THE TEST DRIVE!! クルマ好きによる試乗記&動画 (旧クルマ本を斬る!)

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テスラ モデルYに試乗!(動画あり) 待望のEVのミドルクラスSUVは完成度が高い!

2022-09-09 17:00:00 | テスラ

テスラ モデルYに試乗しました!

モデル3に続く、ミドルサイズSUVです。テスラに試乗するのはモデルS以来ですが、最新のテスラはどう変わっているのでしょうか?今回試乗したのはパフォーマンスと言われるデュアルモーターモデルです。

 

●居住性★★★★

 まず居住空間は中々の広さですね!写真で見るより実物は結構大きいのですが、中もその分広め。他の車に比べてスイッチ等がミニマムなこともあり、すっきり広々です。特に天井全面をカバーするガラスルーフは圧巻ですね!今までで最も開放感があります。

 インパネの質感も上々です。特に15インチの巨大なモニターが目をひきます。

 乗り心地はEVにありがちな、ボディががっしり、サスはちょっと硬めという感じ。

 

●動力性能★★★★★

 このパフォーマンスモデルは462ps、639Nmという途方もないパワーを発生。しかおデュアルモーターの制御が巧みで、ほとんどピッチングを感じません。今回の街中試乗ではアクセルを床まで踏み込むことはできませんでしたが、踏み込んだ分だけ間髪入れずしっかりしたトルクが出てきます。レスポンスは、まさに右足と直結してるのではないかと思うほどリニア。回生ブレーキもきつめなので、わずかなアクセルオフ操作でも減速します。パワーが有り余ってるのは間違いありません。今まで試乗したEVの中でも、GQCやIペース、iX4並のトップクラスの動力性能ですね。

 

●ハンドリング★★★★

 こちらも街乗りレベルでは真価を測りかねますが、どんな状況でも4輪がビシッと大地を捉えている感覚。コーナーでもロールはほとんどなく、重心の低さを感じます。操舵に対する反応もリニアで手応えもしっかりしています。

 

●総合評価★★★★★

 なるほど、これは非常に完成度が高いですね!特に動力性能はアリアやソルテラよりも確実に上の余裕があります。かなり加速力はありますね。内装の質感はメルセデス、BMW、ジャガーほどではありませんが、従来の車とは価値観が違いますね、ミニマリストの良さがあります。エンジン始動にはスタートボタンすら必要ありませんし、ミラー調整すらタッチモニター操作。これは新しい乗車体験ですね。さすがテスラ、EV作りのノウハウの深さを感じる1台でした。

 では、動画をどうぞ!


テスラ モデルSに試乗!脅威の加速!(動画)

2013-12-13 22:00:00 | テスラ
ついに、噂の最強の電気自動車、テスラ モデルSに試乗してきました!!

航続距離は500kmとダントツ、居住空間は広く、
加速もスゴイという噂のEV。

今回は最上級モデルのパフォーマンスパッケージを運転しましたが、
その実力は…すごかったです。

Teslamodel_s

●居住性 ☆☆☆☆
 サイズが大きいだけあって、中はかなり広々してます。
遮音性も高く、しっとりした乗り味もあいまって、ジャガーXJを思わせる程。
巨大な液晶パネルも斬新です。
ちょっと後部座席の頭上高が低めなのが残念ですし、
欧州車の高級車には内装は負けるかもしれませんが、
全体的に高級車と言ってもいいデキです。

●動力性能 ☆☆☆☆☆
 かなり速いです。驚異的と言ってもいいです。
停止から一気にリニアに天井知らずに吹け上がります。
アクセルを踏んでて息が止まったのはランボルギーニ ムルシエラゴ以来です!
テスラ ロードスターの加速もすごかったのですが、あちらはスポーティなルックスですし、エリーゼっぽい見た目の割には重いな…という印象でしたが、
テスラ モデルSはでかいスポーティセダンなのに、スーパーカーのような加速をするところに想像とのギャップがあります。

●ハンドリング ☆☆☆☆
 ハンドリングも望外に良好です。
やはり低重心なところが効いてます。
入力、出力ともにリニアで、アメ車っぽさは感じさせません。

●総合評価 ☆☆☆☆☆
 いや、すごい車です。EVの星と言っていいと思います。
ジャガーのような快適性と、スーパーカーのような加速。
それがガソリン代ゼロ!航続距離も400kmオーバー!
これぞ未来の車だと思います。
残念ながらお値段も1千万円前後と高価ですが、すでに日本納車分は2015年だそうで、その人気もうなずけるところです。日本車もがんばって欲しいですね。。

では動画をどうぞ!(ピンぼけですいません)


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テスラ・ロードスターに試乗!!@コンクール・デレガンス2010(動画あり)

2010-08-27 22:00:00 | テスラ

コンクール・デレガンス2010。

2日目。

あまりにも素晴らしい試乗車ラインナップだった為、次の日も行ってしまいました。

お目当ては、電気スポーツカー、TESLA ROADSTAR!!

まさか、テスラに試乗できるとは。

ガヤルドよりも加速がいいという噂の真偽やいかに!?

P1070804

●居住性 ★★★

居住空間は、まんまエリーゼです。

つまり、スポーツカーとしてはタイトで心地いいが、

乗用車としては狭い。まぁオープンにすれば気になりませんが。

乗り心地は重量のせいか落ち着いたかんじ。安定してます。

ネックなのが、内装の質感。

アメリカンで、ちょっとプラスチッキー。

1000万円の車にしては、正直厳しい・・・と思いました。

●動力性能 ★★★★

さて、試乗のハイライトですね!

電気自動車の加速が良いのはアイミーブで体感済みですが、

果たしてスポーツカー基準としてはどうなのか?

ノーマルモードで運転する分には過不足なく、まぁスポーツカーといってもいい加速をします。

アクセルオフ時の回生ブレーキがきつめなので、慣れればあまりブレーキを踏まずに済みます。

では、パワーモードにするとどうなるか。

アクセルを踏み込むと・・・・

確かに速いっ!!!

サウンドが静かなので体感的にはガヤルドに劣りますが、

実測は間違いなくガヤルドより速いです。

噂は本当でした。

動画をどうぞ!

●ハンドリング★★★

一番、想像と乖離が大きかったのがハンドリングです。

エリーゼのボディ+カーボンパーツなので、さぞかしスポーティなんだろうと思っていたら、

そうでもない・・・

リアが重い!?

フィーリングとしては、スポーティなクーペといったかんじ。

車重が1200kg以上もあるんですね、納得です。

●総合評価 ★★★★

もしかしたら、内燃機関に終止符を打つ新世代スポーツカーかもしれない・・・

試乗前はそんなことまで想像していましたが、そこまでではありませんでした。

理由の1つは、エキサイティングさに欠けること。

アイミーブの時は、結構スポーティだな、と感じましたが、

いざスポーツカーとして登場すると、なんだか物足りない。

レシプロの爆音でなくてもいいけど、もっとジェット機みたいなサウンドとか、

加速のドラマ性とか、味付けが欲しいですね。

理由のもう1つは、やはり重いことです。

高級感の演出にはプラスになっても、スポーティさの演出にはマイナスですね、この重さは。

まぁ、EVスポーツカーというジャンルは、まだ生まれたばかりですから、今後の進化に期待したいですね!

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