
正門から入ってすぐに目に付いたのが右側に建っているこちらの記念館でした。そして左にチャペル。記念館のならびにインブリー館・・・
島崎藤村が小説『桜の実の熟する時』の中で、
「…新しく構内に出来た赤煉瓦の建物は、一部は神学部の教室で、一部は学校の図書館に成っていた。まだペンキの香のする階段を上って行って二階の部屋へ出ると、そこに沢山並べた書架がある。一段高いところに書籍の掛りも居る。…書架で囲はれた明るい窓のところには小さな机が置いてある。そこへも捨吉は好きな書籍を借りて行って腰掛けた…」
と書いてあるのが、この赤煉瓦の建物である。1890年(明治23年)6月24日に献堂式が行われた。建築当初は、神学部の教室、教授室ならびに図書館として使用されたが長い歳月を経た現在は、記念館と呼ばれている。 大学ホームページより







オルガンの音が聞こえてきたのはこちらの小チャペルから、ガラス越しに覗いてみました。オルガンは左側・・・ほんの少しみえています。









学生さんは正門から入ると、日常の風景となっている チャペル、記念館、インブリー館の前を通って行くのですね。
そういえば大昔OL時代、お稽古の先生のお宅に伺うときは、早稲田の大隈講堂を右手にみて歩いていました。月2回・・・日常の風景でした。

