ときどき森へ・・・sora日和

~ by 凪 ~
ハンドルネーム変えました。

本・百田尚樹 「風の中のマリア」 

2012-06-19 06:55:54 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

          風の中のマリア (講談社文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
命はわずか三十日。ここはオオスズメバチの帝国だ。晩夏、隆盛を極めた帝国に生まれた戦士、マリア。幼い妹たちと「偉大なる母」のため、恋もせず、子も産まず、命を燃やして戦い続ける。ある日出逢ったオスバチから告げられた自らの宿命。永遠に続くと思われた帝国に影が射し始める。著者の新たな代表作。

 マリアはオオスズメバチのハンター、役割分担がしっかり出来ているのに驚いた。というより、オオスズメバチのことは何も知らなかった。刺されたら死ぬかも?ってことくらいしか・・・
擬人化されたマリアの目線で描かれているお話 オオスズメバチの過酷な一生。

セイヨウミツバチとニホンミツバチのお話は・・・オオスズメバチにばったばったとやられたセイヨウミツバチに対してニホンミツバチはまるでスイミーのように塊になってやっつけたのね。なのにセイヨウミツバチにやられたときは無抵抗。というより、攻撃されたわけではなく持っていかれたのを黙ってみていて餓死したって・・・ニホンミツバチはそんな目にあったことがないから、抵抗する手段を知らなかった・・・いちばん可哀想なのはニホンミツバチ。

蜂をみたらきっと今までとは思いが違うんだろうな~・・・蜂の一刺しって聞いていたけれど、オオスズメバチは違うんだね~ 

カチカチと聞こえてきたら、素早く退散します。絶対に近付きませんから。だからとてつもなく大きな音を出して!と、お願いしたい。
人も自然の一部。たまにどうやってこの体が出来たのだろう?なんて思うわけ・・・だからと言って色々とたくさん教えてくださったところで、私のカランコロンのお脳では・・おそらく理解不能。ふ~んと聞いているだけ。たぶん 

 イッキヨミ 


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軽井沢の洋館 市村記念館

2012-06-19 05:55:02 | ときどき森へ・・・






  

「市村記念館は、軽井沢・南原の別荘地としての開発に尽力した市村今朝蔵・きよじ夫妻の歩みと、明治・大正・昭和・平成の軽井沢の歴史を見つめてきた記念すべき建物です。
当時の野沢原にあったこの別荘は大正7年(1918)野沢源次郎が分譲したアメリカ式別荘で、首相もつとめた政治家の近衛文麿が第1号別荘として大正15年(1926)に購入しました。
昭和7年に近衛から譲り受けた別荘の一棟を、昭和8年(1933)、市村今朝蔵・きよじ夫妻は自分たちの居宅として、南原に移築しました。その後、南原開発の活動拠点となりました。
夫妻没後の平成9年(1997)、建物は現在地(雨宮池の東端)に移築復元され、市村家より軽井沢町に寄贈されました。」案内より

中は撮影禁止です。ほとんど当時のまま残されているそうで、意匠はすばらしいです。

入館料400円 軽井沢町大字長倉2112-21

中軽井沢駅から軽井沢駅に向かうR18の左側、中学校の隣に見えています。


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