


















「日本の近代建築史を代表する建築物、「旧秋田商会ビル」。旧秋田商会ビルは、大正4年(1915)に竣工した和洋折衷の極めてユニークな建築物です。鉄骨鉄筋コンクリート造、地上3階、地下1階、塔屋付き、屋上には日本庭園と日本家屋を備えています。内部は1階を純洋風の事務所空間、2階及び3階を格調高い書院造住宅としており、西日本で最初の鉄筋コンクリート造の事務所建築であるとともに、わが国に現存する同種建築物としては最古級のものです。
加えて「屋上庭園」については、東京大学生産技術研究所教授で建築史家の藤森照信(ふじもりてるのぶ)氏が、著書「タンポポ・ハウスのできるまで」の中で次のように書いています。
「1915年の屋上庭園は、日本の屋上庭園の歩みの中では群を抜いて早い。もしかしたら世界的に見ても、一番か二番になるやもしれない。」
わが国を代表する近代建築物、そして屋上庭園。その文化財的価値とともに、近代の下関における建築文化の先進性を立証する貴重な資料を是非ともご覧下さい。」 下関市ホームページより
旧秋田商会ビルは現在、下関観光情報センターです。
残念ですが屋上庭園は公開はされていません。

