斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

ラスト・ラン その2

2008年08月30日 | 家族のクルマの話題
ちょっと間が空いてしまいましたが、いよいよ最後の日、25日の朝の話題です。

姉からデミオの鍵を借りるのはこの11年間には幾度となくあったことですし、前日に鍵を預かってきた時もそんな日常の風景と変りはありませんでした。
ただ、これまでと違うのは・・・
当方が預かった姉のデミオの鍵は二度と姉の元に戻る事はありませんし、姉がハンドルを握ることもありません。
そして、25日のAM8時にいつものようにエンジンをかけますが、この聞き慣れた始動音を聞くのもあと数度です。

生憎の天気でしたが、土曜日に丁寧にワックスがけしたおかげで、新車のように艶が有り、水を弾いていました。とても1週間前に11年目の車検から上がってきた低年式車には見えません。(このぐらいは自画自賛させて!)

普段なら新4号バイパスから行ってしまうのですが、この日はゆっくり国道4号を上っていくことにしました。
老朽化による架け替えで、現在3本の橋が架かっている利根川を渡るのもちょっと楽しみだし。。
予定としては、1時間半ぐらいかけて春日部の検査場まで行き、午前中には封印まで済まします。

乗り出してみると、解りきったことですが、異臭のない内装、カチっとしたドアのしまり具合など、外観に負けない程度の良さが解る1台に仕上がったと思います。

個人的な考えなんですが、初めての1台だから“練習用に”とか“ぶつけてもいいお古”なんていう気持ちが沸かないぐらい綺麗にしておいたほうがいいと思っております。
そうすることで、クルマに緊張感をもって接するようになり、結果として運転技術の向上に繋がっていくと考えています。

補足
デミオは春日部ナンバーに移転登録するにあたり、抽選番号ではない希望ナンバーを取得しました。
だから事前に交付されるナンバーが分かっていました。なんとなく、味気ないような気がします。
「栃木77」が外れると「春日部531」から始まるナンバーになるということがわかった上での旅立ちでした。