THE TEST DRIVE!! クルマ好きによる試乗記&動画 (旧クルマ本を斬る!)

車の試乗記&レポート、インプレ、動画、お薦めの本等。OCNブログサービス停止に伴い、こちらに引っ越しました!

メルセデスベンツAMG GTに試乗!(動画あり) 本気のAMGスポーツカーはワイルドだった!!

2017-01-31 19:56:21 | メルセデスベンツ

 メルセデス AMG GTに試乗しました!

今まではメルセデス・コネクションでもこの車だけは同乗試乗のみだったのですが、なんとハンドルを握ることができるようになったので早速試乗しました!

●居住性 ★★★★
2シーターなので居住空間はそれなりですが、乗り心地はなかなかいいですね。
しっかり路面を捉えながらも、嫌な振動を伝えてきません。ボディ剛性の高さやサスの煮詰め具合が伺えます。
アイドリング時から荒々しいエンジンのリズム音を車内にも伝えてきますが、それ以外の騒音等は抑えられてます。
内装の質感もいいですね。特にシフト周りのアルミの縁取りの質感はいいです。

●動力性能 ★★★★
すごいですこの車。
何がすごいって、パワー自体は500馬力未満なのでスーパーカーの中では驚くほどではないのですが、スリップ制御がかなりスポーティで、コンフォートモードでも路面が冷えていれば1速から盛大に空転します!!低速走行から踏み込んでも、驚くほどお尻を振って加速します!こんな大胆な車はTVRタスカン以来でしょうか。それを安全命のメルセデスが、よく世に出したものです。ドライバーの腕に任されるかんじは、スポーツカー好きには楽しいですね。一度グリップした後の安定性は高いですし、パワー感自体はCのAMGあたりと変わりません(と言っても街中では持て余すレベルですが)。

●ハンドリング ★★★★
まず乗り味自体が軽いですね!ドイツ車はシャシー勝ちというか、どっしりした乗り味がおおいのですが、この車はまるで英国車のように軽快です。こんなにロングノーズなのに、ノーズを振り回す感は一切なく、初期応答からスパッと反応します。FRなのにフロント側の方が軽いという重量配分は伊達ではないですね。

●総合評価 ★★★★★
いや、個人的には結構好きな1台です。ボディもエンジンもしっかりと基本は押さえながら、ドライバーに操作をある程度任せる姿勢は、スポーツカーとして非常にエキサイティングなセッティングです。今時めずらしいですね。心拍数の上がる車です。デザインもクラシカルで普遍的なかっこよさがありますし、ゴルフバッグが2つ入る実用性もあります。何よりこのスペックで1500万円はかなりバーゲンプライスです!メルセデス系のスポーツカーの頂上を狙う方、オススメです!

それでは、お台場でのイベントの時の動画をどうぞ!

 

名車アーカイブAMGのすべて―官能的なまでの走りの世界歴代AMGオールアルバム (モーターファン別冊 名車アーカイブ)
三栄書房
三栄書房
最新メルセデス・ベンツのすべて―AMG GTとAMG C63、2台の新着モデルを徹 (モーターファン別冊 ニューモデル速報/インポート 49)
三栄書房
三栄書房

ポルシェ カイエンターボ(958型)に試乗!(動画あり) 恐ろしい程の加速!

2017-01-27 19:57:24 | ポルシェ

ポルシェのSUVの最高峰、カイエンターボ(958)に試乗しました!

 

先代モデルはポルシェというよりスポーティーなSUVというかんじでしたが、現行モデルはどうでしょうか?早速試乗インプレです!

●居住性 ★★★★★
これは高級SUVとして素晴らしいできですね!
まず内装は先代より遥かに質感がアップしてます。ようやく値段に相応しいレベルになりましたね。
居住空間もなかなか広いですね、無駄に広すぎないのが好印象です。
そして特筆すべきが乗り心地です。スポーティーでしっかりした足回りながら、実にスムーズに路面の凹凸をいなしてくれます。これは高級車の乗り心地といっていいレベルです。

●動力性能 ★★★★★
アクセルを踏み込むと、まるで砲丸投げの鉄球のように豪快に加速します。
それはもう、恐ろしさを感じるレベルです。
ブレーキもしっかりしてるのですが、2tを超える物体の加速としては、これ以上はまったく不要でしょう。

●ハンドリング ★★★★
SUVとは思えない非常にキレのいいハンドリングですね!ただ、さすがにサイズのでかさは感じます。

●総合評価 ★★★★
先代よりもかなり上質感や緻密さがアップしています。これなら、ポルシェファミリーの1台と言っても問題ないでしょう。そして高級感とパワーはもう、これ以上はないというくらいです。オラオラ系を目指す方の頂点の1台と言えるでしょう。
では、動画をどうぞ!

 

1/24RCカー ポルシェ カイエン ターボ (Black)
童友社
童友社

あの空冷ポルシェ911ターボ(964)に試乗!(動画あり)空冷サウンドが気持ちいい!

2017-01-24 19:59:54 | ポルシェ

空冷ポルシェ911ターボ(964)に試乗しました!

964ターボと言えば湾岸ミッドナイトが有名ですが、この大きく張り出したリアフェンダーが特徴的で、今でも人気が高く時価1200万円とも!964は昔カレラ2を乗って以来なので、非常にたのしみでした。では、早速インプレです!

●居住性 ★★★
さすがポルシェ、スポーツカーとしては高い着座位置と一応4人分が確保されている空間のおかげで、街乗りも問題ありませんね。伝統の横並びメーターがやる気をそそります。
乗り心地はかなり固めですね。トーションバーは現代の基準から比較すれば、台車のようです(汗)。でもボディが強固なので、それなりに不快ではないのが不思議です。
何より空冷のサウンドがいいですね!低速からバサバサとリズミカルなサウンドを聞かせてくれるので、飛ばさなくてもたのしいです。

●動力性能 ★★★★
典型的なドッカンターボですが、排気量が3.3Lとそこそこあるので、低回転でも普通にスポーティに走れます。3500回転くらいからガツンとターボが効き始め、RRならではのトラクションで殴られたように加速します。トルクがある上、4WDではないので、今でも十分以上に楽しめるパワー感です。

●ハンドリング ★★★★
試乗車は車高が下げられ足回りが引き締められていたので、特にピッチング等の変なクセはなかったですね。コーナー入り口でブレーキを残して入ってあげると軽快にノーズはインをむきます。そしてクリップ少し手前からアクセルを踏み込むと、そのまま大地を踏みしめたまま一気に加速!このたのしみは911ならではですね!

●総合評価 ★★★★★
私が★をつけるまでもなく、世界中のエンスージアストが求めるたのしい1台です!現代の基準では快適性等、ドライバーに我慢を強いられますが、それを我慢してあまりある程の味の濃さと走りのたのしさがある1台です。最近の911がスタバのラテなら、この車は濃厚なエスプレッソといったかんじですね。
では、動画をどうぞ!

 

名車アーカイブ ポルシェ911のすべて―最新情報掲載!完全保存版オールアルバム (モーターファン別冊 名車アーカイブ)
三栄書房
三栄書房

 

 

 


フォーミュラーシルバーストーンにUKで試乗!(動画あり)フェラーリもアストンも相手にしない本物の速さ!

2017-01-20 22:00:00 | F1、レーシングカー

シルバーストーン訪問記その2.インターナショナルコースをフェラーリF430で楽しんだ後、フォーミュラーシルバーストーンという独自のレーシングカーも楽しんできました!

 

場所はインターナショナルコースの内側にあるストウサーキット。ミニコースながらルマンのマシンのテスト走行等もこなす立派なコースです。

マシンのパワー自体はたいしたことないのですが、作りがフォーミュラーカーなので運動性は期待できます。オーバーテークポイントが2か所に制限されていますが、10台以上で順位を競えるエキサイティングなレースが楽しめます。早速インプレです!

 

●居住性 ★

 レーシングマシンなのでドライバーの居住性は基本考えられてません:)

 もうとにかく狭いっ!!足はなんとかペダルを踏みかえるスペースがあるのですが、腕まわりは本当に狭く、シフトチェンジもきびしいです。

 視界は横と後ろはほぼ見えません。

 乗り心地は、コース自体がフラットなのでそれほど悪くありません。

 

●動力性能 ★★★

 出力特性自体はフラットで、それほどキレもパワーもありません。

シフトも4速で、コース上では上2速しか使いませんので、まあ実際の加速はそれなり。

ただ車重が軽いのと車高がめちゃめちゃ低いので、体感上はなかなかの加速感です。

 

●ハンドリング ★★★★★

 ここは市販車とは雲泥の差ですね。ほぼロールせず、市販車では考えられないスピードで曲がります。フェラーリだろうがポルシェだろうが相手じゃないですね。限界が高すぎてよく分かりません:) あと、電子デバイスは皆無なので、結構神経を使います(2回スピンすると退場なので)。

 

●総合評価 ★★★★

 もう少しエキサイティングはエンジンかと思ってましたが、そうでもなかったですね。

でもコーナーはめちゃくちゃ楽しいです。しかも、レース形式でバトルできるのがいいですね!

デザインもちゃんとウイングがついてるところがテンションが上がります。

 予約したときはそれほど期待してなかったのですが、やってみると非常にたのしいイベントでした。

 

フェラーリF430に試乗!(動画あり) モデナから458への進化の過程の分かる1台

2017-01-17 22:00:00 | フェラーリ

フェラーリF430に試乗しました!

 

場所はF1も開催されるイギリス シルバーストーンサーキット。フェラーリかアストンマーティンV8が選べるということでしたので、運転したことのないF430をチョイス。ちなみに当日の会場でもフェラーリが人気でした。では早速インプレです!

 

●居住性 ★★★★

 スーパーカーなので足回りは引き締められてはいますが、やはりイタリアンスポーツの足回りは快適ですね!けっしてガチガチではなりません。

 内装はこのモデルからF1のテイストが各所にちりばめられるようになりましたね、雰囲気があります。

 室内に入ってくるフェラーリサウンドは、車の外で聞くよりも抑えられてます。個人的にはマフラーは交換したいところですね。

 

●動力性能 ★★★★★

 500馬力前後のパワーはサーキットではちょうどいいですね。持て余す程ではなく、足りないとはかんじないレベルです。

NAなのでトルクはそこそこですが、回していくと実に気持ちのいいパワーの出方です。この気持ち良さはフェラーリならではですね!

 

●ハンドリング ★★★★

 このモデルから可変デフが装備されているので、多少オーバースピード気味でもタイヤを鳴らしながら予想以上に曲がっていってくれます。

458イタリア程の異次元感はないので、リアルに走っている感覚が残ってます。

 

●総合評価 ★★★★

 サーキットのような限界が試される場所では、ミッドシップの素性の良さがでますね!コーナリングが実に気持ちいいです。

パワー、コーナリングスピード共に、まさに360モデナと458イタリアの中間というかんじですね。個人的には、よりプリミティブな360の方が好みですが、より速さや安心感を求めるならF430はいいですね。

残念ながら車載カメラのデーターをスタッフがなくすというトラブルがあったため車載動画はありませんが、外から撮影したものなら残っています。

では、動画をどうぞ!

レ・グランディ・フェラーリ・コレクション全国版(8) 2017年 1/3 号 [雑誌]
デアゴスティーニ・ジャパン
デアゴスティーニ・ジャパン

ホンダ S660に試乗!(動画あり)エンジニアの意地を感じるハンドリング!

2017-01-13 19:58:10 | ホンダ

ホンダS660にようやく試乗しました!

ビート以来の軽ミッドシップスポーツとして車好きから熱い注目を浴びているS660。CVTモデルに試乗しましたので、早速インプレです。

●居住性 ★★★
居住空間自体は二人乗りとしては十分なスペースが確保されています。低い着座位置がその気にさせますね。ただ、収納スペースはまったくありません。
乗り心地はそこそこ固めですが、ガチガチというほどではなく、街乗りではあまり気になりません。
リアガラスを下げると、中々がんばったエンジン音とプシューという音が聞こえてきます。が、絶賛する程ではないですね。

●動力性能 ★★★
うーん。実用車としてはまあ及第点なのですが、ボディ剛性が高い上にハンドリングが安定志向なので、どうしてももっとパワーが欲しくなりますね。ビート程アンダーパワーではありませんが、カプチーノのようなパワー感はないですね。

●ハンドリング ★★★★
いやー、よく曲がりますねー。スパスパ軽快に曲がるというより、狙ったラインそのままにリニアにグイグイ曲がっていく感じです。カートみたいですね。

●総合評価 ★★★★
コーナリングマシンとして本当にようできてますね!ミッドシップらしい素材の良さを感じる曲がりっぷりです。軽自動車という限られた枠で、よくここまで個性を出せたものです。ただ、よくできているだけに、どうしてももう少しパワー感が欲しくなりますね。。結構パワーアップは難しいと聞きますので、そこが残念です。

では、動画をどうぞ!

 

HONDA S660のすべて (モーターファン別冊 ニューモデル速報 512弾)
三栄書房
三栄書房

トヨタ C-HRに試乗!(動画あり) 外観は素晴らしいのだが。。

2017-01-11 22:18:25 | トヨタ

トヨタのコンパクトSUV、C-HRに試乗しました!

 

試乗車はターボのGTです。プリウスから始まった新プラットフォームの第2弾ですね!プリウスは確実に前モデルより質感がアップしてましたが、この車はどうでしょうか?早速インプレです!

 

居住性 ★★★

 まず良い点としては、静粛性の高さが上げられます。インパネのデザインも中々先進的でいいですね。ボディもカッチリした感じはありますが、プリウス程の上質感はないです。乗り心地も良好。段差のショック等はまるめられてます。後部座席はちょっと狭い上に閉塞感がありますが、デザイン優先の車なので予想の範囲内といえます。

 

動力性能 ★★★

 トルクも充分にありますし、回せばそれなりに速いですね。ただ、このATはなんというか空転感が高く、レスポンスはイマイチ。典型的なCVTのフィーリングですね。エンジンの質感も燃費重視モデルのそれなのでザラザラしてます。

 

ハンドリング ★★★

 うーん。ここも売りの一つなはずなのですが、まあ軽快でロール少なめでコーナーを曲がってはいきますが、特に特筆するところはないですね。まあ、SUVっぽくないレベルではありますが、最近はどの車もレベルが上がっているので、特筆するほどではありません。

 

総合評価 ★★★

 期待が高すぎたのか、なんというか普通のコンパクトSUVでしたね。特に運転してたのしいかんじはなかったです。この後に試乗したBMWSUVとは比べものになりません。ただ、エクステリアだけはほんとうにすごいですね!この大胆な造形は一見の価値があります。では、動画をどうぞ!

 

ニューカー速報プラス 第42弾 TOYOTA C-HR (CARTOPMOOK)
交通タイムス社
交通タイムス社
ニューモデル速報 第545弾 トヨタC-HRのすべて (モーターファン別冊)
三栄書房
三栄書房

日産ノート e-powerに試乗!(動画あり)発明という程ではない電気自動車

2017-01-09 19:54:41 | 日産

 日産ノート e-powerに試乗しました!

新型ハイブリッドかと思いきや、常にモーターだけで走る電気自動車なのですね!そしてエンジンは発電のためだけに使うという役割。ただ、BMWとは異なり、プラグインはできません。なんとも面白い機構で登場したノート、早速試乗インプレです!

●居住性 ★★★
うーん、結論から言うと、普通のノートより少し静かかな?といったかんじです。
もちろんモーターのみの時はエンジン音がしないのでそこそこ静かなのですが、たまに思い出したかのようにエンジンが発電のを始めます。その場合、エンジン音とモーター出力は比例しないので、加減速してる時もエンジン音は一定、しかもそこそこの音がするのがなんとも違和感があります。また、ボディ自体の静音性もそれほどガッツリされている風でもないので、電気自動車から想像される静けさを期待すると裏切られるかもしれません。
乗り心地は普通のコンパクトカーです。バッテリー容量が小さいので、それほど重量が増えていません。その分加速は悪くないのですが、乗り心地の重厚感にも寄与しないという結果になりますね。

●動力性能 ★★★★
やはりモーターの加速は気持ちいいですね!低速から豊かなトルクを発生させ、スルスルと加速します。さらに走行モードをSにすると、回生ブレーキがかなり効くようになり、アクセル操作だけで加速から停止まで操れるようになります。これは慣れると楽ですね。

●ハンドリング ★★★
ここは普通のノートでした。取り回しはいいですね。

●総合評価 ★★★
なかなか評価が難しい車です。たしかに充電の心配がいらない電気自動車ではありますが、みなさんが電気自動車に期待するものって、ガソリン代がかからないことではないでしょうか:) 燃費はたしかに良いのですが、まあプリウス等に比べてずば抜けてよい訳ではなく、しかもエンジンがかかっちゃうのでずば抜けて静かなのですが訳でもありません。これがプラグインならまた大きく違ったでしょうが、まあそれほど大きくヒットする車でもないきがします。

では動画をどうぞ!

<iframe src="https://www.youtube.com/embed/DaZlphLo0PU" frameborder="0" width="560" height="315"></iframe>

ニューカー速報プラス第40弾 新型日産ノートe-POWER (CARTOPMOOK)
交通タイムス社
交通タイムス社
ニューモデル速報 第544弾 新型ノート e-POWERのすべて (モーターファン別冊)
三栄書房
三栄書房

ポルシェ911カレラ2 (996)に試乗! (動画あり) 911最安の200万円代でもボクスターとは違うテイスト

2017-01-06 21:49:26 | ポルシェ

ポルシェ911(996)カレラ2に試乗しました!

996は911の中でも最も手に届きやすいモデルですね。ATモデルなら200万円台で手に入ります。そんな996で長距離ドライブする機会がありましたので、インプレです!

●居住性 ★★★★

 いや、静かですね!空冷ポルシェはもちろん、997より静かな気がします。アクセルをべたぶみしない限りはいさましいサウンドは聞こえてきません。高速クルーズは実にかいてきですね!乗り心地も地面を水平飛行するような安心感と快適性です。ただ、刺激には欠けます。

 

●動力性能★★★★

 低速から高速域までリニアにトルクフルに吹け上がります。まあ、それなりに速いのですが、特筆するほどではないです。トラクションがよいので安定感が高いので体感上の加速が少ないのも要因の一つですね。

 

●ハンドリング★★★★

 さすがポルシェ、路面からのインフォメーションの豊富さ、入力に対するリニアな反応は随一ですね!強力なブレーキをいかしてつっこみ、いち早く加速体制にうつる様は911ならではのたのしさです。

 

●総合評価★★★★

200万円台でも、しっかりと911の味は堪能できました。しかも長距離ツアラーとしても優秀ですね。今回は濃霧や豪雨にみまわれたのですが、高い路面追従性とインフォメーションの豊かさで、なんの心配もなく走りきることができました。ただ、やはりマニュアルじゃないとスポーティな走りを楽しむには物足りないですね。911らしい切れ味がスポイルされているのが残念です。

では、動画をどうぞ!

 

名車アーカイブ ポルシェ911のすべて―最新情報掲載!完全保存版オールアルバム (モーターファン別冊 名車アーカイブ)
三栄書房
三栄書房

アストンマーチンDBSに試乗!(動画あり)ボンドカーもランボが相手ではさすがに。。

2017-01-03 22:00:00 | アストンマーティン

ランボルギーニ アヴェンタドールに続き、アストンマーティンDBSにも試乗しました! 

いや、実にカッコいいですね。典型的なロングノーズ・ショートデッキです。V12をフロントに積むこの車、果たして乗り味は?

早速インプレです。

 

●居住性 ★★★★

 堂々とした体躯ですが、居住空間は2人乗り。ですが二人で乗るには十分な広さです。

 インテリアは質感・デザイン共にいいですね。英国のスノビッシュなセンスを感じさせます。

 乗り心地は予想以上に荒々しいですね。DB9は快適でしたが、DBSはどちらかというとV8譲りの硬派なかんじです。

 

●動力性能 ★★★★

 排気量が大きいのでおつりがくるほどのパワーを有しているのですが、車重もそこそこあるので、超パワフルというかんじではないですね。

上品ではなく荒々しいフィーリングです。

 

●ハンドリング ★★★

 エンジンサイズや重量の割にはスポーティだと思うのですが、いかんせんミッドシップと比べてしまうと限界域では重さを感じます。

 

●総合評価 ★★★★

 なんというか、独自の世界観ですね。でかくて荒々しいクーペを、コンベンショナルなMTシフトで上品にかっこよく乗りこなすセンスが求められます。

まさに英国のジェントルマンの思想ですね。

個人的にはよりクイックでスポーティなV8か、四人乗りで快適なDB9の方が好みでした。

では、動画をどうぞ!

 

 

オクタン日本版特別編集 VANTAGE (BIGMANスペシャル)
世界文化社
世界文化社

 

 

 


試乗史上最強‼︎ ランボルギーニ アヴェンタドールに試乗!(動画あり)700馬力のスーパーカーは望外に運転しやすかった!

2017-01-01 22:00:00 | ランボルギーニ

新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。

では新年にふさわしい話題ということで、

ついにランボルギーニのフラッグシップ、アヴェンタドールに試乗しました!

ランボルギーニのトップモデルにして、量産スーパーカーの最上クラスであるアヴェンタドールにイギリスで試乗してきました!前回同様、6th Gear Experienceという試乗イベントで、今回はロンドン郊外です。

なんといっても700馬力ですからね❗️もはや想像もできませんが、早速インプレです!

●居住性 ★★★★
まあスーパーカーですから居住空間は広いとは言えませんが、2人で乗るには十分です。
乗り心地は結構いいですね!イタリアンスーパーカーは乗り心地が滑らかで気持ちいいです。内装のデザインはやや子供っぽいとも言えますが、いかにもすごい車に乗ってるぞというかんじです。ただ、質感自体は値段の割には高くないですね。
車内は外で聞いているよりも静かなので、もう少しサウンドを聴かせて欲しいところです。

●動力性能 ★★★★★
6Lを超える排気量なので、低速から十二分なトルクを発生させます。
そこからアクセルを踏み込むと、NAらしいドラマティックな盛り上がりで一気呵成に吹け上がります!ランボの12気筒は、気持ちいい粒状感を感じさせつつ、実にスムーズに吹け上がりますね!さすがに458より一回りトルクの太さを感じさせます。体感上はテスラの極低速から一気にトルクを出すモーターのほうが速さを感じますが、100kmを超えるあたりから無尽蔵にパワーがでる様は圧巻です!前を走るアウディR8をプッシュするくらい
余裕のパワーを感じます。

●ハンドリング ★★★★★
舌を巻くのはハンドリングですね。ランボ特有のキャビンフォワードの着座位置に加え、6L超えの大排気量エンジンを積んでいる訳ですから、かなり怖いハンドリング特性になりそうなのですが、4WDと電子制御のおかげで、ほとんど不安感を感じません。でもどっしり安定している訳ではなく、一回り小さく感じるくらい軽快かつリニアに回頭します。とにかく接地感が高く、ピッチングやスクワットを感じない上、コーナー中に不用意にアクセルを踏んでも電子制御がパワーを絞ってくれるので異変が起きないですね。

●総合評価 ★★★★★
いや、すごい車なんですけど、外観やスペックから想像されるよりは大人な車でしたね。
ものすごく獰猛で激しい車かと思っていたのですが、予想以上に静かで、曲がりやすく、快適でした。パワーも100kmくらいまでは458クラスと体感上大きな差はありません。ただ、それ以上となると格の違いを感じさせますので、そこに+1000万円以上だせるかどうかですね。先代のムルシエラゴの方がもっと猛々しいかんじでした。

では、動画をどうぞ!

 

熱狂のランボルギーニ BULLFIGHTING DVD BOOK (宝島社DVD BOOKシリーズ)
宝島社
宝島社