



時代の風が冷えこんで、ぼくたちの社会は余裕を失い、仕事に就くことも続けることも難しくなった。恋愛に向けるエネルギーさえ減っている。そんな若い世代に、人気作家があたたかなエールをおくるエッセイ集。東日本大震災後の「今」を見つめた文庫版あとがきも収録。

息子達へ・・・みたいだったから読んでみた。
「会社員生活は頑張るだけでは続かない。自分だけのひそかなたのしみをもつ。それも大切な生き残りの条件だ。そういう人間は逆境に強いのである。会社の仕事を頑張るだけでなく、個人的おたのしみというシェルターを早めに作っておこう。」
本当・・・これ、大切ねってつくづく思った。知ったこっちゃない!ってそっちに行けるからね。
とにかくいじめはやめたほうがいいですわ。ぐるぐる回って戻ってくるかも? きっと戻ってくる。
それに最期に思い出して悪かったって思ったけれど、時すでに遅しで逝ったって話もきいたことありますよ。
最期は楽しかったことのほうがいいじゃない。
大人になってもいじめる人っているんです。みつけたら、お気の毒と思って近付かない。もしいじめられたら、ぐるりと見渡してみるといいかも・・・そんなこととは無縁の大人の塊がきっとあるはず・・・

