斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

社用車の燃費を計ってみる

2011年05月18日 | クルマ
勤め先に納車された、今時珍しい手動変速機のエコカーであるNZE140型カローラアクシオ1.5Xにほぼ一日乗る機会がありましたので、タイトルのような事をやってみました。

この事を思いついたのは、納車時から無給油状態で、本日の仕事の移動に耐えるか微妙な量でしたし、帰社時に給油すれば、満タン法で燃費も測れますし。。

カローラアクシオのベースグレードになるので、今のご時世に瞬間燃費計や平均燃費計といったドライブモニターもなければ、タコメーターもないのに手動変速機車という、とてもドライバー任せな車です。

低燃費走行を促すためのメーターやモニターでアシストは特にありません。

時々、ECOと書かれた緑色のランプが消える事がありましたが、点灯頻度からすると、逆にECOじゃない時に点灯する方がいいような気がします。(そうそう、アイドリング中は一切点灯しませんでした。)
高速道路の5速で100±5km/h巡航、那須高原線も3速で登れる区間なら、ランプは常時点灯状態ですから。

まだ、オドメーターが400km台の当たりも付いてなさそうな車でやるのは、無茶な事なんですが、当たりが付くとどう変わっているかもわかるでしょうし。。

燃費は平成23年式の車らしく(皮肉ね)、満タン法で計測してみました。

本日の仕事で、オドメーターを400km台から700km台に進めてみました。
3名乗車+50kg程度の荷物、日中はエアコンを使用、走行距離は約220km(その内高速道路が120km程度)、那須高原線の山登り有り、と乗員に優しい車の使い方をしました。

帰社途中に給油した給油量は結構注ぎ足して14.5Lなので、燃費は15.2km/L程度ですかね。
25万km以上走っているカリーナTiマイロードの5MT車とさほど変わりません。
まぁタイヤサイズも車重も似ているからなのかもしれませんが。

でも、1,000kmに届いていない段階で、10・15モード達成率は88%を記録したのだから、決して悪くないと思います。

ただ、同じエンジン(1NZ-FE)を積んでいる4速AT車のNZE120型カローラ、NZT240型プレミオとも14km/L台を記録するので、もうちょっと伸びてもいいような気がします。

果たして、カタログ値で20km/LをマークするNZE140型カローラアクシオのFF-CVT車はどんな記録が出るのか。。
沢山の1.5Lのトヨタ車があるくせにこの組み合わせはないので。。
比較的近い?、フィールダーの4WD-CVT車(10・15モードは15.0km/L)は頑張っても13km/L台です。

滞った場所もなければ、高負荷をかけ続けるような上りもなかったので、燃費はもう少し伸びると思ったのですが、思いのほか悪かったですね。
5,000kmを超えたら、もう少し印象が変わってくるかもしれません。

乗り方によって物凄く燃費に差が出るかもしれません。

補足
個人的には、目に見える情報が少ないMT車で覚えた運転は、多くの車に応用の効く運転技術になると思います。
しかし、実用エンジンなら、タコメーターが無い方が落ち着いてしまうのは、低グレード&商用車慣れしているせいだな。