【記事作成日:2015/5/23、現地訪問日:2015/5/5】
このエントリでは、国道439号線の旧東祖谷山村の京上地区から京柱峠を越えて大豊町まで、加えて大歩危経由で西祖谷の宿に至るまでの状況を記載しています。その他の区間については、インデックスページを参照ください。
このエントリでの走行MAP (クリックでgoogle mapへ)
1. 京上から京柱峠まで
旧東祖谷山村 京上から京柱峠までの地図
01-三好市(旧東祖谷山村)の京上地区には14:40頃に到着しました。
02-県道32号線との分岐点
この日の宿泊地である西祖谷のかずら橋付近は、右の県道32号線を10km程進んだところにあります。しかし今回の目的は国道439号線を走破することなので、ヨサクを代表する難所の一つである京柱峠を越えた上で大歩危経由で向かうことにします。
03-京柱峠に向かって進行開始
いきなり2車線から1車線に減少しました…
04-京柱峠まで14km
05-狭いけどこの辺りは良い路面になっています
06-峠の入口の石柱
この柱の詳細は分からないのですが、
「この門をくぐる者は、心して進むべし」
こんなことを言われているような気がしました。(←中二病患者)
07-峠前の集落
県道32号線の分岐点から先も、人気(ひとけ)のある集落が続きます。こうした集落は後述の厳しい峠道に差し掛かる手前まで(峠の頂点の数km手前まで)続いています。
そのため同じ酷道でも、国道157号線の温見峠(走行記)や国道352号線の樹海ライン(走行記)のような、無人地帯が数十km続くようなところと比べると安心感があります(孤独感が薄れます)。
08-樫尾地区(標高650m)
樫尾(カシオ)地区に到着しました(14:50頃)。
カシオと言えば電卓や時計。ブログ主も腕時計は30年来のカシオユーザーであります。帰って調べたところ、カシオ計算機の創業者である樫尾忠雄氏は、ここからそう遠くはない高知県久礼田村(現、南国市)の出身とのことですが、この地区との関係までは判りませんでした。
参考リンク先: 樫尾忠雄【かしお・ただお】カシオ計算機創業者 (企業家人物辞典)
09-鋭角ターン
そうしているうちに(酷道マニアの中では)名所である、ほぼ180度に折れ曲がる分岐点に到達します。
10-並んだ案内板
ブログ主は右側の道から来たのですが、京柱峠へは左後ろ側へ続く道に進む必要があります。(まっすぐ進むと団体営農道というところに入ってしまいます)
11-鋭角ターンを反対から
あまりにもヘアピンカーブすぎるので、車だと大きく外側に膨らむか、切り返しが必要な状況です。
12-峠道のかほり
ここから先は覚悟していた酷道モードへと突入していきます。
13-小さな滝の前を横切っていきます
14-落石注意
15-ふつーに酷道
このように左側の路肩が傾斜のついた崩れかけの道は、それだけでもバイク海苔にとっては転落の恐れのあるとってもイヤな道なのですが、それに加えて路面も狭くて見通しが悪い上に、砂や葉っぱといった滑りやすい要素が満載という酷い状態になっています。
16-木立の中を駆け抜けます
そんな酷い道の森の中を走るのですが、薄暗い陰気な雰囲気は感じませんでした。
17-大土地との分岐点(樫尾地区・標高751m)
京柱峠へは右に曲がります。うっかりまっすぐ進むと「大土地」という凄い名前の場所に到達するようです。
18-杉の木の葉が積もってきた道路
この辺りは針葉樹の葉っぱや粉が路面に積もっています。
19-おすのうち(反対側)
今回ブログ主は進行方向にある国道439号線のおにぎりはすべて写真に収めたのですが(反対側はノータッチ)、この付近は反対側(京柱峠→京上方面)にしか存在しない珍しい地名のおにぎりがあるので、止まって反対を向いてカメラに収めます。
20-とんば(反対側)
ここでは東を3つ集めると常時1翻付くようです(麻雀ネタ)。
21-九度折れざこ
理由は分かりませんが、なぜか桂ざこばさんのことが頭に浮かんでしまいました。
22-京柱茶屋うどんすぐそこ
京柱峠にはうどんを出す茶屋があって、そこのうどんを食べてくるのが今回の旅の目的の1つでした。その茶屋までもうすぐです!
23-そしてついに京柱峠に到着します! (15:25頃)
ちなみに写真の左に進む道は、小桧曽山経由で矢筈山に通じる登山道とのことです(木製の案内板あり)。
2. 京柱峠で休憩
ここでバイクを止めて、じっくり休憩タイムになります。
24-すごい風景(徳島県側)
京柱峠から眺める山々の風景は、右も左もとってもイイ感じでした。パノラマ写真で残したい風景です。
25-峠を反対から
京柱峠は徳島県と高知県の県境になっています。そのため来た道を振り返ると「徳島県」の看板が出ていました。
26-注意看板
ここから先の下り道は、時間雨量50mm、連続雨量200mm、積雪20cmで異常気象時は通行止めになり得るとのことです。
27-熊出没注意
ここの熊さん、目が赤くて怖いです…。
28-標高1133m
酷道区間に入ってしばらくした大土地との分岐点のところが標高751mだったので、そこからさらに380mほど上ったことになります。
29-バイクと記念撮影
京柱峠のトレードマークでもあるこのオブジェと愛車XJ6 Diversionとを撮影します。逆光なのが残念です。
ちなみに峠到着時にはオフロード車に乗った先客さんがこの場所にいたのですが、快く場所をゆずってもらいました。その方はヘルメットに付けたカメラで走行風景を撮影されているとのことでした。天気は良かったし、この後もいい動画が撮れているといいんですが。
30-反対側もよい景色
こちらは高知県側の風景です。
31-京柱峠の説明文(画像クリックで大サイズ画像へリンクします)
「山人たちの通う素朴な峠道というよりも、文化の交流を促す品格のある峠のような気がしてならない」との表現がありますが、なんか判る気がします。
32-茶屋の建物
ここですぐ近くにある「峠茶屋 京柱」というほったて小屋の小さな建物に入ります。
33-しし肉うどんの味のある看板
大好評 野生の猪 しし肉うどん
「しょうまっことうまい」 と皆言ふ
800円
とのこと。楽しみです。
34-店内の様子(テーブル席)
店内は、入口を入ってすぐの3席ぐらいのカウンター席と、中にテーブル席がありました。なお15時半過ぎの時間帯だったためか、私以外の客は誰もいませんでした。
35-大量の寄せ書き
店内は壁一面にこのうどん屋さんに対する応援メッセージの寄せ書きがびっしり貼られていました。
36-お店の中からも絶景
こういう風景を見ながら、うどんをすするのもいいかもしれません。
37-しし肉うどん(800円)とジュース(150円)
お店はおじいさんが一人で担当されていました。メニューはうどんと焼きおにぎりとジュースがあったのですが、残念ながら焼きおにぎりは売り切れとのことでした。とりあえずお約束のうどんに加えてジュースも注文して頂いたのですが、どちらも疲れた体に染み渡るようでウマかったです。(´∀`)
ちなみにお冷やは出してもらえなかったのですが、店主が出し忘れたのか、最初から無いのかは判りませんでした。(´・ω・`)
その後お腹膨らませて店を出て、バイクのところで再出発の準備をしていたところ、朝ドラのまっさんのように金髪白人ねーちゃんが一緒の夫婦(カップル?)と出会いました。この方々は高知方面からここまでやって来て、この後はヨサクを通って徳島の方に行くとのこと。
その方は「今日中に徳島に着けばよい」言っていたのですが、時間はすでに夕方に近い16時。ブログ主は「ここから先は酷道で時間も掛かるので、国道439号だけを進むのはお勧めできないですよ」とは助言したのですが、この先どうなったのか気になるところであります。
3. 京柱峠から大豊町まで
ここからはヨサク1日目のラストスパートとなる京柱峠の下りになります。
京柱峠から大豊町の国道32号線合流点までの地図
38-高知県側の下りスタート(16:05頃)
39-悪い路肩
京柱峠の高知県側の道は、多少悪いところはあれど、徳島県側のようなひどさはありませんでした。
40-早い段階で民家が視界に入ってきます
41-急な下り坂急カーブ
峠に近いところは、傾斜がきつくて急カーブの個所があります。
42-斜面に点在する家々
ある程度峠を下ってくると、民家が多くなってきます。
43-西峯地区を通過(狭くて見通し悪し)
京柱峠の高知側の下りは、(アップダウンではなく)とにかく一方的な下りばっかり。ブレーキレバーからなかなか手が離せず、腕が痛くなりました。また集落のあるエリアに降りてからも相変わらず道は狭くて見通しが悪い区間が多く、対向車の出現確率が高くなってきた分だけ緊張感を強いられます。
下り始めた当初は「なんや、高知県側はまだいい方じゃん」などと思っていたのですが、実際に走り続けていると地味に体力・精神力を奪われる結構キツイ道でした。
44-山へと繋がる長いパイプ
この付近まで来ると平地も多くなってきた感じです。
45-梶ヶ森方面との分岐点
この辺りの道は改良されています。
46-改良中の道路もここまで
47-栗生トンネル
48-下り初めて最初のおにぎり
国道439号線のおにぎりは徳島県側はそこそこ設置されていたのですが、高知県側は峠からここに下りてくるまで、かなり長い区間で設置されていませんでした。高知県どうなっとんのや!ヽ(`Д´)ノ
49-国道32号との合流点前
そろそろ国道32号線の合流点です。
50-JR土讃線の踏切を越えます
踏切の手前を右に進むと、豊永駅があります。
51-信号の無い国道32号との合流点(16:50頃)
そして四国中央部を南北に結ぶ幹線道路である国道32号にぶつかります。信号機はありません。
4. 大豊町から大歩危・西祖谷の宿まで(おまけ)
大豊町の豊永駅付近から西祖谷かずら橋付近の宿までの地図
この先の国道439号は、この国道32号を左折して10km程南下した後、大豊IC付近より西の方に伸びていくルートになります。しかしこの日は西祖谷に宿を取っていたので、ヨサクの旅は一旦お休みにして逆に国道32号を北上していきます。
52-川沿いのR32を北上
オレンジセンターラインの片側1車線の快速道を進みます。
53-道の駅大歩危に到着(17:10頃)
ここでちょっぴりお土産品を購入していきます。
54-道の駅の裏の渓谷
日が暮れかかっていますが、こんなところから大歩危渓谷のいい眺めが見られるとは思いませんでした。
その後、再度来た道をちょっと戻って大歩危駅の近くから西祖谷のかずら橋の方に向かいます。大歩危から西祖谷のかずら橋方面への道は、バスが楽々通行可能な観光道路って感じですいすいと進んでいきました。
55-西祖谷の民宿に到着(17:50頃)
まだ人の多いかずら橋付近を通り抜けて、本日の宿である「祖谷の里 民宿お山荘」に到着します。(楽天トラベルの宿情報)
56-駐車場に停車中のバイク
ちっぴり日が残っているうちに着いたので、せっかくだから県道を進んだ先(京柱峠への分岐点の京上地区)まで行ってみようかと思っていたのですが、宿に着いた途端に疲れがどっと出てきたため、結局そのまま風呂入って、メシ食って、ごろんとしてヨサクの旅の1日目は終了となりました。
~その7に続く~
★★ 国道439号線を走破してみる:インデックスページに戻る ★★
このエントリでは、国道439号線の旧東祖谷山村の京上地区から京柱峠を越えて大豊町まで、加えて大歩危経由で西祖谷の宿に至るまでの状況を記載しています。その他の区間については、インデックスページを参照ください。
このエントリでの走行MAP (クリックでgoogle mapへ)
1. 京上から京柱峠まで
旧東祖谷山村 京上から京柱峠までの地図
01-三好市(旧東祖谷山村)の京上地区には14:40頃に到着しました。
02-県道32号線との分岐点
この日の宿泊地である西祖谷のかずら橋付近は、右の県道32号線を10km程進んだところにあります。しかし今回の目的は国道439号線を走破することなので、ヨサクを代表する難所の一つである京柱峠を越えた上で大歩危経由で向かうことにします。
03-京柱峠に向かって進行開始
いきなり2車線から1車線に減少しました…
04-京柱峠まで14km
05-狭いけどこの辺りは良い路面になっています
06-峠の入口の石柱
この柱の詳細は分からないのですが、
「この門をくぐる者は、心して進むべし」
こんなことを言われているような気がしました。(←中二病患者)
07-峠前の集落
県道32号線の分岐点から先も、人気(ひとけ)のある集落が続きます。こうした集落は後述の厳しい峠道に差し掛かる手前まで(峠の頂点の数km手前まで)続いています。
そのため同じ酷道でも、国道157号線の温見峠(走行記)や国道352号線の樹海ライン(走行記)のような、無人地帯が数十km続くようなところと比べると安心感があります(孤独感が薄れます)。
08-樫尾地区(標高650m)
樫尾(カシオ)地区に到着しました(14:50頃)。
カシオと言えば電卓や時計。ブログ主も腕時計は30年来のカシオユーザーであります。帰って調べたところ、カシオ計算機の創業者である樫尾忠雄氏は、ここからそう遠くはない高知県久礼田村(現、南国市)の出身とのことですが、この地区との関係までは判りませんでした。
参考リンク先: 樫尾忠雄【かしお・ただお】カシオ計算機創業者 (企業家人物辞典)
09-鋭角ターン
そうしているうちに(酷道マニアの中では)名所である、ほぼ180度に折れ曲がる分岐点に到達します。
10-並んだ案内板
ブログ主は右側の道から来たのですが、京柱峠へは左後ろ側へ続く道に進む必要があります。(まっすぐ進むと団体営農道というところに入ってしまいます)
11-鋭角ターンを反対から
あまりにもヘアピンカーブすぎるので、車だと大きく外側に膨らむか、切り返しが必要な状況です。
12-峠道のかほり
ここから先は覚悟していた酷道モードへと突入していきます。
13-小さな滝の前を横切っていきます
14-落石注意
15-ふつーに酷道
このように左側の路肩が傾斜のついた崩れかけの道は、それだけでもバイク海苔にとっては転落の恐れのあるとってもイヤな道なのですが、それに加えて路面も狭くて見通しが悪い上に、砂や葉っぱといった滑りやすい要素が満載という酷い状態になっています。
16-木立の中を駆け抜けます
そんな酷い道の森の中を走るのですが、薄暗い陰気な雰囲気は感じませんでした。
17-大土地との分岐点(樫尾地区・標高751m)
京柱峠へは右に曲がります。うっかりまっすぐ進むと「大土地」という凄い名前の場所に到達するようです。
18-杉の木の葉が積もってきた道路
この辺りは針葉樹の葉っぱや粉が路面に積もっています。
19-おすのうち(反対側)
今回ブログ主は進行方向にある国道439号線のおにぎりはすべて写真に収めたのですが(反対側はノータッチ)、この付近は反対側(京柱峠→京上方面)にしか存在しない珍しい地名のおにぎりがあるので、止まって反対を向いてカメラに収めます。
20-とんば(反対側)
ここでは東を3つ集めると常時1翻付くようです(麻雀ネタ)。
21-九度折れざこ
理由は分かりませんが、なぜか桂ざこばさんのことが頭に浮かんでしまいました。
22-京柱茶屋うどんすぐそこ
京柱峠にはうどんを出す茶屋があって、そこのうどんを食べてくるのが今回の旅の目的の1つでした。その茶屋までもうすぐです!
23-そしてついに京柱峠に到着します! (15:25頃)
ちなみに写真の左に進む道は、小桧曽山経由で矢筈山に通じる登山道とのことです(木製の案内板あり)。
2. 京柱峠で休憩
ここでバイクを止めて、じっくり休憩タイムになります。
24-すごい風景(徳島県側)
京柱峠から眺める山々の風景は、右も左もとってもイイ感じでした。パノラマ写真で残したい風景です。
25-峠を反対から
京柱峠は徳島県と高知県の県境になっています。そのため来た道を振り返ると「徳島県」の看板が出ていました。
26-注意看板
ここから先の下り道は、時間雨量50mm、連続雨量200mm、積雪20cmで異常気象時は通行止めになり得るとのことです。
27-熊出没注意
ここの熊さん、目が赤くて怖いです…。
28-標高1133m
酷道区間に入ってしばらくした大土地との分岐点のところが標高751mだったので、そこからさらに380mほど上ったことになります。
29-バイクと記念撮影
京柱峠のトレードマークでもあるこのオブジェと愛車XJ6 Diversionとを撮影します。逆光なのが残念です。
ちなみに峠到着時にはオフロード車に乗った先客さんがこの場所にいたのですが、快く場所をゆずってもらいました。その方はヘルメットに付けたカメラで走行風景を撮影されているとのことでした。天気は良かったし、この後もいい動画が撮れているといいんですが。
30-反対側もよい景色
こちらは高知県側の風景です。
31-京柱峠の説明文(画像クリックで大サイズ画像へリンクします)
「山人たちの通う素朴な峠道というよりも、文化の交流を促す品格のある峠のような気がしてならない」との表現がありますが、なんか判る気がします。
32-茶屋の建物
ここですぐ近くにある「峠茶屋 京柱」というほったて小屋の小さな建物に入ります。
33-しし肉うどんの味のある看板
大好評 野生の猪 しし肉うどん
「しょうまっことうまい」 と皆言ふ
800円
とのこと。楽しみです。
34-店内の様子(テーブル席)
店内は、入口を入ってすぐの3席ぐらいのカウンター席と、中にテーブル席がありました。なお15時半過ぎの時間帯だったためか、私以外の客は誰もいませんでした。
35-大量の寄せ書き
店内は壁一面にこのうどん屋さんに対する応援メッセージの寄せ書きがびっしり貼られていました。
36-お店の中からも絶景
こういう風景を見ながら、うどんをすするのもいいかもしれません。
37-しし肉うどん(800円)とジュース(150円)
お店はおじいさんが一人で担当されていました。メニューはうどんと焼きおにぎりとジュースがあったのですが、残念ながら焼きおにぎりは売り切れとのことでした。とりあえずお約束のうどんに加えてジュースも注文して頂いたのですが、どちらも疲れた体に染み渡るようでウマかったです。(´∀`)
ちなみにお冷やは出してもらえなかったのですが、店主が出し忘れたのか、最初から無いのかは判りませんでした。(´・ω・`)
その後お腹膨らませて店を出て、バイクのところで再出発の準備をしていたところ、朝ドラのまっさんのように金髪白人ねーちゃんが一緒の夫婦(カップル?)と出会いました。この方々は高知方面からここまでやって来て、この後はヨサクを通って徳島の方に行くとのこと。
その方は「今日中に徳島に着けばよい」言っていたのですが、時間はすでに夕方に近い16時。ブログ主は「ここから先は酷道で時間も掛かるので、国道439号だけを進むのはお勧めできないですよ」とは助言したのですが、この先どうなったのか気になるところであります。
3. 京柱峠から大豊町まで
ここからはヨサク1日目のラストスパートとなる京柱峠の下りになります。
京柱峠から大豊町の国道32号線合流点までの地図
38-高知県側の下りスタート(16:05頃)
39-悪い路肩
京柱峠の高知県側の道は、多少悪いところはあれど、徳島県側のようなひどさはありませんでした。
40-早い段階で民家が視界に入ってきます
41-急な下り坂急カーブ
峠に近いところは、傾斜がきつくて急カーブの個所があります。
42-斜面に点在する家々
ある程度峠を下ってくると、民家が多くなってきます。
43-西峯地区を通過(狭くて見通し悪し)
京柱峠の高知側の下りは、(アップダウンではなく)とにかく一方的な下りばっかり。ブレーキレバーからなかなか手が離せず、腕が痛くなりました。また集落のあるエリアに降りてからも相変わらず道は狭くて見通しが悪い区間が多く、対向車の出現確率が高くなってきた分だけ緊張感を強いられます。
下り始めた当初は「なんや、高知県側はまだいい方じゃん」などと思っていたのですが、実際に走り続けていると地味に体力・精神力を奪われる結構キツイ道でした。
44-山へと繋がる長いパイプ
この付近まで来ると平地も多くなってきた感じです。
45-梶ヶ森方面との分岐点
この辺りの道は改良されています。
46-改良中の道路もここまで
47-栗生トンネル
48-下り初めて最初のおにぎり
国道439号線のおにぎりは徳島県側はそこそこ設置されていたのですが、高知県側は峠からここに下りてくるまで、かなり長い区間で設置されていませんでした。高知県どうなっとんのや!ヽ(`Д´)ノ
49-国道32号との合流点前
そろそろ国道32号線の合流点です。
50-JR土讃線の踏切を越えます
踏切の手前を右に進むと、豊永駅があります。
51-信号の無い国道32号との合流点(16:50頃)
そして四国中央部を南北に結ぶ幹線道路である国道32号にぶつかります。信号機はありません。
4. 大豊町から大歩危・西祖谷の宿まで(おまけ)
大豊町の豊永駅付近から西祖谷かずら橋付近の宿までの地図
この先の国道439号は、この国道32号を左折して10km程南下した後、大豊IC付近より西の方に伸びていくルートになります。しかしこの日は西祖谷に宿を取っていたので、ヨサクの旅は一旦お休みにして逆に国道32号を北上していきます。
52-川沿いのR32を北上
オレンジセンターラインの片側1車線の快速道を進みます。
53-道の駅大歩危に到着(17:10頃)
ここでちょっぴりお土産品を購入していきます。
54-道の駅の裏の渓谷
日が暮れかかっていますが、こんなところから大歩危渓谷のいい眺めが見られるとは思いませんでした。
その後、再度来た道をちょっと戻って大歩危駅の近くから西祖谷のかずら橋の方に向かいます。大歩危から西祖谷のかずら橋方面への道は、バスが楽々通行可能な観光道路って感じですいすいと進んでいきました。
55-西祖谷の民宿に到着(17:50頃)
まだ人の多いかずら橋付近を通り抜けて、本日の宿である「祖谷の里 民宿お山荘」に到着します。(楽天トラベルの宿情報)
56-駐車場に停車中のバイク
ちっぴり日が残っているうちに着いたので、せっかくだから県道を進んだ先(京柱峠への分岐点の京上地区)まで行ってみようかと思っていたのですが、宿に着いた途端に疲れがどっと出てきたため、結局そのまま風呂入って、メシ食って、ごろんとしてヨサクの旅の1日目は終了となりました。
~その7に続く~
★★ 国道439号線を走破してみる:インデックスページに戻る ★★
和歌山からのフェリーからヨサクと京柱峠とは、
本当に一緒の経路だったんですね~。奇遇です。
私の方はカルストに行けなかったのが残念だったので、
次に四国を走る機会があれば、是非行きたいな~と思っております。
大阪南部に住んでますので和歌山フェリーが近いのもありフェリーでした。1日目が京柱峠目的っで2日目は四国カルストにいきそのまま大豊経由で徳島港からフェリーで大阪に帰ってきました。同じコースだったので嬉しくてコメントしてさまいました(⌒‐⌒)