい!!!そうだよなぁ~・・・グスン
それはマトリョーシカね。
花いかだ
写真を撮ってあげた母子。母のショールを娘がなおす。
「両の手を杖にあずけるひとは、されるままになっている。」
扉
「鏡のすがたにさえ、見捨てられている。ほんとうの顔を知ろうともしない。そらすことばかりうまくなって、だれにもなんにもぶつけない。ものいわぬものばかりを味方につけて、生きている。」
「むこうに、みなもが光る。」
たんたんと・・・
