舞台 海辺のカフカ

2012-05-09 07:37:57 | いろいろなこと
『海辺のカフカ』CM


幻想的で美しくすばらしかった。音楽もとてもステキ。

透明のケースがあちこち動き、そのケースに柳楽くんがまるまって入って現れたところでもう期待大!それが始まりでした。
最後まで期待を裏切らず、終わっても余韻が残り、できればもう一度観てみたい・・・

上演時間は、休憩20分を入れて、約4時間 昼から始まる舞台だったけれど、夜の部だったら遠くからいらした方はちと大変。私はご近所だから夜でも平気!と言っといて昼間観る。

S席だけれど後ろ~・・・ちょっとだけお安くチケット手に入れましたから文句は言わない!と言ったのに・・・やっぱお芝居はかぶりつきよね~  などと・・・
が、そもそも演劇用の劇場なのでどこの席からも見やすく、客席から柳楽くん、長谷川さんがそ~っと現れ、すぐ横を通ったりで・・・この劇場は中ほどからちょっとだけ後ろのほうが全体を見渡せてだんぜんいい。

カーテンコールはいつも感動しますが、柳楽くんが初々しく演じている姿を観ていたからなおさら・・・人を感動させるお仕事!すばらしいです。お仕事とはいえ、あんなにたくさんの台詞をよく覚えますね。
とにもかくにも、柳楽くんの周りを固めている俳優がすごいです。謎の人物カラス役の柿澤勇人さんも・・・
前半、あっという間に休憩に突入。後半も、あー終わっちゃったー。

ニャンコ好きには目を覆いたくなるシーンもあります。ギョッ!としたけれど芝居として割り切って観ていました。

村上春樹のファンって男性が多そうですが、平日マチネ・・・客席はほぼ女性でうまっていました。

さいたまでお芝居を観たのは初めて。この劇場はいい芝居をやっているんですけれど。この辺りはお目目が東京に向いているようです。端っこから2~30分あれば、都心に行けちゃいますからね。東京にお勤めの方もたくさん。東京には劇場もホールもたくさん。

以前フルートアンサンブルはここの劇場の練習室を使っていました。稽古場からはたまに役者が出てきてウロウロしていたから、ミーハーの私は誰か有名な役者さんに会えるんじゃないかと期待していたけれど、残念な事にお見かけしたのは蜷川さんだけ・・・で、蜷川さんのお芝居を見てきたのですけれどね。

海辺のカフカの原作は途中まで読んで諦めた記憶有り。今なら読めるかも。

 20日まで・・・ぜひどうぞ

芝居は 黄昏(2003年)以来・・・だと思う。飢えてた・・・

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神戸屋キッチンのパンたち

2012-05-09 07:29:00 | パン・お菓子・お食事 ♪


            マンゴープリン と いちごのペストリー

 

    エキナカ エキュート

久しぶりに神戸屋さんに寄り道・・・ お芝居の余韻の中、乗り換え時にちょいと・・・

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本・村上春樹 「カンガルー日和」

2012-05-09 06:32:01 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

          カンガルー日和 (講談社文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
時間が作り出し、いつか時間が流し去っていく淡い哀しみと虚しさ。都会の片隅のささやかなメルヘンを、知的センチメンタリズムと繊細なまなざしで拾い上げるハルキ・ワールド。ここに収められた18のショート・ストーリーは、佐々木マキの素敵な絵と溶けあい、奇妙なやさしさで読む人を包みこむ。

 あとがきには ここに集めた23編の短い小説 ━ のようなもの と書いてありました。

「カンガルー日和」 「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」「タクシーに乗った吸血鬼」 「鏡」 「とんがり焼きの盛衰」 が面白かったり良かったり。

いちばん不思議で面白かったのは 「図書館奇譚」 夢・・・好き。


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