【走行日:2018/5/4、記事作成日:2018/7/21】
このエントリでは、国道265号線を走ってみる・その4 (西米良村 ⇒ 椎葉村大河内間)の続きとして、宮崎県椎葉村の大河内地区から上椎葉地区までの走行記を記載しています。
国道265号全体の地図(google mapへのリンク)
今回ブログ主はフェリーで神戸から宮崎港に上陸後、国道265号の起点(南側)に当たる宮崎県小林市まで行き、そこから国道265号を北上しています。
椎葉村大河内地区→上椎葉地区までの地図 (google mapのデータ)
このエントリでは、国道388号との分岐点(椎葉村大河内地区)から飯干峠(いいぼしとうげ)を越えて椎葉村の市街地である上椎葉地区に至る区間について記載しています。
それ以外の区間については下記リンクを参照ください。
・その1 … 前編、小林市市街地 ⇒ 旧須木村間
・その2 … 旧須木村 ⇒ 輝嶺峠 ⇒ 田代八重ダム間
・その3 … 田代八重ダム ⇒ 尾股峠 ⇒ 西米良村間
・その4 … 西米良村 ⇒ 椎葉村大河内地区間
・その5 … 椎葉村大河内地区 ⇒ 飯干峠 ⇒ 上椎葉(椎葉村市街地)間 (このページ)
・その6 … 椎葉村 ⇒ 国見峠 ⇒ 五ヶ瀬町 ⇒ 山都町 道の駅そよ風パーク
・その7 … 道の駅そよ風パーク ⇒ 上色見熊野座神社 ⇒ 箱石峠 ⇒ 阿蘇(終点)
1. 国道388号分岐点→飯干峠まで
国道388号分岐点(椎葉村大河内)→飯干峠までの地図
西米良村側から国道265号を北上し、椎葉村の国道265号/388号の重複区間(酷道グランドクロス)まで到達したブログ主は、ある意味安堵していました。それは何故なのかというと、ここから先の区間はほとんど走った経験があり、輝嶺峠や尾股峠のような生き地獄級の悪路環境ではないことが判っていたからです。
ちなみに前回初めて飯干峠を越えたのは、CB1000SFに載っていた2008年のゴールデンウィークのこと(このときの走行記)。あれからもう10年前経ったのかと思うと、時の流れの速さにビビります。
01-国道388号との分岐点(椎葉村大河内地区、14:33)
ここに来たのは2年ぶり3回目。過去2回は写真の左側の道(国道388号の湯前町方面)からやって来ましたが、今回は逆側からやって来ました。ここの分岐点を右に進んで、上椎葉方面へ国道265号を北上していきます。
02-極一部の2車線区間
この付近だけはよい道路環境です。ただし左の電光掲示板には「夜間通行止 崩土 265 下福良付近」との物騒な警告が出ています。
03-早速道が狭くなってきました
この付近は狭いながらも路面状況は良好です。
04-大型車通行止め
これから先の飯干峠前後の区間は、路肩軟弱・幅員狭小のため大型車通行止(4t車ロング含む)となっています。
05-酷道らしい雰囲気が出てきました
狭いところはバイクと普通車の離合も気を遣うレベルの1車線区間となるため、対向車の存在が気になります。
06-Y字型の分岐点(14:38)
案内板がなければ左に進んでしまいそうなところですが、国道265号は右側になります。ここは10年前に来たときも「おっ!」と思った印象的な場所でよく覚えていたので、今回は全く迷いませんでした。
07-まるで雨天のような路面
九州地方は前日は雨天だったものの、この日は快晴でした。ほとんどの道は乾いた路面ですが、飯干峠前後の一部区間は山から湧き出した水が道路全体を濡らしており、まるで雨天のようなウェット状態なところがありました。
路面も濡れているだけならともかく、枯葉・砂・泥で滑りやすくなっていて、オンロードバイクではかなり泣けました。(;´Д`)
08-森の中の急カーブを抜けていきます
地味に体力と精神力を奪う、見通しの悪い狭い道が続きます…。
09-左が開けた場所に出てきました
特に見晴らしが良いところではないのですが、印象的な風景でした。
10-国道265号のおにぎり
ここは野々首地区とのことですが、生首っぽい語感で、なんとなく恐ろしさを感じます。
11-飯干峠の頂点に着きました(14:51)
そして国道265号の難所の1つ、飯干峠に到着しました。
13-飯干峠のオブジェ(ひえつきの里)
上の写真にも小さく写っていますが、飯干峠には「ひえつきの里」と書かれたオブジェがあります。
14-飯干峠のおにぎり前で記念撮影
せっかくなので飯干峠のおにぎりを背景に、うちのバイク(YAMAHA XJ6 Diversion)の記念撮影をします。
余談ですが“飯干峠”は同じ宮崎県内でそう遠くない場所にもう1つ存在するため、混同しないように注意する必要があります。
2つの飯干峠 (google mapのデータ)
現在ブログ主がいるのは、上の地図で赤マークが付いていない下側の飯干峠(椎葉村の国道265号)で、もう1つの飯干峠は五ヶ瀬町と諸塚村との境(国道503号)に存在します(地図の赤マークの方)。
2. 飯干峠→小崎小学校付近まで
飯干峠→小崎小学校付近の地図
ここから先は椎葉村の市街地である上椎葉に向かって、峠道を下っていきます。
15-飯干峠の下りスタート(14:55)
飯干峠前後の道は、多少狭いところはあれど、路面状況はそれほど悪くはありません。
16-ええ風景やな~
オブジェのあった飯干峠の頂点からはあまり良い眺望は得られないのですが、ちょっと下った右手側には周囲の山々が見下ろせる見晴らしの良い場所があります。(´∀`)
17-ショートカット村道との分岐点 (14:57)
下りを開始してからまもなく、右下にUターンして下っていくような村道との分岐点があります。
右手の青い標識には「↑川の口・上椎葉(国道265号)」「臼杵俣・上椎葉↓」と書かれています。
ショートカット村道の地図
右側の村道は、ぐにゃぐにゃと遠回りしている国道265号を短絡する1車線の舗装道路です。上椎葉⇔飯干峠間を移動するのであれば、こちらの道の方が早くて近いです。
なおブログ主は10年前に来たときにこの村道を通ったことがあることと、今回の旅の目的は国道265号を走破することなので、今回はそのまま真っ直ぐ進んでいきます。
18-村道分岐点より先の道路
先程の村道分岐点より先の路面はアスファルトがハゲかけてでこぼこしている上に、枯葉や小石が散乱していることもあり、オンロードバイクでは結構シビれる酷道になっています。(;´Д`)
19-木材が積まれてあります
さすが、林業の盛んな山の中という感じです。
20-路肩危険 (椎葉村では日常の風景)
この日はゴールデンウィークということもあり、対向車・先行車がそこそこ存在していました。
飯干峠前後の区間はバイクと普通車であればそれなりに離合できるものの、車同士の離合であれば難儀する区間が多いです。そのためトロトロ走っては、てきとーに止まって写真を撮って進んでいるブログ主のバイクですら、先行車に追いついてしまいました。
21-大型車通行禁止
上椎葉側から飯干峠の登り区間に入る手前に設置されている警告看板です。
22-久々にまともな道路環境です(15:17)
川の口地区まで降りて来ると民家もそこそこあり、道路環境もよくなってきました。ここまで来ると同じ椎葉村の市街地である上椎葉地区まであと一息なように思えますが、上の標識には「↑椎葉 15km」と長い距離がしれっと書かれてあるのがステキです。
23-民家の軒先の1車線を進んでいきます
改良された2車線区間もあっという間に終わり、今度は民家と民家の間を縫って走るような1車線の生活道路っぽい区間を進んで行きます。ただしブログ主はこういう田舎の雰囲気・空気感は大好きなのであります。
24-まだまだ先があります…
ようやく人里に降りてきたと思ったのに、上椎葉の市街地はまだまだ先です…
25-小学校が出てきました
そして鯉のぼりが吊されてある小さな小学校まで到達しました。ここは小崎小学校というところで、明治7年創立の歴史のある学校のようです(入口に書かれてあった)。ただしこの日は休みということもあり、子供達の姿は見当たりませんでした。
26-村道と合流点 (15:26)
そして小学校の近くで、前述のショートカット村道と合流します。(上の写真の右側が村道)
3. 小崎小学校付近→上椎葉ダム→国道327号分岐点まで
小崎小学校~上椎葉ダムまでの地図
ここから先は上椎葉ダム沿いの道を通って進んで行きます。
27-上椎葉まで8.6km
ここまで来ると市街地まであと一息なハズですが、走っても走ってもまだまだ先があって、10年前に初めて通ったときは精神的にへこたれそうになった記憶があります。
28-ダム湖(日向椎葉湖)が見えてきました
左手の木々の間から、大きな川というか湖が見えてきました。
29-上椎葉ダム(上から)
ここは戦後間もない頃に建築が始まった上椎葉ダムで、高さ100mを超える大規模アーチダムです。現在でも大型車の通行には難儀するようなところなのに、よくこれだけのものを半世紀以上前に作り上げたものだと思います。
30-急坂ヘアピンカーブを下っていきます (15:41)
このヘアピンカーブのところから右側に分岐する道があります。この道を進んでいくと国道388号の大河内越えの手前に到達するので、もしその4で触れた野地の大滝や酷道グランドクロス方面から上椎葉地区に抜けるのであれば、飯干峠越えのルートよりもこちらの方が近道になると思われます。
飯干峠を経由しない上椎葉⇔大河内間のルート
31-ここから先の道路環境は良くなります
付近は民家も多くなり、ようやく市街地が近づいてきた感があります。
32-上椎葉ダムを下から
先程の上椎葉ダムを下から眺めます。やっぱりデカイです。
上椎葉ダム~上椎葉市街地間の地図
ここから先は良好な道路環境をスイスイと進んで行きます。
33-上椎葉の市街地に到着(15:45)
西米良村で見て以来、約54kmぶりに信号機を見かけました。椎葉村の宿泊施設や食事処はこの信号を左に入ったエリアにあります。
ブログ主は本当はここで一服したかったのですが、日没までに阿蘇に到達する(国道265号を走り終える)必要があるため、今回は泣く泣くスルーして先へ進みます。(´・ω・`)
34-山と山の間に架かる橋を通ります
山肌には隣の山の影が映っており、日が傾いてきた感があります。
35-県道142号上椎葉湯前線との合流点
上椎葉⇔人吉・湯前方面間の通行は、国道265号(飯干峠)+国道388号(湯山峠)経由よりも、この県道142号経由の方が早くて近いようです。
36-中椎葉トンネル
全長878mのまだまだ新しさを感じるトンネルです。
37-国道327号との分岐点前標識
椎葉村と日向市とを結ぶ幹線道路である国道327号との分岐点が近づいてきました。
38-国道327号との分岐点 (15:53)
そして国道265号は信号の無いこの交差点を左に曲がり、国見峠を越えて五ヶ瀬町・阿蘇方面へ北上していきます。
~その6へ続く~
このエントリでは、国道265号線を走ってみる・その4 (西米良村 ⇒ 椎葉村大河内間)の続きとして、宮崎県椎葉村の大河内地区から上椎葉地区までの走行記を記載しています。
国道265号全体の地図(google mapへのリンク)
今回ブログ主はフェリーで神戸から宮崎港に上陸後、国道265号の起点(南側)に当たる宮崎県小林市まで行き、そこから国道265号を北上しています。
椎葉村大河内地区→上椎葉地区までの地図 (google mapのデータ)
このエントリでは、国道388号との分岐点(椎葉村大河内地区)から飯干峠(いいぼしとうげ)を越えて椎葉村の市街地である上椎葉地区に至る区間について記載しています。
それ以外の区間については下記リンクを参照ください。
・その1 … 前編、小林市市街地 ⇒ 旧須木村間
・その2 … 旧須木村 ⇒ 輝嶺峠 ⇒ 田代八重ダム間
・その3 … 田代八重ダム ⇒ 尾股峠 ⇒ 西米良村間
・その4 … 西米良村 ⇒ 椎葉村大河内地区間
・その5 … 椎葉村大河内地区 ⇒ 飯干峠 ⇒ 上椎葉(椎葉村市街地)間 (このページ)
・その6 … 椎葉村 ⇒ 国見峠 ⇒ 五ヶ瀬町 ⇒ 山都町 道の駅そよ風パーク
・その7 … 道の駅そよ風パーク ⇒ 上色見熊野座神社 ⇒ 箱石峠 ⇒ 阿蘇(終点)
1. 国道388号分岐点→飯干峠まで
国道388号分岐点(椎葉村大河内)→飯干峠までの地図
西米良村側から国道265号を北上し、椎葉村の国道265号/388号の重複区間(酷道グランドクロス)まで到達したブログ主は、ある意味安堵していました。それは何故なのかというと、ここから先の区間はほとんど走った経験があり、輝嶺峠や尾股峠のような生き地獄級の悪路環境ではないことが判っていたからです。
ちなみに前回初めて飯干峠を越えたのは、CB1000SFに載っていた2008年のゴールデンウィークのこと(このときの走行記)。あれからもう10年前経ったのかと思うと、時の流れの速さにビビります。
01-国道388号との分岐点(椎葉村大河内地区、14:33)
ここに来たのは2年ぶり3回目。過去2回は写真の左側の道(国道388号の湯前町方面)からやって来ましたが、今回は逆側からやって来ました。ここの分岐点を右に進んで、上椎葉方面へ国道265号を北上していきます。
02-極一部の2車線区間
この付近だけはよい道路環境です。ただし左の電光掲示板には「夜間通行止 崩土 265 下福良付近」との物騒な警告が出ています。
03-早速道が狭くなってきました
この付近は狭いながらも路面状況は良好です。
04-大型車通行止め
これから先の飯干峠前後の区間は、路肩軟弱・幅員狭小のため大型車通行止(4t車ロング含む)となっています。
05-酷道らしい雰囲気が出てきました
狭いところはバイクと普通車の離合も気を遣うレベルの1車線区間となるため、対向車の存在が気になります。
06-Y字型の分岐点(14:38)
案内板がなければ左に進んでしまいそうなところですが、国道265号は右側になります。ここは10年前に来たときも「おっ!」と思った印象的な場所でよく覚えていたので、今回は全く迷いませんでした。
07-まるで雨天のような路面
九州地方は前日は雨天だったものの、この日は快晴でした。ほとんどの道は乾いた路面ですが、飯干峠前後の一部区間は山から湧き出した水が道路全体を濡らしており、まるで雨天のようなウェット状態なところがありました。
路面も濡れているだけならともかく、枯葉・砂・泥で滑りやすくなっていて、オンロードバイクではかなり泣けました。(;´Д`)
08-森の中の急カーブを抜けていきます
地味に体力と精神力を奪う、見通しの悪い狭い道が続きます…。
09-左が開けた場所に出てきました
特に見晴らしが良いところではないのですが、印象的な風景でした。
10-国道265号のおにぎり
ここは野々首地区とのことですが、生首っぽい語感で、なんとなく恐ろしさを感じます。
11-飯干峠の頂点に着きました(14:51)
そして国道265号の難所の1つ、飯干峠に到着しました。
13-飯干峠のオブジェ(ひえつきの里)
上の写真にも小さく写っていますが、飯干峠には「ひえつきの里」と書かれたオブジェがあります。
14-飯干峠のおにぎり前で記念撮影
せっかくなので飯干峠のおにぎりを背景に、うちのバイク(YAMAHA XJ6 Diversion)の記念撮影をします。
余談ですが“飯干峠”は同じ宮崎県内でそう遠くない場所にもう1つ存在するため、混同しないように注意する必要があります。
2つの飯干峠 (google mapのデータ)
現在ブログ主がいるのは、上の地図で赤マークが付いていない下側の飯干峠(椎葉村の国道265号)で、もう1つの飯干峠は五ヶ瀬町と諸塚村との境(国道503号)に存在します(地図の赤マークの方)。
2. 飯干峠→小崎小学校付近まで
飯干峠→小崎小学校付近の地図
ここから先は椎葉村の市街地である上椎葉に向かって、峠道を下っていきます。
15-飯干峠の下りスタート(14:55)
飯干峠前後の道は、多少狭いところはあれど、路面状況はそれほど悪くはありません。
16-ええ風景やな~
オブジェのあった飯干峠の頂点からはあまり良い眺望は得られないのですが、ちょっと下った右手側には周囲の山々が見下ろせる見晴らしの良い場所があります。(´∀`)
17-ショートカット村道との分岐点 (14:57)
下りを開始してからまもなく、右下にUターンして下っていくような村道との分岐点があります。
右手の青い標識には「↑川の口・上椎葉(国道265号)」「臼杵俣・上椎葉↓」と書かれています。
ショートカット村道の地図
右側の村道は、ぐにゃぐにゃと遠回りしている国道265号を短絡する1車線の舗装道路です。上椎葉⇔飯干峠間を移動するのであれば、こちらの道の方が早くて近いです。
なおブログ主は10年前に来たときにこの村道を通ったことがあることと、今回の旅の目的は国道265号を走破することなので、今回はそのまま真っ直ぐ進んでいきます。
18-村道分岐点より先の道路
先程の村道分岐点より先の路面はアスファルトがハゲかけてでこぼこしている上に、枯葉や小石が散乱していることもあり、オンロードバイクでは結構シビれる酷道になっています。(;´Д`)
19-木材が積まれてあります
さすが、林業の盛んな山の中という感じです。
20-路肩危険 (椎葉村では日常の風景)
この日はゴールデンウィークということもあり、対向車・先行車がそこそこ存在していました。
飯干峠前後の区間はバイクと普通車であればそれなりに離合できるものの、車同士の離合であれば難儀する区間が多いです。そのためトロトロ走っては、てきとーに止まって写真を撮って進んでいるブログ主のバイクですら、先行車に追いついてしまいました。
21-大型車通行禁止
上椎葉側から飯干峠の登り区間に入る手前に設置されている警告看板です。
22-久々にまともな道路環境です(15:17)
川の口地区まで降りて来ると民家もそこそこあり、道路環境もよくなってきました。ここまで来ると同じ椎葉村の市街地である上椎葉地区まであと一息なように思えますが、上の標識には「↑椎葉 15km」と長い距離がしれっと書かれてあるのがステキです。
23-民家の軒先の1車線を進んでいきます
改良された2車線区間もあっという間に終わり、今度は民家と民家の間を縫って走るような1車線の生活道路っぽい区間を進んで行きます。ただしブログ主はこういう田舎の雰囲気・空気感は大好きなのであります。
24-まだまだ先があります…
ようやく人里に降りてきたと思ったのに、上椎葉の市街地はまだまだ先です…
25-小学校が出てきました
そして鯉のぼりが吊されてある小さな小学校まで到達しました。ここは小崎小学校というところで、明治7年創立の歴史のある学校のようです(入口に書かれてあった)。ただしこの日は休みということもあり、子供達の姿は見当たりませんでした。
26-村道と合流点 (15:26)
そして小学校の近くで、前述のショートカット村道と合流します。(上の写真の右側が村道)
3. 小崎小学校付近→上椎葉ダム→国道327号分岐点まで
小崎小学校~上椎葉ダムまでの地図
ここから先は上椎葉ダム沿いの道を通って進んで行きます。
27-上椎葉まで8.6km
ここまで来ると市街地まであと一息なハズですが、走っても走ってもまだまだ先があって、10年前に初めて通ったときは精神的にへこたれそうになった記憶があります。
28-ダム湖(日向椎葉湖)が見えてきました
左手の木々の間から、大きな川というか湖が見えてきました。
29-上椎葉ダム(上から)
ここは戦後間もない頃に建築が始まった上椎葉ダムで、高さ100mを超える大規模アーチダムです。現在でも大型車の通行には難儀するようなところなのに、よくこれだけのものを半世紀以上前に作り上げたものだと思います。
30-急坂ヘアピンカーブを下っていきます (15:41)
このヘアピンカーブのところから右側に分岐する道があります。この道を進んでいくと国道388号の大河内越えの手前に到達するので、もしその4で触れた野地の大滝や酷道グランドクロス方面から上椎葉地区に抜けるのであれば、飯干峠越えのルートよりもこちらの方が近道になると思われます。
飯干峠を経由しない上椎葉⇔大河内間のルート
31-ここから先の道路環境は良くなります
付近は民家も多くなり、ようやく市街地が近づいてきた感があります。
32-上椎葉ダムを下から
先程の上椎葉ダムを下から眺めます。やっぱりデカイです。
上椎葉ダム~上椎葉市街地間の地図
ここから先は良好な道路環境をスイスイと進んで行きます。
33-上椎葉の市街地に到着(15:45)
西米良村で見て以来、約54kmぶりに信号機を見かけました。椎葉村の宿泊施設や食事処はこの信号を左に入ったエリアにあります。
ブログ主は本当はここで一服したかったのですが、日没までに阿蘇に到達する(国道265号を走り終える)必要があるため、今回は泣く泣くスルーして先へ進みます。(´・ω・`)
34-山と山の間に架かる橋を通ります
山肌には隣の山の影が映っており、日が傾いてきた感があります。
35-県道142号上椎葉湯前線との合流点
上椎葉⇔人吉・湯前方面間の通行は、国道265号(飯干峠)+国道388号(湯山峠)経由よりも、この県道142号経由の方が早くて近いようです。
36-中椎葉トンネル
全長878mのまだまだ新しさを感じるトンネルです。
37-国道327号との分岐点前標識
椎葉村と日向市とを結ぶ幹線道路である国道327号との分岐点が近づいてきました。
38-国道327号との分岐点 (15:53)
そして国道265号は信号の無いこの交差点を左に曲がり、国見峠を越えて五ヶ瀬町・阿蘇方面へ北上していきます。
~その6へ続く~
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